行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ツクシンボとフキノトウ

2023-03-31 20:00:54 | 花,植物
3月6日の谷戸の散歩道、
ツクシ(土筆)が土から顔を出していました。


暖かかった今年の2月下旬~3月、
3月6日、小川の岸辺に早くもツクシを見つけました。
並んで、ヨモギの新葉が芽生えていました。


ツクシはシダ植物であるスギナの胞子茎、
茎の先に細楕円形の胞子穂がつきます。
その胞子穂が割れ、中から胞子が飛び出します。


3日後、同じ小川の岸辺で再びツクシンボを。
この日はカメラのホワイトバランスを晴天にしています。
3日前の上の2枚は白色蛍光灯でした。
かなり写真の雰囲気が変わります。


3日前に比べて、
ツクシの数が増え、近くにはスギナがたくさん出ていました。
ツクシはスギナの胞子茎、スギナの地下茎から伸びます。
スギナはツクシに遅れて地上に現れるようです。


さらに一週間後、
望遠レンズでツクシを。
望遠レンズの圧縮効果で、過密状態に見えます。


フキノトウ(蕗の薹)は蕗の花茎。
3月6日の谷戸の水辺、
フキノトウが成長し、白い花がびっしりと付いていました。
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スノーフレーク

2023-03-30 20:00:33 | 花,植物
3月6日、午後の谷戸道散歩、
大株のスノーフレークに小さな白い花が咲き始めていました。


今年初見のスノーフレーク、
マクロレンズに換えて、レンズを向けて見ましたが
純白と思っている花が黄色ぽく写り、イメージと違います。
気が付けば間もなく16時、西日のせいと思われます。


そこでWB(ホワイトバランス)を晴天から白色蛍光灯に変えて、
同じ構図で写して見ました。
花がはっきりした白色に変わりました。
こちらの方がすてきな白色、好みです。


方向を変えて、今度は逆光で写して見ました。
WBは白色蛍光灯のままです。
ホワイトバランスは白色が白色に写るように調整する機能、
この西日下では晴天より白色蛍光灯が正解のようです。


太陽光下でWBを白色蛍光灯にすると青色が強く出ます。
背景に淡く青味がかかり、効果的な写真になりました。


スノーフレークはヒガンバナ科の球根植物、
3月~4月に鈴蘭のようなベル形の花を下向きに咲かせます。
別名はスズランスイセン。


白いペル形の花弁の先端に緑色の斑点、
この花のチャームポイントです。


小さな白いベル形の花が下向きにたくさん付くスノーフレーク、
花弁の中はなかなか見られません。
しかし、咲き始めは横向きに開き、
黄色の蕊が確認でき、花の内側にも緑色の斑点があるのがわかります。
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ミスミソウ(ユキワリソウ)

2023-03-29 20:00:35 | 花,植物
2月末日、
ミスミソウの花が咲き始めていました。


2月28日、図書館からの帰り道、
城山公園の傾斜地を覗いて見ました。


3月になると、ここにはカタクリなど山野草が咲きます。
さすがにカタクリはまだでしたが、
早くも、ミスミソウ(三角草)が茎を伸ばして、
蕊がピンク色の白い花をつけていました。


紫色の花も咲き始め、
虻が吸蜜に来ていました。
まだ2月ですが、今年は暖かい日も多く、すっかり春の気配です。


1週間後の3月6日、再び城山の傾斜地へ。
花茎が伸び、花数もだいぶ増えていました。
ミスミソウ、
3月から4月にかけ、地下茎から高さ10~15cmほどに花茎を伸ばし、
頂端に花を1個つけます。


ミスミソウはキンポウゲ科ミスミソウ属の多年草。
根出葉が三裂し、裂片の形が三角形なのでミスミソウ(三角草)の名、
葉が常緑であり、雪の下でも緑であるところから
ユキワリソウ(雪割草)とも呼ばれます。


