行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

キバナコスモスとミドリヒョウモン

2018-10-06 20:00:43 | 花と虫
9月下旬、
オレンジ色のキバナコスモスに
夏眠から目覚めたミドリヒョウモンを写しました。


ミドリヒョウモン。
年一回、6月ごろに発生し、
平地や低山の個体は真夏には一時夏眠し、
9月頃再び活動します。


長い間、風雨に耐えて生き続けている証、
9月に見るミドリヒョウモンの多くは翅に傷みが見られます。
雄は前翅表中央部に4本の性標線があります。


花、蝶ともに裏から。
翅裏からも性標線が確認できます。
これも雄の個体です。


後翅の裏面の白と黄緑色の帯がミドリヒョウモンの特徴、
ヒョウモンチョウの仲間はどれもよく似ていますが、
後翅の裏面の模様が重要な見分け方ポイントになります。


こちらは雌の個体、
やはりキバナコスモスの花に吸蜜していました。
ミドリヒョウモンは他のヒョウモンチョウに比べて、
翅のオレンジ色が鮮やかさにかけますが
雌は雄に比べてさらにくすんだ色となります。


ミドリヒョウモン雌。
翅表の豹紋模様は雄に比べて大きく、
豹紋の数も多くなります。


後翅の裏面の白と黄緑色の帯、
これは雌雄共通の特徴です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする