行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

多摩川の起点を歩く

2016-01-31 20:00:06 | 風景
ブログ主の住む東京稲城市は
多摩川のほぼ30km辺り、右岸に位置します。
その稲城に住む者として、
多摩川の起点を知らぬわけにはいかないということで、
何人かのフォト仲間で多摩川河口に出かけました(1/28)。


南武線で川崎まで行き、
京急大師線に乗り換えて終点の小島新田へ、
そこから多摩川の土手沿いを2km弱歩くと
ありました水準拠標の丸い金属板が、
ここが多摩川の起点です。


対岸は羽田空港、
いろいろな飛行機が次々と降下してきます。
しばらく見ていても飽きません。
尾翼に赤い鶴丸、JAL機にこのロゴマークが戻ってきました。


ANAの787機がANAの機体庫の前で
まさに着陸寸前です。
写真の中に4機の飛行機、
全部青いANAのコゴです。


対岸の羽田空港の建物とモノレール。
ビルの奥に丸い塔が2つ、右に見える高い方が新管制塔、
115mの高さ、管制塔としては世界3位になるそうです。
左のビルの上に古い管制塔が少し顔を覗かせています。


河口の干潟、
太平洋の波がここまで打ち寄せます。


起点から少し上って、
多摩川最下流の橋、大師橋。
その下にはたくさんの水鳥がいて、
河原の葦原にはセッカ、オオジュリンなどの小鳥も来ているようで、
大砲レンズをかまえた鳥撮りの人たちが何人もいました。


対岸には漁船(釣り船)が何艘も見られます。
しかし、その奥にビルが立ち並び、
ここが東京ということを感じさせます。
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冬の多摩川で鳥見

2016-01-30 20:00:11 | 
1月26日、
多摩川の是政橋付近を覗いて見ました。


堰の上にダイサギ3羽、
2羽が嘴を交わして仲良く、
もう1羽は見ていられないとばかりにそっぽを向いています。


黒い体色のカワウ、
3羽が水辺に休んでいます。
こちらも同じようなシチレーションに見えます。
2羽が見つめ合い、
1羽は勝手にしろとばかりにその場を離れていきました。


1羽のコガモ雄が盛んに自分をアピールするかのように
羽ばたき、水しぶきをあげています。


しかし、雌たちは知らん顔、
お昼寝の時間のようです。


浅瀬で休むコガモの群れ、
栗色の頭に目の周りから後頸にかけて
きれいな緑色の帯があるのが雄です。


泳いでいるものもいました。
3羽のが雌が雄3羽を従えているようです。


コガモの飛翔、
休んでいる群れに近づくと一斉に飛びたちました。
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シジュウカラとヤマガラ

2016-01-29 20:00:28 | 
平地の林縁や公園などにも一年中見られる
シジュウカラ科のシジュウカラとヤマガラ、
広葉樹の葉が落ちる今頃になると
さらによく眼にできるようになります。


コブシの樹にとまるシジュウカラ、
数が多いのであまり尊重されませんが
美しい体色をしています。


イヌシデの冬芽を食べるシジュウカラ、
ときどきアクロバットな動きを見せてくれます。


種の数が多いのは
いろんな場所でいろいろなものを
食べることができる能力があるから。
地上でも枯葉の下などに餌を探します。


ヤマガラ、
エゴの実が好物の一つ、
すっかり実がなくなったエゴの木に
困り顔をしているようです。


この強靭な脚で木の実をしっかりと押さえ、
この尖った嘴でコツコツと音をたてて、
突きながら割ります。


シジュウカラの仲間としては文字通り異色、
腹部は赤味のある褐色です。


チィーチィーチィーと
よく響く鳴き声をたてながら、
木から木飛びまわり、
そして地上に下りて木の実を探します。
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コクサギと知りました

2016-01-28 20:00:53 | 花,植物
互生ではあるが変則的、
葉を枝の左右へ交互に2枚ずつ付けるコクサギ型葉序、
そのことで名だけは知っていたコクサギでしたが。


24日の野草散策会でこれがコクサギ、
コクサギの果実と教わりました。
はて、どこかで見たような果実、実のつき方です。


さかのぼって写真を探してみると
ありました、9月中旬にこんな写真を撮っていました。
そのときは、おもしろい形をした果実と思い写しましたが、
名がわからずにいました。


コクサギはミカン科コクサギ属の落葉低木、
コクサギは小臭木、木全体に臭いがあり、
クサギ(臭木)より小形であるところから。

葉を枝の左右へ交互に2枚ずつ付ける変則的互生、
この葉のつき方をコクサギ型葉序といい、
写真上でも、葉が2枚連続して枝の同じ側に付いているのが確認できます。
身近なところではサルスベリにもこの葉序が見られます。


その9月に写したコクサギを確認してきました(1/26)。
24日にコクサギと教わったものと間違いなく同じです。
果実は裂けもう種子が落ちているようです。


コクサギ型葉序を確認できる冬芽と果実、
こちらはまだ種子が果実に残っているようです。


マクロレンズでコクサギの冬芽、
拡大してみるときれいです。








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寒風の野草散策会

2016-01-27 20:00:19 | 花,植物
1月24日、
大寒波に覆われた日本列島、
1月の稲城野草散策会は
寒風吹き荒れる中の多摩丘陵散策となりました。


