行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

春のモズ

2024-05-05 20:00:20 | 鳥と植物
ちょうど春のお彼岸、
春の優しい日射しを浴びて、
モズのオスがまったりと過ごしていました。


谷戸の斜面に造られた石段にモズの姿を見つけました。
嘴から後頭部に向けての過眼帯が黒色、オスの個体です。


ときどき枯れ草に餌を探しながら、
コンクリートの石段を左右に移動します。


明るい日射し、
そして、背景と被写体に距離があるので、AFも迷いません。
多少動いている被写体でも、しっかりピントが合わせてくれます。


背景の草地、まだほとんどが茅の枯れ色ですが、
ところどころに緑も見えはじめています。
春です。


お腹も膨れたのでしょうか、
石段から飛び立ち、
間もなく芽吹きはじめそうなクヌギの枝先にとまりました。


次に、蕾が大きく膨らんだ枝垂桜に移動してくれました。
リラックスして、体を伸ばします。


モズ君、
暖かくなり、餌も十分に捕れるようになり、
表情にも余裕が感じられます。、
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雌雄シジュウカラとフクジュソウ

2024-03-18 20:00:03 | 鳥と植物
1月29日の公園の梅林にて。


落ち葉の下、土の中からフクジュソウ(福寿草)が頭を持ち上げ、
黄色の花びらを開いていました。
咲き出しのフクジュソウです。
キンポウゲ科の多年草、
旧暦の正月ごろに花が咲くので、ガンジツソウ(元日草)の別名があります。


春早く、土の中から短く茎を出し、
茎や葉が伸びる前に、3~4cmの黄色い花を咲かせます。
その後、茎や葉が次第に伸び、草らしき姿に形を整えます。
昆虫が活動する晴天日にだけ花開くフクジュソウです。


梅園の片隅、
青々とした葉にシジュウカラが下りてきました。
日射しも強く、春が間近いことを感じます。


蕾が色づき出した梅の木にも
シジュウカラが数羽で飛び交っていました。
恋の季節も近いようです。


雌雄で同じ体色のシジュウカラですが、
特徴である胸から腹部にかけての黒い縦帯の太さで、雌雄が判別できます。
この個体は黒帯が太くて立派、雄です。


警戒心が比較的強く、いつもは近寄るとすぐに逃げるシジュウカラですが、
この日は雌雄ともにすぐ近くにとまってくれました。
こちらは胸から腹部にかけての黒帯が細く、そして曲がっています。
雌の個体です。
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薬師池公園にて初撮り

2024-02-24 20:00:46 | 鳥と植物
2024年の初撮りは1月3日、薬師池公園でした。


蓮池の熱海桜の枝にモズがとまっていました。
過眼帯が黒色で長くてが太く、オスです。


上嘴が猛禽類のように曲がり、精悍な顔立ち、
姿形もよく整った個体です。


角度を変えて見返りモズ。
鉤状に曲がった嘴、黒く太い過眼帯がしっかり写りました。


蓮池道で、ハンノキ(榛の木)が昨年の果実が残る中、雄花をつけていました。
カバノキ科ハンノキ属、低地の湿地などに見られる落葉高木です。
花期は冬の11~4月頃、葉に先だって花をつけます。
雌雄同株、雄花穂は枝先に1~5個が尾状に垂れ下がり、
雌花穂は楕円形で雄花穂の下部の葉腋に1~5個つきます。


ロウバイ(蝋梅)が花開いていました。
ロウバイ科ロウバイ属の中国原産の落葉樹です。


花期は1 ~2月、早生種では12月からとありますので、
暖冬の今年ですが、特に早い開花ということではないようです。
花色は外側が淡黄色で内側が暗紫色をしています。


道の斜面にまだ真っ赤なオオモミジと
新鮮な緑色のフユヅタの葉が並んでいました。
鮮やかな対比です。
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年の暮れに柿メジロ

