行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

シメ(鴲)

2019-12-31 20:00:13 | 
元旦は平成31年だった令和元年も大晦日をむかえました。
今年の「行く川の流れ」の締めは、
語呂を合わせて、12月下旬に写したシメ(鴲)にしました。


シメ(鴲)、アトリ科に分類される野鳥の一つ。
北海道や本州の北地で繁殖、
秋から冬に本州以南の平地の林などに1羽または小さな群れで現れます。


小鳥というには太目すぎる肥満体型、
顔も不細工、しかしどこか可愛い、ブサカワ系です。


嘴は短かめで太く、尾が短い。
この太い嘴で堅い木の実、草の実を割って食べます。


色彩は全体が茶系ですが、
風切羽に濃青色、外側尾羽に白斑が見られます。


同じような写真になるので、
思い切ってトリミング。
「俺、シメ雄、そこんとこよろしく」


「シー」と聞こえる鳴き声と鳥を意味する接尾語「メ」が
シメの名の由来とありました。
「メ」が鳥を意味するとは知りませんでしたが
そういわれるとスズメ、ツバメと思い浮かびます。

みなさま、今年もご付き合いありがとうございました。
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お濠の鴨、ハシビロガモとヒドリガモ

2019-12-30 20:00:55 | 
昨日に続いて12月18日の皇居のお濠にて、
ハシビロガモとヒドリガモがいました。


二重橋近く、
お濠の日陰部分にヒドリガモが十数羽いました。
手前の2羽、頭部が黒緑色のが雄、
奥、全身が褐色なのが雌です。


雄が2羽、競って泳いでいました。
黒緑色の頭に幅広い嘴、
黄色の虹彩も似合っているとは言えず、
鴨のなかでは顔は不細工、悪顔です。
ハシビロガモ、幅広い嘴が名の由来です。


3羽そろって食事中、
食性は植物食傾向の強い雑食、
種子、プランクトン、昆虫、軟体動物、魚類などを食べます。
水面に嘴をつけて水ごと食物を吸い込み、
食物だけを濾し取り水だけを吐き出します。


ヒドリガモ雄。
全国に渡来し、マガモ、コガモとともによく見られる鴨、
皇居のお濠にも昨年は数十羽が群れていましたが、
今年は少なく、数羽を目にしただけでした。


ヒドリガモ雌、
眼に特徴があり、彫りの深い美人さんに見えます。


雌雄のヒドリガモ。
「もうしないから許して」「知らない」
こんな場面に見えました。

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お濠のオカヨシガモ

2019-12-29 20:00:32 | 
足を伸ばして、
皇居のお濠を覗いて見ました(12/18)。
オカヨシガモがたくさんいました。


雌雄のオカヨシガモ。
ナイスカップルが仲よく並んで泳いでいました。
手前が雌、奥が雄です。


別のオカヨシガモカップル。
一般に鴨はそのようですが、
オカヨシガモも雄の方が体が大きく、
他の鴨に比べて雄も色彩が地味です。


3羽の雄が横、前、斜め前を向いていました。
色彩は地味ですが、体の下面の模様は複雑で繊細、
かつ、品があり、きれいです。


オカヨシガモ雌、
鴨のメスはどの種も地味でよく似た色彩、
見分けが難しいのですが
オカヨシガモも例にもれず、雄と一緒にいないと判別に迷います。


3羽の雄、
そのうち2羽がおしりを水面に出し、
頭だけを水中に突っ込み、採餌をしていました。
鴨の採餌スタイルは2通りあり、
オカヨシガモはカルガモと同じく水面採餌タイプ、
ホシハジロやキンクロハジロなどは水中に潜る、潜水タイプです。


名の由来は葦(ヨシ)の多いところにいて、
ヨシガモよりやや内陸にいるところから。


オカヨシガモがいた枯れ水草の近くに
冬の蓮、枯蓮、おもしろいので一枚追加。
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小さな川の水鳥たち

2019-12-28 20:00:08 | 
稲城三沢川、
散歩の途中、ときどきのぞいてみる小さな河川です。
そんな小川に、一年中いるカルガモに加え、
カワウ、マガモそしてアオサギがいました(12/15)。


