行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

上谷戸のカワセミ

2022-02-28 20:00:00 | 
上谷戸の小さな流れにカワセミが戻ってきました。
3,4年前は訪れる度に出会ったように記憶していますが、
ここ2年ほどは姿を見ることが少なくなっていました。
しかし、この冬はよく出会えます。


上谷戸親水公園、水際の遊歩道を歩いていると、
美しい色の背部を見せて、カワセミがいました。
水に飛び込んで間もないと見え、
嘴の水滴が日に輝いていました。


しばらく眺めていると、
水に飛び込み小海老をくわえて戻ってきました。
眼を大きく開け、何気ない表情です。


小海老抵抗するのか、うまくくわえられないのか、
石の上にたたきつけ海老を弱らせて、くわえ直しているようです。


くわえ直して、再び同じような表情。
嘴の下部根元に少しオレンジ色が見られますが、オスです。
メスは下嘴のほぼ全面が赤くなります。


別の場所に移動して、再び小さな餌をくわえていました。
これも小海老に見えます。
ここには小魚もいます。
小海老や小魚、個々ではこんな小さな餌を1日に何匹も食べて生活しているようです。


さらに小さな海老を嘴の中で転がして飲み込みました。

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セツブンソウ

2022-02-27 20:00:32 | 花,植物
2月も末になってセツブンソウを撮りに行きました(2/25)。
本当は咲きたての2月初旬に行きたかったのですが、
オミクロン株の感染者がどこまで増えるのかという時期であり、
ワクチン3回目もまだだったので出かけるのを自重していました。


セツブンソウ(節分草)
キンポウゲ科セツブンソウ属の多年草、
花期は2-4月、
早春に可憐な花を咲かせるスプリング・エフェメラルと称されるものの一つです。


セツブンソウの名の由来は
早春に芽を出し節分の頃から花を咲かせるから。
しかし、山地の自生地では節分より遅く開花し、
ここ昭和記念公園では1月下旬から開花していたとのことです。


花は白色、径2~2.5cmほどで茎先に単生します。
花弁に見えるのは花弁状の萼片でふつうは5個あり、
広楕円形で長さは1-1.5cm、幅は1.5-0.8cmで先端が尖ります。


実際の花弁は5-10個あり、
先端が2裂し、黄色から橙黄色の蜜腺になります。
雄蕊は多数あり葯は淡紫色、雌蕊は数個見られます。


2月も下旬、開花から一月ほどが経過したようで
地面近くには、楕円形濃褐色、果実らしきものができていました。


日当たりに一列に並んだ花たち、
花は終わりに近づいているようで、日陰にあるものに比べて新鮮味に欠けて見えます。
花柄は茎葉から出て長さ0.5-1cmほど、
茎葉は深く羽状に切れ込みます。


一輪だけポツンと咲いた花にちょうどミツバチが吸蜜にきました。
この花はよく見ると花弁状の萼片が8枚ほどあるように見えます。
セツブンソウの萼片、普通は5枚ですが、枚数そして形にも変異が多いようです。

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春の水にダイサギ、オシドリ

2022-02-26 20:00:24 | 風景
寒い日が続いた今年の2月です。
それでも日は日ごとに長くなり、日射しも確実に長くなっています。


2月中旬の多摩川の水溜まりにタイサギが1羽、
のんびりと餌を探していました。
午後の日を受けた水の輝きは春が近いことを感じさせました。


やはり2月中旬、
小河川にダイサギの姿がありました。


日の高くなった午後の日射しに、
水が黄金色に煌き、ダイサギの白色がよく映えます。


薬師池のオシドリ♂、
けっきょく1羽だけで11月~2月末まで過ごしました。
日の当たる岸辺付近を離れずに、
たまに岸辺に上がって樫の木のドングリを食べているようです。