ミスミソウ、
花弁はなく、花弁のように見えるのが萼片です。
萼片の数は6~8個、色は白、紫、ピンク色などがあります。


ピンク色のものも一株見つけました。
咲き始めの花は濃色ですがだんだんと薄色になるようです。
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満開のカワヅサクラとメジロ

2023-03-28 20:00:37 | 花と小鳥
3月になりすっかり春めき、
公園のカワヅサクラが満開を少し過ぎて、
葉が出てきていました。


公園散歩の帰り道、
そのカワヅサクラにメジロ。
数人のカメラマンがその姿にレンズを向けていました。


ちょうど日が陰り、
サクラメジロを撮るにはいい条件。
そこに加わり、いっしょに望遠ズームを向けて見ました。


動きの速いメジロ、
満開の花に隠れたり、枝に被ったりして、
シャッターがなかなか切れません。


そこでメジロを追うのをやめて、
定めたポイントにメジロが来るのを待つことにしました。


そのポイントにうまい具合に来てくれました。
連続シャッターでいいサクラメジロが撮れました。


最後に2月末撮影の青空とサクラとメジロ。

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雌雄のモズ

2023-03-27 20:00:34 | 
2月下旬、
公園の林間に雌雄のモズを写しました。


日射しも強くなり、
めっきり春めいてきた2月末日、
近くの公園にモズの雄を見つけました。


日が高くなった午後の散歩道、
枝の影がモズの背に落ちます。


背部が写るように少し場所を移動、、
首から上腹部にかけて大きく影が入ってしまいました。


過眼帯が太く黒色、精悍な顔立ちのモズのオスです。


同じ公園にモズのメス。
この個体、毛がふさふさでふっくらしています。


雌雄ともに猛禽類のような鉤型のクチバシを持ちますが、
メスの過眼帯は短く淡い褐色、
そのせいか、やさしい顔立ちです。
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岩の上のシロハラ、ツグミ

2023-03-26 20:00:42 | 
3月の初日、
小川の岸辺をシロハラが移動していました。


望遠ズームを抱えての親水公園の散歩道、
今年は見ることの少ないシラハラを見つけました。


頭部が青灰色、多分オスの個体です。
水辺の岩から岩へと速足で移動していきます。


そして、ときどきとまって、なにかを口にしています。


シロハラはツグミ科の日本では冬鳥、
晩秋に北の国からやってきて、
春4月ごろになると北の国に帰り、繁殖します。


同じ水辺の岩の上にツグミを発見、
遠方を見つめて、岩の上にしばらく停まっていました。


少し変化を求めて、
色温度を低く、WBを白色蛍光灯にして追加撮影。
同じ場所のツグミですが、写真の雰囲気が変わりました。


帰り道、
田んぼ横の木の枝にカワラヒワが数羽でいました。
すぐにに飛び立ちましたが、逃げ遅れた一羽がレンズにおさまりました。
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雛人形とサンシュユの花

2023-03-25 20:00:15 | 花,植物
3月1日の上谷戸親水公園にて。


上谷戸体験学習館、
毎年3月3日近くになると雛人形が飾られます。
ちょっと覗いて見ました。


段々の赤い毛氈に、
どこから集まったのかたくさんのお雛様と雛飾り、豪華です。


外に出ると、
サンシュユが蕊を見せて、花開いていました。


ミズキ科ミズキ属の落葉小高木。
中国原産、3 月初旬、葉に先立って木全体、枝いっぱいに黄色い花をつけます。
ハルコガネバナの別名が付けられています。


早春にまず咲いていた黄色の花マンサク、
さすがに花は終わりに近づいている様子です。


ジンチョウゲが花開き、芳香を漂わせていました。
花粉症で鬱陶しい中、この香りで少しほっとします。
初夏のクチナシ、秋のキンモクセイ、早春のジンチョウゲ、
日本3大香木といわれています。


