行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

秋のナツアカネとアキアカネ

2018-10-18 20:00:44 | 昆虫
10月、谷戸の林縁に
成熟したナツアカネそしてアキアカネの姿、
たくさん写した中からそれぞれの雌雄をピックアップしました。


ナツアカネの雄。
成熟すると全身が真っ赤、
これぞアカトンボと言えるのがナツアカネの雄、
背景が緑色になる場所を選んでシャッターをきりました。


ナツアカネの雄2。
柿の木の低枝にとまったところを至近距離から、
胸や脚の毛までしっかり写りました。


ナツアカネの雄3。
トンボがよく見せる逆立ちのポーズ。
胸横の3本の黒条、雄の特徴である副性器の突起もしっかりと写っています。


ナツアカネの雌1。
アキアカネ雌との区別が難しいのですが
胸の黒条、3本ある中央の黒条が途中で平に切れているのでナツアカネです。
また、腹部の黒斑がアキアカネより大きく、点状に入ります。


ナツアカネ雌2.
望遠マクロで至近距離から胸の黒条をアップに写しました。
3本ある黒条の真ん中、途中で平に切れているのが分かります。


アキアカネの雄。
腹部は紅くなりますが、
ナツアカネと違って頭部は紅くなりません。
胸の黒条からアキアカネ、腹部上部に副性器の突起があるので雄です。


アキアカネの雌1。
胸横の3本ある黒条の真ん中、尖って切れているのがアキアカネの特徴、
腹部の黒斑が線状、ここもナツアカネ雌との区別のポイントになります。


アキアカネの雌2。
今年の10月は晴れた日がほとんどありませんが、
この日は珍しく青空、
翅の網目模様がきれいに写りました。
コメント
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