行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ヒヨドリ

2014-01-31 20:00:34 | 

日本では森、河原、住宅地などどこにでも見られ、
個体数もとても多いヒヨドリです。
しかし、このヒヨドリ世界的には珍しく、
日本列島の周辺にしか見られない鳥だそうです。


重たいレンズを抱え鳥撮りの散歩、
他の鳥が見つからない時、
そんなことを思いながら、
ヒヨドリにレンズを向けてみました。


このヒヨドリ、いろいろな鳴き声をあげますが、
「ピー、ピー」と甲高く、
冬の寒空を突き破るような鳴き声が印象的です。


ヒヨドリは雑食、なんでも食べますが、
その体に似合わず木の実、花の蜜が大好物です。
イイギリの実も大好きなようです。


家の前の街路樹、
ハリエンジュの実も好物のようです。


まだ蕾の小さな梅の木にとまるヒヨドリ、
花が咲くと梅や桜の蜜にもよくくるヒヨドリなのです。


ヒヨドリの体色は灰褐色ですが、
木陰に入ったヒヨドリ、こんな青色に撮れました。
カメラのせいでしょうか、構造色でしょうか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チョウゲンボウ

2014-01-30 20:00:58 | 

久しぶりの上谷戸親水公園、
チョウゲンボウが上空を舞っていました。
鷹類の飛翔は美しいものです。
ファンが多いのも納得です。


手持ちの望遠ズーム、焦点距離を大きくすると、
かなりの上空でないとなかなかピントを合わせて
レンズにとらえることができません。
飛びものは難しい、練習が必要なようです。


時には点のように見えるほど、
かなり高くまで舞い上がるチョウゲンボウです。
これは低く下りて来てきたところ、
2羽で絡んでいました。


疲れると、欅の高木の天辺にとまり休みます。
雄のチョウゲンボウのようです。
こんな細い枝によくとまれると感心します。


こちらはアパートの屋根に
長らく居座っていた雌のチョウゲンボウです。


木などの自然物にとまっている姿を
近くで撮りたいものですが
なかなかそんなチャンスがありません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

氷上のキセキレイ

2014-01-29 20:00:08 | 
日本全国が寒波に見舞われた今月中旬、
ここ東京の多摩地区も寒い日が続きました。


公園の小さな溜池にも氷が張り、
1日中溶けませんでした。


その池にどこからかキセキレイが現れ、
氷の上を尾を振りながら歩きまわっています。


氷の上の餌を探しているのか、
時々、首を下げ、氷を突くようにします。


キセキレイは動物食、
こんな寒い中でも氷の上にも虫がいるようです。


冬になると水辺などで姿をよく見かけるキセキレイですが、
背中はモズの雄のような灰色、
胸から腹の黄色が美しい小鳥です。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

里のモズ

2014-01-28 20:00:21 | 

里山の様子が残る地区を散歩しているとモズによく出会います。
冬のこの時期、モズは単独で活動し、
開けた場所に現れるのもよく眼にする要因と思われます。
竹林を背景に木の枝にとまった雌モズ、
木には紅い新芽が膨らみ、
春が近いと思わせてくれます。


かんきつの葉に半身を隠して、
身を低くしたモズ、
地上の獲物をねらっているようです。


餌をあきらめて、
同じような竹棒にとまったモズ、
今度はやさしい顔を見せています。
雌のモズのようです。


再び少し移動して、今度も竹棒にとまり、
こちらを見ている雌モズです。
上2つと同じ時間、同じ設定で写していますが、
背景の明るさの違いで写真の様子がだいぶ異なります。


こちらは多分雄モズ、
木の幹から直角に生えた小枝に
ちょこんととまっていました。


顔が木の枝に少し隠れてしまいましたが
嘴の根元から眼を通り過ぎる帯(過眼線)が黒、
これも雄と思われます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メジロ

2014-01-27 20:00:39 | 
都会でも一年中身近に見られるメジロ、
緑色の体色と白い縁取りのある眼が特徴です。
可愛らしく愛嬌もあり、
フォトジェニックな小鳥です。


剪定が終わったばかりの庭の植木にとまりました。
眼の白いリングがきれいに写りました。


やっと昼飯を見つけたようです。
木の種を夢中で啄み始めました。


食べるときは顔は真剣です。
眼も少し血走って見えます。


木の種を求めて、街路樹の天辺にとまったメジロ、
空がとても青い寒い日でした。


なんの実でしょうか、
紅い木の実を銜えてうれしそうです。
無粋にも背景に校庭のネットが写ってしまいました。


2羽で羽をバタバタさせ、
じゃれあうようにって遊んでいたメジロ、
言葉を交わしているように見えます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シロハラ

2014-01-26 20:00:09 | 

昨冬は稲城中央公園でもよく眼にした記憶のあるシロハラ、
今年はなかなか見ることがありませんでしたが、
1月になりやっとお目にかかれました。


公園の道を歩いていると、
落ち葉の中から飛び上がり、
近くの木にとまり、すました顔をしています。
木の中に隠れたつもりのようですが、
葉の間から姿がすぐ近くに見えます。
人が近づくとすぐに逃げてしまうシロハラですが、
案外間抜けなところがあるようです。