同じジンチョウゲ科の落葉低木、
ミツマタが黄色の花を咲かせていました。
枝が3本に分かれて伸びるので三又(ミツマタ)の名があります。


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梅の花もいろいろ

2023-03-24 20:00:20 | 花,植物
2月27日の梅園にて。
いろいろな種の梅の花にレンズを向けて見ました。


淡いピンクの花、
見驚(けんきょう)と札がついていました。
咲き始めは淡い紅色でやがて白花へと変化するので驚いてしまう。
これが名の由来でしょうか。


雛曇(ひなくもり)。
一重の桃色、お洒落の名の可愛らしい花です。


紅千鳥(ベニチドリ)、
江戸時代に生まれた園芸品種、
鮮やかな紅色の中輪花です。


白加賀(しろかが)。
名のとおり白梅、ここの梅園の中心種です。
大粒で品質の高い果実ができるそうです。


月影(つきかげ)、
清白色の中輪花をつけます。


月影は青軸性、
枝、萼の緑色が特徴で美しい。


豊後(ぶんご)
淡紅色の半八重、遅咲きの梅です。
名のとおり、大分県の原産、アンズとの交雑種とされています。


淡いピンク色の大輪花が一、二輪開いていました。
札を見ると「蝶の羽重ね」と優美な名、
豊後性八重咲きの品種です。
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郷土の森梅園景色

2023-03-23 20:00:33 | 風景
2月27日、
府中郷土の森の梅園 へ、
遅咲きの梅も咲き始め、たくさんの人が訪れていました。
今日はその梅園風景を。


府中郷土の森博物館、
多摩川沿いにあり、
府中の歴史や風土・自然を紹介するフィールドミュージアムです。


梅園があり、
早咲きから遅咲きまで約60種1100本の梅が見られます。


この日は青空の広がる暖かい日、
月曜日ですが多くの人が訪れていました。


そして、梅まつり(2/4~3/12)の中盤、
遅咲きの梅も咲き始め、
ほとんどの樹に花が見られます。


白梅と紅梅の道を挟んだむかいには蝋梅畑、
まだ黄色り花をたくさんつけていました。


梅園から外れたところに臥龍梅、
ウメの一変種、枝が地を這う龍のように伸びるのでこの名があります。
伊達政宗が1593年に朝鮮から持ち帰り,仙台城に植えたとされる
国の天然記念物指定、朝鮮梅の子孫と記されていました。


まだ冬枝の落葉樹の中に枝垂れ梅。
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カワヅサクラとカンヒザクラ

2023-03-22 20:00:39 | 花と小鳥
2月23日、
近くの公園のカワヅサクラが5分咲き、
そして散歩道にカンヒザクラも咲き出していました。


本数も少なく、川や池など水景色もないので、
なかなかいい絵にはならないのですが、
公園の4,5本のカワヅサクラが5分咲きほどになっていました。


そんなカワヅサクラ、花をアップに写して見ました。
まだ花芽、蕾がたくさんあり、葉芽も膨らんできています。


下向きに咲いている花を。
花柄が長いのがサクラ属の特徴、
こうして撮ると長い花柄がよく分かります。


この日はいい天気、
青空を背景にして見ました。
ソメイヨシノに比べてピンク色が濃い花です。


やはり花蜜を吸いにメジロがやってきました。


カワヅサクラは静岡県の河津町で見いだされた早咲きの桜、
オオシマザクラとカンヒザクラの自然交配種とされています。


同日の谷戸の散歩道に
そのカンヒザクラがちょうど咲き出していました。
小輪の一重咲きで、半開した緋紅色の花を下向きにつけます。


カンヒザクラ(寒緋桜)
台湾や中国南部など暖地に見られる野生種のサクラ、
日本では沖縄によく見られ、
沖縄では桜と言えばこのカンヒザクラを指します。
暖地のサクラですが、比較的耐寒性はあって関東でも育つようです。
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