行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

多摩中央公園にて

2014-03-31 20:00:26 | 風景
明日から消費税8%となります。
3月29日の土曜日、
消費税が上がる前の買い物をかねて、
妻に付き合い、多摩センターに出かけました。


妻の習い事の間、
1時間ほど、多摩中央公園をぶらついて見ました。
この公園、多摩センター駅から5分ほど、
多摩センターの中心に造られた大きな公園です。
広場には家族連れ、カップルなど
たくさんの人が暖かい春の一日を楽しんでいます。


アベノミクスにより物価が上昇しています。
ここに来る前ガソリンを入れましたが、
この日の朝3円も上がっていました。
4月1日には環境税と消費税分がかかりさらに上がるそうです。
国民の生活は苦しくなるばかりです。
賃金のベースアップがあるといいますが
それは恵まれた大企業ばかりです。
大多数の会社員、年金受給者には収入アップなど期待できません。
アベノミクスはこのままだと、
強きを助け弱きをくじく、
格差を広げるだけの残念な政策になります。


この公園、遊具はありませんが
大池と広々とした芝の広場があり、
小さな子供を遊ばせるには絶好の場所です。
多くの人が生活防衛のため、
お金のかからない休日を過ごし方を
実践しはじめているのかもしれません。


この大池、人口池ですが
この場所によくカワセミがいます。
2週間前に来た時は数羽のヨシガモもいました。
今日は人が多いせいか、カルガモが数羽いるだけです。


広場を少し進むと、旧富澤家住宅があります。
18世紀中ごろの建物で
多摩市連光寺にあった名主の家をここに移築し、
多摩市の文化財として保護し、一般に無料公開しています。
明治天皇が狩りのおり、
何度も休憩されたこともある由緒ある建物だそうです。


瓦屋根の雰囲気のある正門の横、
薄いピンクの桜が満開に咲いていました。


庭には池があり、
そこにも桜が枝を伸ばしています。
シジュウカラやヤマガラなどの小鳥も囀っていました。
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モクレンとコブシ

2014-03-30 20:00:23 | 花,植物
気温が22℃を超え、
東京の桜も開花した3月25日、
里や街のモクレンそしてコブシも一斉に花開きました。


一週前、逆光に蕾が白く輝いていたモクレン(木蓮)、
紫の花が一斉に姿を現していました。


上のモクレンとほぼ同じ場所の
こちらは花が白いハクモクレン(白木蓮)です。
モクレンに比べると花の長さが少し短く、
そしてモクレンより若干早く開花します。


民家の庭のハクモクレン、
木いっぱいに花をつけています。
モクレンの木は大きくなっても5mほどですが
ハクモクレンは15mほどになります。
このことから考えると、
モクレンとハクモクレンは種が違うように思います。


花が開いたモクレン、
花の外側は紫色ですが内側は白です。
また蕾がハクモクレンに比べ細長いことがわかります。


コブシ(辛夷)咲く東京の田舎の街路風景、
街路樹としてよく利用されているコブシです。


モクレンとコブシ、
遠くから見るとよく似ていますが
モクレンの花は上向きに咲き、
花が完全には開かないのに対し、
コブシは写真のように上向き、横向きそして下向きと
いろいろな角度で咲き、花が開ききります。


薄紅色のコブシです。
コブシの花、
白だけではないようです。


コブシにヒヨドリが来て、
蕾の蕊を嘴で取り出して食べていました。
体に似合わずヒヨドリは花の蜜や蕊を食べるのです。
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カタクリの花

2014-03-29 20:00:19 | 花,植物
3月26日、
そろそろカタクリの花が----と思い、
城山公園の野草エリアに寄って見ました。


この日は薄曇り、
花が開いているかどうか心配でしたが
いくつもの花がカタクリの花らしく、
花びらが反り返って咲いていました。


1週前の18日に覗いたときは
出葉は確認できましたが花はまだまだの様子でした。
この1週間の暖かさで花もいそいで
土の中から出てきたようです。
まだ土の中に待機しているものも多くありますが
あちらこちらに薄紫色の可憐な花が顔を出していました。