カワウ。
多摩川では群れていますが
ここには一羽だけで、ゆうゆうと我が物顔で泳いでいました。


この川には大きな鯉の他に
よく見るとモツゴなど小魚もたくさんいます。
カワウ、そんな小さな魚をねらって現れるようです。


マガモのカップル、
群れていることの多い鴨ですが、このマガモは2羽だけです。
2羽で渡ってきたのでしょうか、それとも群れから逃避、
人間社会に当てはめて、よけいなことを想像してしまいます。
雄の頭部は鮮やかな緑色、雌雄で体色が大きく異なるマガモです。


マガモのカップル、
カルガモに混じりました。


一年中、ここには一年中いるカルガモ、
いわばここはホーム、カワウやサギが来てもおくせず
ゆとりのポーズです。


アオサギも現れて、
日向と日陰の真ん中で翼を広げました。

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マユミの実にメジロ

2019-12-27 20:00:24 | 花と小鳥
たくさんのマユミの果実にメジロが来ていました(12/13)。


ニシキギ科マユミ。
晩秋から初冬、
ピンク色の果実が裂けて、中から赤い種実が顔を出します。


眼の縁取りが白いのでメジロ(目白)、
食性は雑食で虫なども食べるが、
花の蜜や樹の果汁や種実が大好物です。


種実が目的、
得意の逆さ態勢で、下から赤い種実を探します。


「この果実、まだ種が見えないな」


こんな姿も見せてくれました。

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噴水イルミネーション

2019-12-26 20:00:35 | 風景
昨日に続いて、
11月13日のよみうりランドにて、
水と光が織りなす噴水ショーを。


晩秋の日暮れは早く、17時半、空は見る間に漆黒に変わり、
ウォタースクリーンとたくさんの噴水に映像と虹色の光が鮮やかに入り混じり、
噴水ショーがさらに迫力を増してきました。


60mの幅に、最高到達地点15mの噴水が242本、
巨大リング型のウォータースクリーンは高さ12mあるそうです。


爆発する太陽をイメージ?
巨大リングからはときどき、
熱風ともに大迫力の光が発せられていました。


池の手前には色とりどりの
宝石のようなイルミネーションが噴水に連動して、煌きます。


プールの水への色の映り込みが効果を高めます。


後半のショーには、LEDランプを纏ったダンサーが登場して、
ハイテンポな音楽に合わせて、ダンス、ダンス、ダンス。
途中、低速シャッターではダンサーが写らないことに気づき、
三脚を外して、
SSを1/40に設定、絞りは5.6、ISO を3200にして手撮り撮影しました。
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薄暮の噴水ショーとイルミネーション

2019-12-25 20:00:26 | 風景
一月以上前になりますが、
よみうりランドにイルミネーションを撮りに行きました。
まずは、入場して間もない夕暮れのイルミネーションを。


入場は16時半、
11月中旬のこの時期、東京はそろそろ日没の時間です。
イルミネーションが灯り始めます。
まずは、噴水ショーの場所まで歩きながら、
灯り始めたイルミネーションを試し撮り。
絞り優先オートで絞り6.3、露出を-0.7補正、
ISOを200に固定しても、SSは1/200、まだ手持で十分撮れます。


噴水ショーの会場で前列の撮影場所を確保、
時間は16時50分、もうすっかり日が落ち、薄暮、黄昏時です。
絞り5.6でSSは1/5の低速、三脚をつけて、噴水とイルミネーションを一枚。
WBは白色蛍光灯にしています。
黄昏時の空が青みが増して、いい感じに写ります。


16時58分、
噴水ショー会場の反対側にレンズを向けてました。
絞り優先オートで絞り5.6、ISOは200に固定、SSは1/3の低速、
前を横切る人たちの胴体が消え、
足だけ写る、おもしろい写真ができました。


17時、薄暮の噴水ショーが始まりました。
WBは太陽光に戻し、ISOは200、絞りは9に固定して、
リモートコードでの三脚撮影、
ときどき、ズームの焦点距離を変え、
いい場面でリモートコードのボタンを押すだけ、
噴水ショーを楽しみながら写真撮影、これは楽です。


水色の噴水が高く上がりったところでシャッター。
薄暮の空にまだ雲が見えます。


噴水が次々に色変わりをしていきます。
やはり赤が映えます。


この日、夕日は見られませんでしたが、
噴水ショーで薄暮の空に太陽が現れました。
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銀座ウィンドウフォト

2019-12-24 20:00:00 | 風景
用事があり築地へ、
帰り道、晴海通りを真っ直ぐ有楽町まで歩き、
クリスマスも近い銀座の街をウィンドウショピングならず、
ウィンドウフォトをして見ました。


飲食店の並ぶ建物、看板もほとんどが横文字、
パリの街角のようです。


銀座4丁目の交差点に面した銀座プレイスビル、
カフェやレストランなどの飲食店の他
ソニーや日産のショールームがあります。
そのショーウィンドウ、質素な飾りつけですが素敵です。


中に入って見ました。
1Fは日産のショールーム、
2台の赤い車が展示されていました。
奥の車はGT-R、手前はNISSAN CONCEPT2020とありました。


NISSAN CONCEPT2020、
前日の17日に展示が始まったばかりのコンセプトカーとのこと、
かっこいいので前からも一枚。


横断歩道を渡り、銀座4丁目和光本館ビル、
セイコーの時計台がある銀座の中心地点です。
そのショーウウィンドウ、
ウィンドウに銀座通りを挟んで
三越と端の方に銀座プレイスが少し写っています。


グッチ銀座、
椰子の木とサンタクロースの組み合わせに一枚。
南国にもサンタクロースがいます。


これは、どこでしたか、
ウィンドウ一面に花が描かれていました。
ただ写しただけですが、きれいです。
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オナガとエナガ

2019-12-23 20:00:48 | 
オナガ(尾長)とエナガ(柄長)、
大きさ、色彩はまるで違いますが、
尾羽が長く、名もよく似た野鳥です。


オナガが数羽、
河川横のエノキにとまりました。
樹には、黒く熟した果実がいっぱいに付き、
黄色くなり始めた葉もまだ残っています。


エノキの果実を食べるオナガ、
頭に枝や葉が被り、なかなかうまく撮れません。


やっと一枚、オナガがきれいに撮れました。
果実、葉もきれいに映りました。
オナガ、頭と体の大きさはムクドリ大、
しかし、尾羽が 20-23cm と長いので大きく感じます。
名前の由来は、この尾羽が長いことから。


木の天辺近くにとまったオナガ、
全身が写りましたが、曇天の白い空が残念です。
エノキの樹、天辺近くは葉も落ち、実も少ないようです。


オナガ、
本州の福井県以東、静岡県、神奈川県以北ではよく観察され、
増加しているとも言われますが、
なぜか西日本ではいまは見られない野鳥なのです。


エナガ、
日本で見られる野鳥の中ではキクイタダキに続いて小さいそうです。
体長の半分以上がその長い尾羽、
体重で比較すると、一番が軽いのがエナガだそうです。


すっかり葉が落ちたカエデの樹にエナガが可愛いらしいポーズ。
エナガ(柄長)の名は、長い尾を柄杓の柄にたとえたとのこと、
昔は尾長柄杓(おながひしゃく)とも呼ばれていたようです。
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初冬のシジュウカラ

2019-12-22 20:00:58 | 
花、虫が少なくなり、木々も落葉、
散歩中の被写体も少なくなってきました。
やはり冬は小鳥、望遠ズームをつけて歩くことが多くなります。


スズメほどの大きさで、
1年中見られるシジュウカラ、
市街地の公園や庭などでもよく見られる平地の代表的小鳥、
数が多いので積極的にレンズを向けることは少ないのですが、
動きが早く、いざ撮るとなると意外と手こずります。


喉から尾羽基部の下面にかけて、
ネクタイのような黒い帯が特徴のシジュウカラです。
この黒い縦帯で雌雄の区別ができます。
桜の樹にとまった上写真の個体は雌、
雄に比べて、黒帯が細くなります。


黒帯が太いので、これは雄、
よく見ると、両脚で木の果実をしっかりと押さえています。


そして、果実の中身を嘴で突いて、食べます。
これ、ヤマガラの得意技ですが、
同属の仲間、シジュウカラも同じ技を使うようです。


石の隙間に餌を探すシジュウカラ。
食性は雑食、
果実以外にも、種子、昆虫やクモなどいろんなものを食べ、
地表でも樹上でも採食を行います。
なんでも食べる、これが個体数が多い種の一つの鉄則です。


もっと早い時期の紅葉がよかったのですが、
ほぼ落葉したカエデとシジュウカラの絵が撮れました。


シジュウカラの雌。
紅葉を背景に可愛らしく写りました。
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