その樫の木下の水色も真冬の頃と違ってきました。
明るさを増しています。
オシドリも丸まらずゆったりとして見えます。


オシドリと樫の葉と金色に煌く春風のさざ波を。


すっかり人馴れしたオシドリ君、
すぐ近くによって撮れます。
400mmの望遠ズーム、トリミングなしでフレームいっぱいになりました。
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雨上がりの夕刻

2022-02-25 20:00:06 | 風景
2日間雨模様の続いた2月19日、20日、
20日の夕刻になり、雨が止み、西の空から急激に雨雲が切れてきました。


17時半雨戸を閉めようと外を見ると、
雨が止み、西の空に薄っすらと赤味が感じられます。
2日間外に出ていなかったこと、
ブログのネタもないのでカメラを持参、
1時間ほど運動を兼ねて散歩に出ることにしました。
17時45分、西方が見渡せるクジラ橋から西の空を。


公園に入り、南南西の空、
黒雲から光が見えてきました(17時54分)。


少しレンズを右に振って見ました。
西方から雲が切れ、明るくなっています(17時55分)。


しばらくすると空がうっすらと紅くなってきました(17時58分)。


公園の競技場の外周を速歩き、
一周してくると夕焼け空に青色が重なっていました(18時03分)


帰り道のクジラ橋(18時05分)。


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月は天空 日は西に

2022-02-24 20:00:16 | 風景
17時が過ぎてもまだ明るく、
日がずいぶん長くなってきました(2/14)。


帰り道をいそいでいると、
西の空、林の中にちょうど日が落ちるところでした。
2月14日、17時3分撮影。


木の間に沈む太陽。
2月14日、17時5分撮影。


日に眩んだ眼を覚ましたて、
空を見上げると、夕刻の空にきれいな白い月が出ていたので、
常緑の樫の木の横に月を配し、
ホワイトバランスを白色蛍光灯にして写して見ました(17時14分)。


今度はホワイトバランスを曇天にして(17時14分)。
空の色がかなり変わります。


次にホワイトバランスをオート(17時15分)。
曇天に近い空の色です。


最後にホワイトバランスを晴天にして(17時15分)。
これが一番自然に近い青色のようです。
日長の夕方、少し遊んで見ました。
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2月の花

2022-02-23 20:00:53 | 花,植物
2月14日、望遠ズームを持つて鳥撮り散歩に出かけましたが、
被写体になる鳥に出会うことなく、
2月中旬に咲いた早春の花にレンズを向けました。


公園の片隅に赤い花のマンサクが開き始めていました。
アカバナマンサクあるいはベニバナマンサクと呼ばれ、
マルバマンサクの品種の1つとされる園芸品種です。


マンサクと同じく、
紐状の花弁は4枚で萼片も4枚、
雄しべは4本、雌しべは1本あります。


マンサクの花も開き始めていました。
春まず咲くのでマンサクです。


シナマンサクとよく似ており、区別が難しいのですが、
マンサクはシナマンサクに比べ、開花が少し遅く、花弁の長さが少し短い。
花期に前年の葉が残るのもシナノマンサクに比べて少ないとのことです。
以上のことより、多分マンサクと判断しました。


野の紅梅、
枝が複雑に生えて、きれいに撮ることが難しいので、
幹から出ていた小枝の花を写しました。


やはり望遠レンズで幹から出ていた小枝の花を。
梅の花は蕊が見どころです。


最後に散歩道の道ばたに見つけた椿、
ピンク色の一重の花です。
今年は寒い日の続き、コロナ禍で難儀の2月ですが、徐々に花も咲き出しています。
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2022稲城クロス

2022-02-22 20:00:12 | 風景
2月12日の土曜日、
多摩川の河川敷で自転車のオフロードレース、
「稲城クロス」が行われていました。
1日に年齢などで分けられて、いくつものレースが行われるようです。


12時過ぎ、多摩川の土手を自転車で通ると、
河川敷の萱原の中を色とりどりの競技スーツを着けたたくさんの自転車が走っていました。
レースかと思ったら、走る人にゼッケンがついていなく、練習のようです。
聞いてみると次のレースは12時半スタート、
小鳥を撮りに来たのですが、少し待って、レース風景を写して見ることにしました。


スタート風景。
40才以上シニアクラス、よく見るとみんな熟年者です。
全国から愛好者が集まってきていて、
このレースだけでも50人ほどの参加者がいるようです。


場所は稲城大橋と是政橋の間の河川敷、
萱原に迷路のように造られた瘤や障害物のある悪路を走り順位を競います。


土手沿いの一番走りやすい直線道、
まだ2周目ですが差がかなりつき始めていました。


調べて見ると稲城クロスは正式にはシクロクロス競技。
障害物が設置されたオフロードの短いコースを、
決められた時間内に何周できるかを競う自転車障害物レースだそうです。


土手の上から見るとコース道は見えなく、
草原の中を走っているようです。
奥に多摩川の流れと是政橋が見えます。
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公園のジョウビタキは杭がお好き

2022-02-21 20:00:36 | 
ジョウビタキやルリビタキは警戒心が比較的弱い小鳥、
杭の上などにもとまり、全身を撮らせてくれます。


ジョウビタキ♂が白色の頭部、黒色の顔面、
そしてオレンジ色の腹部を見せて境界線の石杭の上に。
よく見ると、この個体ずいぶん短足です。


しばらくすると、普通の足の長さになっていました。
多分、寒さでお腹の中に脚を隠していたと思われます。
背景にはカワヅサクラ、今年は立春過ぎても寒いせいか、
まだ蕾の膨らみが小さい。


シャツターを切ると、
少し飛んで、近くの石杭にとまりました。
ジョウビタキの全ての毛色がわかる斜め後の角度から一枚。
背景もすっきり写りました。


横からも一枚。
この日は寒い日、「ふくらジョウビタキ」になっています。


ジョウビタキ♀も石杭にとまっていました。
雄と雌では体色がずいぶん異なるジョウビタキです。


ルリビタキ若♂も石杭に。
ジョウビタキもルリビタキも杭がお好きなようです。

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アジサイの冬芽とジョウビタキ♀

2022-02-20 20:00:19 | 
ジョウビタキ♀がアジサイの枝で
キッキッと高音で鳴き声をあげていました。


ジョウビタキの雌。
灌木の細枝でときどき鳴き声をあげていました。


鳴いているところ、
当然、嘴が開きますが、よく見ると喉が膨らみます。


アジサイの灌木の中で、
自慢のオレンジ色の尾羽を広げてくれました。


冬芽が膨らんだ小さなアジサイの枝に移動、
澄ました顔で枝を湾曲させることなくとまっていました。


斜め後ろから、
ジョウビタキ♀の一番きれいな角度です。


ジョウヒタキの雌、
腹部は雄が鮮やかなオレンジ色であるのに対して淡色、
オレンジ色というより薄茶色です。




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林間のシロハラ

2022-02-19 20:00:01 | 
公園の散歩道の林の中、
木の切株にシロハラがちょこんととまっていました。


間引き伐採され、明るくなった林の中、
その伐採の切株にシロハラがとまっていました。
逆光で緑の中に光玉がたくさん写りました。


少し近寄って鳥をしっかりと写して見ました。
シロハラはヒタキ科に分類され、ツグミの仲間です。
秋に北方の繁殖地から渡って来る冬鳥です。


レンズを向けていると、
「なに撮っているよ」にらむようにこちらを向きました。
だいたい鳥の顔は正面から写すと可愛くないのです。


シロハラは図鑑などでは一般に雌雄同色と記され、
個体差もあり、雌雄の区別には悩みます。


また、雄の方が頭部など全般的に色濃く、
雌は淡色で目の上に薄い眉斑が見られると記載されているものもあります。
この個体、頭部が青灰色で眉斑も見られません。
確信はありませんが、雄と想われます。


シロハラの食性は雑食、
ツグミと同様に地面に降りて昆虫やミミズなどの小動物を捕食します。
落葉の中でガサガサと音をたてて餌を探している姿がよく見られます。
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