行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

エナガとメジロ

2014-12-31 20:00:24 | 
あと数時間で今年も終わり、
年の暮れらしい写真でもと思ったのですが・・・・・
最後も鳥、12月に撮った小さな愛らしい小鳥、
エナガとメジロです。


落葉前のカエデの木に数羽できたエナガ、
邪魔ものがないところにとまってくれました。


眼の前の低木に一瞬とまったエナガに
あわててレンズを向けてみました。
300mmでトリミングなしですがピントがもう一つです。


葉がすっかり落ちたイヌシデとエナガ、
葉のように見えるのは果苞と呼ばれるもの、
この中に種が隠されています。


わずかに紅葉の残されたイロハモミジの枝に
ぶら下がるようにして餌を探しているようです。
動きが早く小さいエナガ、ジャスピンはなかなか難しい。


失礼して後ろから、
尾の裏側にこんな模様があります。


メジロも小さくて動きまわりますが
一瞬じっとしていてくれる時があります。
柑橘の実を突こうかどうか思案しているように見えます。


こいつもなにか見つけたようです。
眼のまわりが白色なので目白(メジロ)です。
ちなみに東京の目白は鳥のメジロとは関係なく、
五色不動のひとつ、目白不動尊があったからだそうです。


この実を食べるのはシジュウカラだけと思っていましたが
メジロが体をよじり盛んに食べていました。
冬になると白い実をたくさんつけるナンキンハゼです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ダイサギとカワウ

2014-12-30 20:00:05 | 
真っ白なダイサギとまっ黒なカワウ
多摩川の淀みによく見る水鳥です。


ダイサギ、
いわゆる白鷺と呼ばれるものの中では一番大きく、
日本の鷺の仲間でもアオサギと並んで最大になります。
首と脚が長いのが特徴、
脚が長いので、ダイサギが立っていると
水浅がなさそうに見えますがけっこう深いのです。


そのダイサギの群れの中を
首だけを水面に出したカワウが泳いでいきます。


浅瀬に一羽離れてダイサギがいました。
長い首を伸ばして周囲の様子をうかがっています。


なにかを見つけたのでしょうか
長い首を推進力として水の中をすたすたとあるき出しました。


流れの中央にとまりました。
魚がくるのを待っているのでしょうか。


近くをカワウが泳いで通り過ぎました。
眼がエメラルドのような緑色、
首が婚姻色で白く発色しています。


岸に上がった2羽のカワウ、
仲よく会話をしているように見えます。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヒドリガモ、オカヨシガモ

2014-12-29 20:00:06 | 
多摩川に来ていたヒドリガモ、オカヨシガモ、、
今日も鴨が続きます。


ヒドリガモ(緋鳥鴨)、
マガモ、コガモなどとともによく見る鴨です。
雄の頭頂は黄白色で頭部は茶褐色、
胸部に緋色が見られます。
これが緋鳥の名の由来でしょうか。で体は灰色、尾羽は黒色


雌は褐色で羽にこげ茶色の模様、
腹部に緋色があるように見えます。
この鴨も雌雄で色が違い、雌は一見、
他の鴨との区別が難しく思えますが
嘴を見れば雌雄同じで、ヒドリガモとわかります。


休憩時間でしょうか、
雄が5羽、語りあったり、休んだり、
それぞれの時間を過ごしています。


雌1羽に雄が2羽、
テレビドラマならこれからなにかおきます。


2羽ともオカヨシガモ♂のようです。
巣を葦原や湿地草原の地上に作るので、
丘葦鴨(オカヨシガモ)の名があるようです。
他の鴨と違って雄も灰色が基調の比較的地味な色彩です。


オカヨシガモの雄1羽に雌2羽に
オオバンが1羽混じって泳いでいました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蓮池にマガモとカルガモ

2014-12-28 20:00:08 | 
12月中旬、多摩川に行ったついでに
府中郷土の森の蓮池、修景池を覗いて見ました。
定住のカルガモに加え、マガモが20羽ほど入り、
夏の蓮池が鴨池と化していました。


マガモはこの時期に
もうカップルが成立しているようで
何組かが2羽で仲良く泳いでいます。
大概は雄のあとに雌がいそいそとついていきます。


仲良く休憩するカップル、
雌が雄に甘え、雄がまんざらでもない表情、
そのように見えます。


こちらは婦唱夫随のカップルのようです。
水が日に美しく輝やいていました。


独身の雄がすぐ近くを泳いでいきました。


雌雄同じ地味な体色のカルガモ、
それでも翼鏡はきれいなブルーです。
一羽がそれを見せるかのように羽を広げました。


一羽は盛んに羽を揺らし、
水に模様をつくってくれていました。


この池の鴨たち、ときどき丘に上がり、
餌を探しに行きます。
先頭はマガモの雌、
それに従うようにカルガモたちが続きます。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コガモは小鴨

2014-12-27 20:00:02 | 
12月中旬、
もよりの多摩川に行って見ました。
例年に比べて数は少ないようですが
淀みにコガモがきていました。
コガモは子鴨ではなく小鴨、
日本の鴨の中では最も小型な種類になります。


一羽だけ陸に上がっていたコガモ♂です。
近づくと直ぐ水の中に逃げてしまいましたが
一枚だけ撮れました。
栗色の頭部に眼の周りの緑色の帯、
腹部上面の繊細な模様、翼鏡の緑色など美しい鴨です。