これも木の中に隠れたシロハラ、
シロハラの名は腹部が白いからですが、
実際は白より薄い赤茶色と言ったほうが正しいようです。


落ち葉の中にいることが多いシロハラ、
背後からの姿です。
頭部は青みかがった黒、背中は灰褐色、
尻尾部分はルリビタキのような灰青色です。
雄の個体のようです。


落ち葉の中から顔を出したシロハラ、
これも雄の個体です。
シロハラは落ち葉をほじくり、
ミミズや昆虫を餌にします。
林の中で落ち葉の中からかさかさと音がしたら
シロハラかもしれません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ルリビタキ

2014-01-25 20:00:30 | 

稲城の図書館後ろの狭い斜面にルリビタキを発見(1/21)、
背中、頭が瑠璃色が美しい雄の成鳥ではありませんが、
今年初めてのルリビタキです。
あわててカメラを取り出して見ました。


ここ数年、毎年ルリビタキを見ている散歩ルートの稲城中央公園、
そして上谷戸の親水公園、
そこでは、今年はルリビタキに出会えていません。
思わぬところでの初ルリビタキになりました。


今年は特に稲城中央公園では
冬鳥が少ないように感じます。
林や落葉などの整備、清掃に人の手が入り、
散歩やジョギングに訪れる人も多くなり、
野鳥たちには住みづらくなってきているのでしょうか。


腹部の黄色が淡く広いので、
雄の若鳥でもなく、ルリビタキ雌と思われます。


北海道や本州・四国の高地で繁殖し、
冬は主として関東以南の低い山地の林に移り、
雄も雌も単独で生活します。
いつ見ても、くりっとした眼が可愛らしいルリビタキです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

多摩川の鴨2(コガモ、ヒドリガモ)

2014-01-24 20:00:34 | 
昨日に続いて、
南武線鉄橋近くの多摩川に飛来していた
冬の来客、鴨たちです。


雌雄のコガモです。
小さいのでコガモ、
日本の鴨の中では最小種だそうです。


雄の体色はそして模様は
鴨の中でも美しいものです。


コガモの雌とエクリプス(非繁殖期のまだ完全に雄の体色になりきっていない雄)
の一群がまとまって泳いでいました。


雌雄のヒドリガモ(緋鳥鴨)です。
緋鳥鴨の名は雄の頭の色からのようです。


嘴が雌雄で同じです。
カモの雌はどれも同じように見えますが、
ヒドリガモは嘴で判別できます。
前を泳いでいるのはコガモの雌のようです。


コガモトヒドリガモの雄が並んでいます。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

多摩川の鴨1(マガモとハシビロガモ)

2014-01-23 20:00:19 | 
ハクチョウはカモ科の鳥だそうですが、
多摩川の南武線鉄橋の上流の堰にハクチョウを見た日(1/20掲載)、
その堰には他の渡りの鴨もたくさん泳いていました、
マガモ、ハシビロガモ、ヒドリガモ、コガモの4種類がいたように思います。


雄の頭の緑色が美しいマガモです。
20羽程度の小群を形成し、
仲良く並んで泳いでいました。


カモ科の多くがそうですが、
雌雄で毛色が大きく違います。
後ろに3羽並んで、
雄に従うように泳いでいるのが雌です。


多摩川の堰のすぐ近く、
夏には蓮の花がたくさん見られる
府中の郷土の森の修景池のにいたマガモです。
この池には蓮の花の時期を含めカルガモが常駐していますが、
冬の時期、マガモが何羽か訪れるようです。
ここではすぐ近くで見られます。


コガモ、ヒドリガモに混じって、
何羽かのハシビロガモがいました。
この鴨も雄の頭が緑色です。
以前はマガモのエクリプスに見間違ったこともありましたが、
嘴が黒く、シャベルのように幅広いのがマガモとは明らかに違います。


雄が2羽(1羽はサブ・エクリプス)に雌が1羽、
ハシビロガモが3羽かたまっていました。
嘴が大きく不格好なせいか、
いつみても不細工な顔に思えます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅の花でつなげる大寒

2014-01-22 20:00:33 | 花,植物

早咲きの種類でしょうか、
早くも野の紅梅が咲いていました(1/20)。


小枝が伸び放題で煩雑です。
ただでさえ、梅の花はきれいに撮るのが難しい上、
腕も悪く、なかなかきれいに写せません。


蕾はしっかりした紅色ですが、
開くと花の中に白色が混ざる花です。


チャッ、チャッと鳴きながら、
藪から藪へと移動していたウグイス、
やっとほんのわずかですが、姿を現しました(1/20)。
あわててしまい、ピントが甘くなってしまいましたが素敵なポーズです。
梅にウグイスといいますが、
実際にはほとんど梅の木など開放的な場所には姿を見せません。、
そして、この時期ですからまだホーホケキョとは囀らず、
チャッ、チャッという地鳴きをします。
ウグイスのこの地鳴き、
笹薮の中から聞こえるので笹鳴きとしゃれた呼ばれ方をします。


まだ蕾の紅梅にとまったのはジョウビタキ♀でした。


そして、同じく大寒の1月20日、
帰り道の林間に見つけたキノコです。
枯枝、枯葉の中に鮮やかな紅色、よく目立ちます。
その形は梅の花に似ているように思えます。
名はずばり緋色茸(ヒイロタケ)
冬でも見られるキノコのようです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする