行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

さくら、桜、桜色

2018-03-31 20:00:43 | 花,植物
今年は3月に桜(ソメイヨシノ)が一気に開きました。
3月27日には東京稲城、散歩道の桜もほぼ満開、
例年に増して鮮やかに咲きました。


多摩川右岸、32km付近の堤桜、
はるか向こうまで満開の桜が続きます。
ちょうど昼休み、たくさんの人が楽しんでいました。


反対方向は是政橋、
桜は橋まで続きます。


堤桜と是政橋、
美しい斜張橋、この塔はいつも被写体にしたくなります。


毎週テニスに来る大丸公園の桜もあっという間に満開、
3月とは思えない暖かい陽気に、
子供を連れたお母さんたちが花見を楽しんでいました。


上と同じ場面、
桜は少しピンクかかった方が見栄えするということで、
ホワイトバランスはオートで同じですが
マゼンダを2段階プラスにしています。
色合いが変わり、印象がずいぶん変わりました。
上の3枚、多摩川の桜も同じ条件で撮っています。


マゼンダ2段階プラスで、
同じ公園のソメイヨシノをアップに。


子供たちが卒業した小学校の正門前の桜。
開校から30年が経ち、見事な桜に成長していました。
マゼンダのプラスは1段階にして見ました。
このくらいが自然でよいかもしれません。

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アケビとミツバアケビ

2018-03-30 20:00:53 | 花と小鳥
今年は春の花がどれも早く、
アケビとミツバアケビの花を3月に見ました。


3月25日、静岡県菊川にて、
雑木に蔓を伸ばしてアケビが花を開き始めていました。
雌雄異花のアケビ、
雄花の方が少し早く咲くようで、雌花はまだほとんどが蕾です。


それでも開いている雌花を見つけました。
淡いピンク色の花弁状の3枚の萼片の中央に
円柱形の濃紫色の大きな雌しべが数個つきます。


雄花は雌花より小型ですがたくさん咲き、
黄白色の萼片におもしろい形の雄しべが6個つきます。


ミツバアケビ、
3月29日、東京稲城にて、
谷戸の散歩道に早くも咲いたミツバアケビがたくさん見つけました。
こちらも雌雄異花、
花序の先端に雄花、基部側に雌花がつきます。


雌花は花弁状の紅色の萼片に
円柱状の濃紫色の雌蕊が数本つきます。


雄花は花序の先端に10個ほど、
雌花の1/3ほどの大きさで雄蕊が6個ほどつきます。


葉はアケビ、ミツバアケビともに複葉、
アケビは小葉が5枚ですが、
ミツバアケビはその名のとおり、小葉が3枚です。


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シデコブシ

2018-03-29 20:00:30 | 花,植物
モクレン科シデコブシ。
日本固有の種であり、
自生ものは、東海3県、愛知、三重、岐阜の一部だけと貴重種になります。


静岡菊川の散歩道、
シデコブシが樹いっぱいに花をつけていました。
自生ではなく、当然植栽されたものです。


菊川は茶の産地、
背景に茶畑を入れてのシデコブシの花。


別名ヒメコブシ。
コブシが10mほどになるのに対し、
5m以下の小高木です。


コブシに比べると花びらが細長く、
枚数も12枚から18枚と多く、すぐに見分けがつきます。、
花色も白ではなく、ピンク色です。


こちらは東京で見つけたシデコブシ、
静岡のものと比べると、花びらの枚数が少なく、
色も淡色です。


幹に付いた花をマクロレンズで蕊を写して見ました。


最後に比較のためにコブシの花、
花びらは幅広く、6枚です。
蕊もシデコブシとは形が異なるようです。
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ショウジョウバカマなど

2018-03-28 20:00:30 | 花,植物
先週末から今週にかけて、
孫の顔を見に、静岡の菊川に行っていました。
時間をつくり、茶畑に囲まれた春の里山を散歩、
春の草花を探して見ました。


早くもマツバウンランの花が群生していました。
4~5月、芝地や荒れ地などに細茎を伸ばし、
先端付近に薄紫色の花をまばらに咲かせます。


シソ科カキドオシ。
4~5月に少し湿り気のある野原などに花をつけるシソ科の多年草、
野花ですがきれいな花です。


ゼンマイ
山菜として名のある多年生シダ植物です。
この個体はたくさんの胞子を抱えているので雄株、
男ゼンマイと呼ばれます。


ショウジョウバカマ(猩々袴)
山道に10株ほどが花をつけていました。


人里近くの田んぼの畦道から高山帯の高層湿原まで生える
垂直分布の広い多年草です。
常緑性で、年中葉が見られますがスプリング・エフェメラルの一つだそうです。
花色は生育場所によって、
淡紅色、紫色、白色と変化に富みます。
ここには淡い紅色とやや濃い紅色の花が見られました。


シロバナタンポポ。
西日本には普通に見られるです在来のタンポポ、
ここは本州の真ん中あたり、
普通の黄色のタンポポもたくさんありましたが
シロバナもたくさん生えていました。


ツクシとスギナとヒメオドリコソウ、
どこにでも見られる春の草花です。
ツクシとスギナの子、
ツクシ胞子茎でスギナは栄養茎、同じ植物です。

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アンズとサクラ

2018-03-25 20:00:24 | 花,植物
今年の春分の日は雪の寒い日となりました。
翌3月22日は、
午後から晴れ間がのぞき再び春の陽気に、
一週間ぶりにカメラを片手に散歩に出て見ました。


バラ科アンズ。
毎年、ソメイヨシノより少し早く開花します。


サクラに比べて花柄が短く、
紅色のガクが反り返ります。


ソメイヨシノ。
まだわずかですが、花開いていました。


民家の庭からはみ出て咲いた美しいピンク色の桜、
かなりの大木です。
ソメイヨシノより少し早く咲くというところから、
オオカンザクラ?
サクラは品種が多く、自信がありません。


前ボケにヒュウガミズキ。


彼岸なので、
ヒガンサクラ(エドヒガンあるいはコヒガン)?
これも自信ありません。
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冬眠から覚めたルリタテハ、ウラギンシジミ

2018-03-24 20:00:26 | 昆虫
急に春めいた3月中旬、
冬眠から目覚めたルリタテハ、ウラギンシジミが
春の日を楽しんでいました(3/14)。


石の上に翅を広げたルリタテハ。
翅表は濃褐色に濃い青色で淡い青色の帯があります。
日を浴びて青色が美しく輝いています。


成蝶で冬を越す蝶、
昨年の秋に生まれた個体が落ち葉の中などで冬を越し、
春、野に姿を現し、種をつなぎます。


翅裏は黒褐色で凹凸感があり、
樹皮に似せています。
翅の表裏にギャップを感じる蝶です。


上とは別の個体、
春の日を楽しむかのように飛び回っては
とまるを繰り返していました。


ウラギンシジミ♀。
この蝶も成蝶で冬を越します。
暖かさに目覚めたのか、ふわふわと飛んできて、
湿地の落ち葉に翅を休めました。


ウラギンの由来である翅裏の白さは
冬を越したせいか少し褪せて見えますが
翅には傷みがなく、きれいです。


早くもアゲハチョウの姿がありました。
こちらは冬眠からの目覚めではなく、蛹からの羽化、
3月中旬とはずいぶん早い羽化です。
大きさは夏のアゲハチョウに比べるとずいぶん小型でした。
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ドングリの発芽

2018-03-23 20:00:31 | 花,植物
山の散歩道、
地面のところどころに発根したドングリが紅くなり、
発芽を始めていました。
そして、キランソウの花、土筆も顔を出していました(3/15)。


まわりの枯れ落ち葉からするとクヌギでしょうか、
根を伸ばし、殻がとれたドングリが紅くなり、2つに割れています。
発芽の始まりです。


これもクヌギでしょうか、こちらは芽が見られます。
2つに割れた真っ赤な部分は養分が蓄えられた子葉、
発芽が進むと、緑色の双葉に変化します。


これはコナラでしょうか、
ドングリが3つ地に根を伸ばし、
それぞれ発芽に向かっています。


日当たりのよい地面には
早くもキランソウの紫色の花が顔を出していました。


草原にはたくさんの土筆が背を伸ばしていました。
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道端の小さな春の花

2018-03-22 20:00:21 | 花,植物
3月中旬の散歩道、
道脇に咲いた小さな花を撮って見ました。


キンポウゲ科ヒメリュウキンカ。
ヨーロッパ原産の園芸植物ですが
野生化もしていて野によく見られます。
細かく見ると種類も多くあるようです。


湿地に自生するリュウキンカに似ているので
ヒメリュウキンカ、
しかし、花はリュウキンカよりヒメの方が大きいようです。


アヤメ科クロッカス。
日本では園芸用の球根植物、
春早く、10cmの草丈に草丈の割に大きな花をつけます。
壁際に植えられた紫色の花、
暖かさに花が大きく開いていました。


白に藤色の絞りのクロッカス。
小さい花、横から撮るのがきついので、
真上から花の中を写しました。


ヒガンバナ科スノーフレーク。
3月中旬~4月、
スイセンのような葉に、
スズランのような小さな花を咲かせます。
別名スズランスイセン(鈴蘭水仙)。


ヒヤシンスとムスカリの青い花、
道端の小さな空き地に咲いた小さな春の花です。


アブラナ科ムラサキハナナ。
道端の草地、見る間に草丈が伸び花がたくさんつきました。
紫と緑の取り合わせがきれいです。
ショカツサイ、ハナダイコン、オオアラセイトウなど
いろいろな名で呼ばれます。
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コブシとモクレン

2018-03-21 20:00:32 | 花,植物
今年の3月15日、
ゴールデンウイークの頃を思わせるとても暖かい日、
多摩丘陵の散歩道では、コブシそしてモクレンがあちらこちらで花開いていました。


モクレン科モクレン属コブシ。
コブシ咲くあの丘---北国の春。
この花が咲くと春です。


秋から冬、じっくりと蕾を育て、
葉芽が芽生える前に、
桜より少し早く蕾が開きます。


公園のコブシ、もうほぼ満開の様子です。


里山の谷のコブシ、
こちらは咲き始め。


コブシの花、
花びらは6枚、ガクは3枚、
白花の下部は淡いピンク色、
付け根には小さな葉が1枚付いています。


モクレン科ハクモクレン。
コブシより花が少し早いようで、満開です。
コブシによく似ますが、
ハクモクレンは花が上向きに咲き、完全には開きません。


紫色の花、モクレンも咲きだしていました。
花びらの表側が白色なので、
正確にはモクレンとハクモクレンとの雑種、
ニシキモクレンと呼ばれるもののようです。



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トサミズキ、ヒュウガミズキ

2018-03-20 20:00:32 | 花,植物
3月中旬、
時をほぼ同じくして、
同じような形、花色、
トサミズキとヒュウガミズキが枝いっぱいに淡い黄色の花をつけていました。


マンサク科トサミズキ。
トサミズキにしては大きな4mほどの木、
枝いっぱいの淡黄色の花、見事な春です。


葉の展開に先立ち、
穂状花序に7~8個の小花が垂れ下がるように咲きます。


5弁の花は開ききらず、
花弁と同じくらいの長さの雄蕊がのぞきます。
雌しべは2本で花弁より長く伸びます。


マンサク科ヒュウガミズキ。
花序に付く花数が2,3個とトサミズキに比べて少ない。
しかし、トサミズキとよく似た姿、花色です。


ヒュウガミズキは樹高1.2~2mの低木、
トサミズキと同じように、葉が出るよりも早く、花が付きます。
刈り込みができるので公園の道横の低木などにもよく使われています。


ヒュウガミズキ、トサミズキともに
葉がミズキに似るのでミズキの名がついていますが
マンサク科の樹木です。
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