これも雄のコガモですが
光の具合でしょうか、成長途中なのでしょうか、
眼の周囲の帯と翼鏡が青緑色に映っています。


他の鴨と同じく、
雌は地味な茶色です。


この時期はまだカップルはできていないようで
雌雄が仲良く並ぶ姿はありません。
少し離れていますが雌雄のコガモです。


コガモ青年隊です。
なぜか雄だけで泳いでいました。


こちらは女子飛行隊、
写したこの部分たまたま雌だけでした。
翼鏡は雌雄同じ色のはずですが水色に写っています。
構造色で光によって色が変わって見えるようです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コゲラは小啄木鳥

2014-12-26 20:00:06 | 
キツツキの仲間であるコゲラ、
漢字で小啄木鳥、英語ではJapanese Pygmy Woodpecker、
日本にいる小さなキツツキという意味になります。


枯れかけた木には好物の虫が多くいるようで、
こんな木によく見るコゲラです。


最近は住宅地や公園などでもよく見るコゲラ、
葉をすっかり落とした街路樹のナンキンハゼにいました。


必死な形相で硬い木の幹を突いています。
コゲラによく見る表情です。


柿の古木、コゲラが突いたと思われる穴がたくさん見えます。
この木肌、いかにも虫がいそうです。


コゲラの写真は横からか
このように後ろからのどちらかになってしまいます。
正面からのものはなかなかありません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シジュウカラ(四十雀)

2014-12-25 20:00:06 | 
シジュウカラ、
里山はもちろん、
都会の公園などでもスズメ(雀)に次いで
よく見られる馴染みの野鳥ですが
よく見ると羽色、姿形はけっこう美しく思えます。


姿が多い、つまり繁殖力が高いのは
いろんなものを食物とし、
環境順応性に優れているからと思われます。
こんな曲芸まがいな姿勢で餌をゲットしたようです。


ナンキンハゼの実は好物のようで
シジュウカラがよくきます。


くわえているのは蛾のように思います。
動物性のものも当然食べます。


ヤマガラのように脚で木の実を押さえ、
嘴を汚しながら木の実を食べています。


真っ赤なカエデとシジュウカラ。


胸から下腹部までつながる黒い帯がシジュウカラの特徴、
その黒帯の下腹部の部分が細くなるのがメスです。


上と同じようなポースですが
こちらはオス、上と比べて黒帯が太いのがわかります。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬のキセキレイ、秋のキセキレイ

2014-12-24 20:00:22 | 

小さな流れの落葉だまり、
キセキレイが尻尾を上下に振り、
ちょこちょこと歩きまわっていました。


ハクセキレイと違い、
近づくとすぐチチッ、チチッと声をあげ、
逃げてしまいます。


主に水辺に棲息するセキレイ科の小鳥、
頭から肩、背にかけてが灰色、
腹部の黄色が印象的な小鳥です。


冬季には市街地の水辺にもやってきて
単独で行動するようです。
2,3羽でいることの多いハクセキレイとはここも違います。


水辺の草の下に隠れていた虫をくわえました。
食性は動物食、水辺を歩きながら昆虫や蜘蛛を探すようです。


10月、山の畑にいた秋のキセキレイ、
冬のものと違い腹部全面が黄色です。
まだ夏羽の状態と思われます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

多摩川にて、カイツブリとオオバン

2014-12-23 20:00:49 | 
12月初旬
鴨が来てるかなと思い多摩川に行って見ました。


例年鴨が集まる堰、
今年はまだなにもいません。
この日はいい天気でしたが
西の空には夏のような雲が湧くように出ていました。


対岸の府中側に行って見ると
全身灰黒色のオオバンが群れていました。


こちらの岸から川を望むとまともに逆光、
オオバンの黒い体が光って写りがもう一つです。
雑食で魚、昆虫なども食べますが、
水辺の水草などが主食物のようです。


オオバンはヤンバルクイナと同じクイナ科の鳥、
こうやって水から出ると体型は太めのヤンバルクイナです。
極めて大きな足と嘴から額の白色が特徴です。


そのオオバンから離れて
カイツブリが一羽だけ潜水を繰り返していました。


頬の紅色も消え、
すっかり冬羽、冬支度のカイツブリです。
水はじきのよい暖かそうな毛をまとっています。
こうして写真をあらためてみると、同じ水鳥ですが、
オオバンもカイツブリも鴨とは体型が違うのがよくわかります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雌雄のジョウビタキ

2014-12-22 20:00:28 | 
冬鳥の中では早く日本に渡ってくるジョウビタキ、
雌雄ともに縄張りをつくり単独で行動します。
あまり人を恐れないこともあり、
他のヒタキ類とは違い、
住宅地でも姿をよく見ることができる小鳥です。
散歩中に撮ったそんなジョウビタキの姿です。


ジョウビタキ♂1
鋭い棘のある木の枝にも棘を避けてうまくとまっています。


ジョウビタキ♂2
他の小鳥と違い、
隠れ場所のないところにでも堂々ととまってくれます。


ジョウビタキ♂3
こんな人工物にもよくとまるジョウビタキです。
逆光のなか黒い顔の中の黒い眼がしっかりと写りました。
こちらを見つめているようです。


ジョウビタキ♂4
まだ緑色の十分残る木の前にとまりました。
ジョウビタキのジョウは「尉」、
これは能楽などでは翁の意味、
雄の銀白色の頭を白髪に見立てたとのことです。


ジョウビタキ♀1
庭木に来たジョウビタキ、
間近で撮らせてくれました。


ジョウビタキ♀2
雄とは体色、姿もかなり異なるジョウビタキの雌です。
翼の白い斑紋が雌雄共通です。


ジョウビタキ♀3
正面を向き木の切株にちょこんととまっていました。
腹部のオレンジ色も雄に比べるとずいぶん淡い色です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする