行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

池の紅葉

2024-01-31 20:00:25 | 風景
11月29日の薬師池公園、
池のカエデ紅葉が進み、水に映えていました。


池の白い橋の手前、
松や樫など常緑の樹の中に
真っ赤なカエデ紅葉がとても目立っていました。


ズームアップ。
天気がよく、池の水も澄んでいて、
水鏡が紅葉をきれいに映しています。


カエデの樹が並んでいる池の縁、
昨年はここの紅葉にカワセミが連日来ていました。
その「モミカワ」を撮りにカメラマンがたくさん集まっていたことを思い出しました。
今年はカワセミの訪れが少ないようです。


池の縁に行き、傷みの少ない樹を選び、
カエデ紅葉と池への映り込みを。


樫の木の緑とカエデの紅葉を並べて写して見ました。
このカエデが最もきれいに紅色になっていました。


背景に紅葉を配して、
池の縁のジュウガツザクラを。


池から離れて山道に、
公園のシンボルである古民家と周辺の木々にレンズを向けました。
茅葺の古民家に紅葉の木々がよく似合います。


古民家の前庭。
大砲レンズを抱えたカメラマンの姿が見られます。
この庭に早くもルリビタキがときどき現れるようです。
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モミジバフウの紅葉と果実

2024-01-30 20:00:12 | 花,植物
街路並木のモミジバフウが深紅に紅葉し、
公園のモミジバフウには熟した果実がたくさん付いていました(11/28)。


竪谷戸橋は尾根幹線の上に架かる百村と向陽台を結ぶ歩道橋。
その竪谷戸橋から調布方面を眺めると、
街路樹のモミジバフウが真っ赤に紅葉し、落葉も始まっていました。


反対側は若葉台、多摩市方面になります。
尾根幹線は谷に通された計画道路、
最近になって、やっと車線拡大工事が始まったようです。


一つ上がクジラ橋、
中央公園の野球場と競技場や体育館を結び、
車が十分すれ違える広さと高さのある歩道橋です。
そのクジラ橋から調布方面を、都心が一望できます。
この辺りは尾根幹線の上下ともにモミジバフウ並木、
11月になると紅葉がきれいです。


公園のモミジハフウの大木、
紅葉の中に果実がたくさんぶら下がっていました。
モミジバフウはフウ科フウ属の北米原産の落葉高木、
アメリカフウとも呼ばれます。


果実は集合果で径3cmほど、
全体にトゲがあり、ぶら下がってつきます。
葉が散った後も枝に残り、クリスマスの飾りつけなどに使われます。


モミジバフウ(紅葉葉楓)、
名が示すようにのようにフウのなかまですが、
モミジのように葉は5裂から7裂し、紅葉します。


総称でプラタナス、
スズカケノキの木の実を写しました。
スズカケノキも高木に丸い実をぶら下がってつけます。
モミジハフウに似ていると感じていましたが、
こうして比較してみると、
似ているのはぶら下がってつくとこだけで実の様子はかなり違うようです。
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上弦の月と満月

2024-01-29 20:00:34 | 風景
2023年11月の上弦の月(半月)は20日で
満月は27日でした。


11月20日、
冬鳥でもと多摩川に行って見ましたが空振り、
晩秋の多摩川風景を写して帰ってきました。
「草紅葉と稲城大橋」


「荻の白穂と是政橋」
空気が澄んで、遠くの山並みがはっきりと見えます。


11月20日の19時半、
南西の空にきれいな半月が出ていました。
上弦の月です。
望遠ズームを持ち出し、庭に出て見ました。


ずいぶん日が短くなっと感ずる11月27日。
16時40分、急に暗くなった東の低空に赤色の満月が輝いていました。
11月の満月はビーバームーン、空が澄み、月がきれいに見えます。


低空の月を写しにクジラ橋まで来たので、
望遠ズームの150mmで、西の空、尾根幹線の夕焼け景色を一枚。


帰り道、城山公園のタワーが電飾され、
夕暮れの暗空に目立っていました(16時48分)。
このタワー、毎年12月近くになるとイルミネーションが入ります。
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鱗雲と紅葉

2024-01-28 20:00:09 | 風景
11月23日、
美しく雲が出ていたので見晴らしの良いクジラ橋へ。


標準ズームの広角端でクジラ橋と人を小さく、
空を大きく、雲を画面いっぱいに写して見ました。
洗濯板状の巻雲がきれいです。


レンズを少し右に振って見ると、
空には多くの雲、下側が灰色の中低層の雲も見られます。


レンズを上に向けて、空だけを。
洗濯板雲あるいは肋骨雲の名もある雲、
上層の雲である巻雲の変種雲とのことです。
迷信ですが、この雲が出ると地震が起こるとされ、地震雲とも呼ばれます。


メタセコイアの紅葉と空を。
ここには、鱗雲らしい雲が見られます。


紅葉を入れて、東方の空を。
はっきり鱗雲が見られます。
鰯雲とも呼ばれる巻積雲、上層の雲です。
天気が崩れる前兆ともされ、秋によく見られる雲です。
いずれにしてもこれだけ雲が多く出ているので、天気は下り坂と思われます。


クジラ橋を渡って公園道を歩くと、
カエデが紅葉し、センダンの実が黄色に熟していました。


水辺のカエデの一本がいい色に染まっていました。
紅葉前に枯れてしまった葉もありましたが、
残った葉はいい具合に色づいたようです。
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ウグイスにアカハラ

2024-01-27 20:00:00 | 
11月19、22日、
望遠ズームを抱えての散歩道、小鳥がターゲットです。


公園内の林縁道、
紅葉を背景に数羽のエナガが枝から枝へと飛び回っていました。
体重7g程度、体より長い尾を含めても全長14cmほどと日本最小クラスの鳥です。


仕草そして見た目も可愛らしく、
鳥撮り女子には特に人気のある野鳥の一つです。
長い尾を「ひしゃく」の柄にたとえて、柄長(エナガ)の名前が付けられたそうです。


林縁の藪の中から「チェツチェツチェツ」とウグイスの地鳴き、
どうせ隠れて見えないだろうと思いながらも近づいて見ました。
運よく、木漏れ日のスポットライトの中にウグイスが姿を現しました。


いそいでフォーカスそしてシャッターを。
警戒心の強いウグイスですが、2カット撮れました。
囀りも地鳴きも藪の中、なかなか姿を見せてくれないウグイスです。


鳥を探しながら、里の小川道を歩いていると、
遠くの水の中になにか動くものが目に入りました。
オレンジ色の腹部、ツグミ属アカハラのようです。
しかし、その後ウィキペディアなどで調べてみると、
アカハラには亜種アカハラと亜種オオアカハラがあり、
冬場に関東地方で見られるものの多くはオオアカハラであり、アカハラは少ない。
そして、オオアカハラは頭部がかなり濃色になるとのことです。
この個体、オオアカハラの可能性が強いようです。
オオアカハラは「夏季に千島列島で繁殖し、冬季になると日本へ南下し越冬」


小川にせり出した木の枝にジョウビタキのオスがいました。


川辺の岩の上をキセキレイが忙しく歩いていました。
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遊ぶシジュウカラ

2024-01-26 20:00:04 | 
親水公園の小川道、
シジュウカラ(四十雀)が遊んでいました。


川辺の遊歩道、
2、3羽のシジュウカラが地上に下りていました。
シジュウカラ科シジュウカラ属に分類され、
都市の公園などでもよく見られる小鳥です。


やがて、その1羽がコンクリートの壁穴に飛び移り、
興味深そうに中を覗いています。


好奇心旺盛な若者それともエサがあると思ったのか、
シジュウカラ、壁穴の中に入りました。


狭く暗い穴の中、
怖いのか、エサがないと判断したのか、
しばらくして、穴から顔を出しました
狭い穴で180度回転したようです。


もう一羽は近くの木の枝にとまりました。
見ると足元に小さな枯葉が見られます。


枯れ葉に虫でもついているのでしょうか、
その枯れ葉をくわえました。


そして枯れ葉を吐き捨てました。
その仕草から、なぜか「木枯し紋次郎」を思い出しました。
昭和40~50年代に大人気だった股旅物のテレビドラマ、
アウトサイダーの主人公が竹楊枝をくわえて登場する姿がかっこよく感じました。

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キチジョウソウの花と実

2024-01-25 20:00:36 | 花,植物
11月19日の丘陵の山道にて。


山の上り口にキチジョウソウ(吉祥草)が花を付けていました。
花の少ない11月、葉の間から10cmほどに花茎を伸ばし、
淡い紅色の花弁の小花を10輪ほど咲かせます。


キジカクシ科キチジョウソウ属の多年草、
湿気のある日陰地を好み、関東地方以西の低地や樹林内に見られます。
日本在来種ではなく、古い時代に中国から渡来したものといわれています。
吉祥草という名は、この花が咲くと良いこと(吉祥)が起きるという中国の言い伝えから。


キチジョウソウの紅紫色の果実も見つけました。
花の後に球形の果実ができますが、熟すのは翌年の秋、
したがってこの果実、昨年の花からのものです。


山道にヤブコウジが小さな赤い実を付けていました。
ヤブコウジ(藪柑子)はサクラソウ科ヤブコウジ属の常緑小低木、
林内に生育し、冬に赤い果実をつけます。
ヤマタチバナあるいは十両とも呼ばれます。


山の藪地に真っ赤な豆果を見つけました。
トキリマメ(吐切豆)です。
マメ科タンキリマメ属のつる性多年草、
同属のタンキリマメによく似ますが、葉や果実が少し大型のようで、
オオバタンキリマメ(大葉痰切豆)の名もあります。


日陰の藪地に再びトキリマメの果実を見つけました。
この果実、熟度が進んでいるのか
上のものに比べて、色濃く、濃紅色です。


赤色に熟した豆果実は莢(さや)の皮がだんだん乾いて薄くなり、
やがて開裂し、黒く光沢のある種子が2個現れます。
この種実、莢が完全に開裂したあとも莢の縁にぶら下がり残っています。
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紅葉と里神楽

2024-01-24 20:00:15 | 風景
11月18日の薬師池公園にて。
木々の紅葉がはじまり、里神楽の演技も行われていました。


この日もよい天気、
昼過ぎになって、薬師池公園に行って見ました。
一週前に比べて、紅葉がかなり色づきを見せています。


池縁のカエデがきれいに橙色に色づいていました。



松の雪吊りも終わり、
カエデも紅葉、すっかり晩秋の装いです。


青空を背景にカエデ以外の木々も色づきを見せていました。


公園の古民家の庭に古風な衣装に笛太鼓、
神龍會の幟を立てた集団がいました。
お神輿、里神楽など伝統芸能を愛する団体のようです。


やがて、古民家の中から白狐が現れて、舞いを見せてくれました。
古くから狐は神様のお使いとされているようです。


次に「おかめ」と「ひょっとこ」が踊りながら現れました。
そして軽妙の絡みの演技も見せてくれました。
おもしろく拝見しました。
おかめは「福を招く神様」、ひょっとこは「火を守る神様」
2人合わせて家庭円満の神様なのだそうです。


公園内の茶店前で、
獅子舞、小さな子供がびっくりした顔で見つめていました。
民族芸能や里神楽、忘れられつつある日本の文化です。
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青空とコウテイダリア

2024-01-23 20:00:06 | 花,植物
花の少ない11月中旬、
コウテイダリア、ツワブキなどキク科が花の主役です。


11月13日は秋晴れ。
散歩の街路にコウテイダリア(皇帝ダリア)が見事に花開いていました。
メキシコ、中米を原産とするキク科ダリア属の草本です。


別名、木立ちダリア(キダチダリア、コダチダリア)。
草本ですが、茎が木質化し、高さが2~6mほどになります。


秋の深い青空にコウテイダリアの花を配して見ました。


ツワブキの黄色の花も咲き出していました。
キク科ツワブキ属に属する常緑多年草、
花の少ない11~12月に咲く、ある意味貴重な植物です。


ツワブキ(石蕗・艶蕗)、
主に海岸沿いに多く自生し、岩の上や崖の上などに見られます。
花の少ない時期に咲き、また花が美しいので、
観賞用に庭園などにもよく植えられています。


道ばたにコンギク(紺菊)。
花が青紫色〜紅紫色と鮮やかなノコンギクです。
コンギクは自生のノコンギクのなかから色鮮やかなものが選択され、
古くから観賞用に栽培されているキク科シオン属の植物です。
この個体、自生のノコンギクの可能性もありますが、多分、栽培品の逸出です。


小川の岸辺にきれいに白い野菊が群生していました。
野菊は変異なども多く、見た目だけの判別が難しく、
自信がないのですが、花の付き方と地域からカントウヨメナとします。


公園の保護地にリュウノウギクの大株がたくさんの花を付けていました。
リュウノウギクは秋の終わりに花を付ける野菊の一つ、
キク科キク属の野菊です。
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ジョウビタキが遊んでくれました

2024-01-22 20:00:31 | 
11月12日の夕刻の親水公園、
ジョウビタキのオスが近くに現れ、
なにも撮れなくてがっかりしている筆者の相手をしてくれました。


もう帰ろうと望遠ズームを仕舞っていると、
どこからか飛び出して来て、
梅枝の天辺にジョウビタキのオスがとまりました。


望遠ズームを再び付け直して、近づいていました。
頭部がまだ黒っぽいので、若い個体と思われます。


頭部の白髪が特徴で印象的なジョウビタキ(尉鶲)のオス。
若い時は黒毛地の頭髪ですが、年齢を重ねると白髪に変わっていきます。
このことを人間に喩えて、
能などで老翁を意味する「尉」の字があてられているようです。


ときどき地面に下り、餌を探しては、
また、遊歩道の柵や杭の上にとまります。
警戒心はあまり強くないジョウビタキ、
さすがにあまり近づき過ぎると逃げられるのですが、
近くによれるので、冬の鳥撮りには嬉しい存在です。


なにかアクセントが欲しいと思っていたら、
子供が乗せた小石のある杭にとまってくれました。


夏、針葉樹の広がる寒冷地の森林地帯で繁殖し
日本では主に冬鳥として全国に渡来してきますが、
近年、国内でも繁殖が拡大しているとのことです。
韓国では留鳥のジョウビタキです。


翌日、ジョウビタキのメスを撮りました。
同種とは思えないほど、雌雄で毛色が大きく異なります。
翼は中ほどに見られる白く細長い斑は雌雄共通、
ヒタキ科の他の種との見分けのポイントです。
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