2024-02-16 20:00:19 | 鳥と植物
今年は秋から冬にかけて気温が高かったせいでしょうか、
近所の柿の木、12月末になっても実がたくさん残っていました。


12月20日の散歩道、
その柿の実をメジロが複数で啄んでいました。


我が家にも柿の木があり、
今年も甘い実がたくさんつきました。
熟れすぎる前に、まだ葉が残っている時期に実を獲ったので、
柿メジロ、今年は撮らず仕舞いでした。


2羽がそろって実を啄みにやってきました。
ともにいい表情、いいポーズです。


2羽が並んで実を啄みます。
メジロに動きもあり、フォトジェニックです。


この時期になると、
葉がほとんど落ち、
葉被りないので、メジロのほぼ全身が撮れます。


拡大して見るとメジロの舌が写っていました。
鳥にもちゃんと舌があり、
主に餌を上手く飲み込むために機能するようです。
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紅葉の中で

2024-02-06 20:00:15 | 鳥と植物
カエデ紅葉の中の小鳥をねらって見ました(12/9)。


カエデ落葉の中でシジュウカラが餌を探していました。


そして、飛びあがり、紅葉の中に埋もれました。


出来たら青色のルリビタキと思って来ましたが、
そうは問屋が卸してくれません。
でも紅葉と小鳥の絵、シジユウカラでも十分きれいです。


種実をくわえてヤマガラが紅葉の中に。
しかし、逆光、色がきれいに出ませんでした。


順光の紅葉の中にヤマガラが一瞬来てくれました。
しかし、ピントが手前のモミジにきてしまいました。
AFの鳥写真でありありです。


最後に逆光の紅葉ヒヨドリ。
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カルガモとヒマワリ

2023-11-04 20:00:03 | 鳥と植物
8月24日の上谷戸親水公園の散歩道にて。


木陰のある小さな人工池に
数匹のカルガモがくつろいでいました。
この日は180mmのマクロレンズで昆虫ねらいでしたが、
なにも撮れていないので、池のカルガモにレンズを向けて見ました。


どの個体も普段はあまり見せない翼鏡と呼ばれる青色の羽を見せています。
カルガモでは唯一の色彩がある部分です。
この青色は構造色、光の当たり方で微妙に色が変化します。


人馴れしているようで、
近づいても平然として逃げる様子がありません。


餌付けでもされているのか、
中にはすぐ近くまで近づいて来る個体もいました。
180mm望遠マクロでもほぼ画面いっぱいに写ります。
単焦点レンズ、やはりきれいに撮れます。


そのマクロレンズで
池近くに咲いていたピンク色のサルスベリの花をアップに。
花弁は普通6枚、しわしわで変わった形の花弁です。
サルスベリ(百日紅)、夏の間、咲き続けるので百日紅の漢字名があります。
しかし、同じ花が100日間も咲き続けのではなく、
1度花が咲き終わった枝先に新たな花が咲き、それが続くのだそうです。


やはり池の近くにヒマワリの花、
花びらを逆光に透かして遊んで見ました。


ヒマワリは漢字で書くと向日葵。
名前のように太陽に花を向けていたので、
ヒマワリの花と太陽そして雲をファィンダーに入れて一枚追加。
レンズを標準ズームに換え、絞りを大きく絞りました。
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サギゴケ、ムラサキサキゴケ、トキワハゼ

2023-05-01 20:00:11 | 鳥と植物
3月29日の谷戸の田んぼ道、
サギゴケ、ムラサキサキゴケそしてトキハハゼ、
よく似た3種が花をつけていました。


3月29日、水田横の草むらに
スギナの中にムラサキサギゴケが咲き始めていました。


水田の畦道にもムラサキサキゴケ、こちらは群落をつくっていました。
ハエドクソウ科の多年草、
別名サギゴケとも呼ばれますが、
本種の白花に限ってサギゴケと呼ぶのが正しいようです。


ムラサキサキゴケとサギゴケが隣接して群生していました。
その境界辺り、両方を入れて写していました。


サギゴケ。
白い花を鷺が飛ぶ姿に見立て、苔のように地を這うので、
サギゴケ(鷺苔)の名が付けられたようです。


4月11日のムラサキサギゴケ、
花数が増え、群落が大きくなっていました。


3月29日、谷戸道にトキワハゼ(常磐爆)の花も見つけました。
ムラサキサギハゼによく似た花です。
ハエドクソウ科の一年草、
名は葉が常にほぼ一年中あって、さらに果実がはぜる様子に由来するとのことです。


トキワハゼ、
ムラサキサキゴケに比べて花が少し小型で薄色、
花弁に丸みがあるように思います。
またムラサキサギゴケは匍匐枝を伸ばして広がりますが、
こちらは匍匐枝を出しません。




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カワヅサクラとメジロ

2023-03-11 20:00:31 | 鳥と植物
公園のカワヅサクラが一分咲き、
そこに早くもメジロがやって来てました(2/16)。


咲きはじめのカワヅサクラに
さっそくメジロが花蜜を求めてやってきていました。


春の訪れ、
待望の花メジロです。


この日は天気がよく、暖かい日、
5本ほどのカワヅサクラに
今年は少ないと思っていたメジロが10羽ほど集まっていました。


青空です。
曇り空と違って、
背景に空が入っても安心してシャッターが切れます。


まだ蕾が多い状態、
鳥の体が花に隠れてしまうことが少ないのも、
シャッターが切りやすく、メジロのほぼ全身が写りました。


動きがあるメジロにフォーカス。
桜の花もしっかり写りました。


メジロの食性は雑食とのことですが、
特に、花蜜や果汁は大好物です。
難しい体勢からも花の中に嘴を入れて、花蜜を吸います。
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立春のカワセミ、ジョウビタキ

2023-02-27 20:00:46 | 鳥と植物
2月4日、
枝垂れ桜の花芽の中にカワセミ、
梅の蕾の中にジョウビタキを写しました。


立春の日。
池縁の木にカワセミがとまりました。
脚部が枝被りしていますが、ピントが合う限界、極近で撮れました。


少し離れてもう一枚、
枝や花芽から桜の樹です。


そして、絡まるように曲がりくねったこの枝、
シダレザクラと思われます。


オートフォーカスでの撮影、
気を付けていないと手前の枝にフォーカスしてしまいました。


池から離れたカエデの樹にとまった逆光下のカワセミ嬢。


午後遅く、
ジョウビタキのオスが梅の樹にしばらくとまっていました。
刈り込まれた梅の樹には淡いピンク色の蕾が見られます。


曇り空だったので、
背景に竹林を選んでジョウビタキのオスを正面から。
うまい具合に光が入りました。

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モズ♀とスギの花

2023-01-30 20:00:16 | 鳥と植物
年末の散歩道、
栗の木にとまったモズがいろいろポーズをつくってくれました。


望遠ズームを抱えての散歩道、
モズが地面から飛び上がり、栗の木の枝にとまりました。


過眼帯が短く、黒ではなく褐色、
雌モズです。
肉食のモズ、小鳥ですが、嘴が猛禽類のように鉤状です。


前を向いた顔はどこかフクロウのように見えます。
腹部にははっきりした鱗模様、
モズ雌の特徴です。


しばらく栗の木の枝にとまり、
キョロキョロ、いろいろな角度から撮れました。


モズを写して少し歩くと、
スギの木に黄色の花がついていました(12/21)。
まだ花粉は出していないようですが、
2月中旬頃から大量に花粉を出します。


雌雄同株のスギの花、
枝先につくという雌花を探して見ましたが
まだ咲いていないのか、よくわかりません。


大麦、小麦どちらでしょうか、
公園の畑にムギの芽がきれいに並んで出ていました。
「麦踏み」、最近はあまり行わないとのことですが
霜柱から守り、芽を強くするため行う冬の農作業、懐かしい響きです。

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