だいたいこんな里山を20人ほどで
ぞろぞろと歩きました。
ところで、このリンゴのような実はなんでしょう。
答えは最後。


集合場所の若葉台駅を出発して直ぐ、
道端にホザキマンテマが花をつけていました。
初夏、5~6月に見られるナデシコ科の帰化植物です。


ウグイスカグラ、
山野に自生するスイカズラ科の木本、
これも普通は4月ごろに花をつけます。


タチツボスミレも咲いていました。


葉は中国などでは古くから薬草として使用され、
日本では「アマチャヅル茶」として飲用される
ウリ科アマチャヅルの果実と知りました。
上半分には見える鉢巻状の横線が特徴です。
網フェンスにヘクソカズラとカラスウリの実と混じって、
たくさんの実がありました。


まだ山道のところどころに18日の雪が残っていました。
その雪の上にニワウルシの翼果が3つきれいに並んていました。
プロペラのような果実の真ん中に黒い種子が一つ見られます。


キブシが花序をたくさんつけていました。
これから蕾が徐々に膨らみ、
3月~4月、淡黄色の花になります。

答、カラスウリ。
多分、人為的に付けられたと思います。


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梅にメジロ

2016-01-26 20:00:15 | 
雪国ではもちろんのこと、
四国、九州でも大雪、
24日には沖縄では観測史上初、
奄美大島では115年のぶりの雪となり、
暖冬から一変、日本列島が極寒に包まれたこの一週間です。


それでも、暖冬で蕾を膨らませた公園の紅梅が
急に訪れた寒さに躊躇しながらも開きはじめていました。


この梅、毎年観ていますが、
例年より2週間ほど早い開花、
そのせいか、花が少し、小ぶりに見えます。


花に近づいてみると、
メジロが2羽、
互いに離れたり、近寄ったりしながら蜜を吸っていました。
番になっているようです。


メジロ、ときどきカメラにも近づき、
ポーズをつくってくれます。
花がたくさんついた場所で
首を180度回転して蜜をゲット。


ここでも首を180度回転、
そして首を伸ばす。
とても体の柔軟なメジロです。


最後に、
午後の逆光の中、白梅も咲き始めていました。
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冬の西新宿にて2

2016-01-25 20:00:26 | 風景
昨日に続き、
1月20日の西新宿にて。


時間があったので都庁まで、
入口の広場にこんな彫刻がありました。
いままではパスポートなど、用事で来ていた都庁、
こんな彫刻などもじっくり見ることがありませんでした。
東京にいて恥ずかしいのですが、
実ははじめて展望台にも上がりました。


「あなたと私、他人の関係」
昔、こんなはやり歌がありました。


これも見ず知らずの他人の関係の人たち、
ほんのひと時、煙を介して仲間の関係になります。


「電飾に写る人」
駅へつながるビルの階段、
その踊り場にあった電飾照明に階段を下りる人が写りました。


駅の地下道、
柱にづらっと並んだ転職誌の広告、
大写しの濱田岳の顔が効果的です。
WBを白色蛍光灯にして、青を強調しています。


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冬の西新宿にて

2016-01-24 20:00:13 | 風景
1月の写真教室の現地勉強会、
都会を撮るin西新宿でした。
高層ビルがたくさんあり、
撮るものには不足はないのですが、
ただビルを撮るのでは面白みがなく、
なかなか難しいのですが「ものに撮らされるな」が先生の助言です。


この日は冬晴れ、
午後の強い日が白いビルに
ことさら強い陰影をつくっていました。


ビルの陰に少しだけ顔を覗かせた
その冬の太陽の光芒。


新宿センタービル、
この外壁と窓がつくる幾何学模様と
写りこみがどこか素敵に感じました。


同じくセンタービル、
少し横から写して見た外壁と窓枠模様。


大きな交差点をぐるりと囲むように造られた円形物、
その円の各点に信号機そして標識がつけられています。
円形の中を走り曲がる車を上から俯瞰したらおもしろそうです。


その円形物のカーブと
鳥の巣といわれている東京モード学園ビルのカーブを
撮り入れて見ましたが-----。


四角い世界に丸を。




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三沢川のカワセミ

2016-01-23 20:00:55 | 
市役所からの帰り道、
三沢川沿いを歩いて見ました。


「キィッキィッキィー」と
自転車のフレーキ音のような鳴き声が聞こえる辺りを探して見ると、
いましたカワセミです。


三沢川の支流となる上谷戸親水公園の
小さい流れからは姿を消してしまったカワセミですが
ここは餌が豊富と見え、
まだ複数の個体が縄張りを築いています。


護岸がコンクリートで囲まれ、
道からかなりの低部を流れる三沢川、
岸辺の低木にとまるカワセミを上から写すことになります。


時期になると両岸に植えられた
たくさんの桜が見事に咲き揃う三沢川です。
ちょうど眼線の桜の枝にとまってくれました。
花の時期にこんな場所にとまってくれればよいのですが。


小魚の群れにダイビングして
2匹をいっぺんに捕まえました。
落とさずに2匹をどうやって飲み込もうか思案しているように見えます。


今度はかろうじて小魚の尻尾を捕まえました。
これも落とさずに頭からうまい具合に飲み込んだようです。


これは別な個体、
汚れもなく、背中の青色が鮮やかできれいです。
カワセミの頭上と翼上面は緑青色、
この緑青色、構造色で光の具合により、
緑色に見えたり青色に見えたりします。




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ジョウビタキの雌

2016-01-22 20:00:41 | 
つぶらな瞳、
愛くるしい姿のジョウビタキの雌、
1月になり、よく出会いました。


その1.1/12。
児童公園のブランコの横で。


その2.1/12。
上と同じ個体、小さな公園を小刻みに動きまわっていました。


その3.1/13。
公園の低木にとまりました。


その4.1/13。
大樹の陰に。


その5.1/13。
小枝の中に逃げこみ、
ちらっと裾をみせてくれました。


その6.1/5。
後ろ姿、見返り美人です。
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