公園の山の傾斜地に生えているここのカタクリ、
人がやたらに踏み込まないように
綱が張られて護られています。
それ以外は特別なことはされておらず、自然のまま、
他の草やたくさんの落ち葉の中に花を咲かせているのです。


したがって、花に近づくことができず、
望遠レンズで撮っています。




そんな中、綱の外側に一つだけ、
踏まれないように木の枝で囲れたなかに、
カタクリの花を見つけました。
これで、せっかく持ってきたマクロレンズが使えます。


最後に花を上から撮って見ました。
雰囲気が変わり、
なにかの6弁の花に見えます。
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ウグイスカグラ

2014-03-28 20:00:22 | 花,植物
春の山野の花を探して、
久しぶりに南山を歩いてみました(3/21)


低木に小さな薄紅色、
漏斗状の花を見つけました。
鶯神楽(ウグイスカグラ)です。


ウグイカグラは山野の日当たりのよいところに生える
スイカズラ科スイカズラ属の低木、
ウグイスの鳴くころ花が咲き、
ウグイスの隠れるような藪になるのでこの名があるようです。


早くもキブシ(木五倍子)の蕾が黄色に色づいていました。


ニワトコ(接骨木)も葉を伸ばし、
蕾をつけていました。


トサミズキ(土佐水木)が枝いっぱいに花をつけていました。
トサミズキにしてはかなりの大木です。
その一面が黄緑色に輝いていました。


梅林のように紅白の梅が満開です。
梅の背後は南山の開発地域、
久しぶりに見ると、
すぐ後まで山が削られ、木が伐られています。
南山開発が順調に進行しているようですが
自然が削られなくなるのが寂しく感じます。
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土筆(ツクシ)

2014-03-27 20:00:20 | 花,植物
上谷戸親水公園の水辺に
たくさんの土筆(ツクシ)が顔を出していました(3/17)。


スギナの花(胞子穂)であるツクシ、
どういうわけか、木の根とヨモギに囲まれた中に顔を出しています。
はじめましてと隣に頭を下げているようなツクシ、
地上に頭を出たばかりのツクシも見られます(3/17)。


このツクシ、
発芽当初は1日に1~2cm背丈が伸びるそうです。
2本のツクシが背丈を争うように伸びはじめています。


6日後の23日、
上谷戸親水公園に行ってみると、
さらにたくさんのツクシが出ていました。
ツクシ採りをしている人も見られます。


この2本、17日のものとは違いますが
同じような背丈に成長し、
花(胞子)も咲きました。


岩陰に一本だけで寂しかったツクシ、
隣にやっと仲間が出てきてくれました。
ツクシの茎を囲む茶色の帯のような部分、
袴と呼ばれますが、これがツクシの葉です。
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彼岸の桜

2014-03-26 20:00:57 | 花,植物
彼岸が過ぎて急に暖かくなりました。
桜(ソメイヨシノ)の開花もずいぶん早まり、
東京でも25日午後に開花宣言がされました。
そんな暖かかった彼岸の23日、
早咲きの桜は満開、
お花見をしている人もいました。


丘陵につくられた稲城中央公園、
そこに植えられているヒガンザクラの下で
家族連れがお花見をしていました。
3連休で空気も澄み、遠くに都心のビルが見えます。


2歳ぐらいの男の子と若い母親も花の下で
お弁当を広げていました。
男の子は動き回りたい盛り、
花の下に落ち着いてはいません。
母親があわてて連れ戻しに行きました。


そのヒガンザクラです。
花も終わりに近づいて、
葉もだいぶ目立つようになりました。


街角に咲いていた桜、
濃い紅色が春の日に眩しく感じます。


真下から上を見上げてみました。
花びらは濃いピンク、蕊とガクが紅色です。
オカメザクラでしょうか。

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小さな雑草花2

2014-03-25 20:00:44 | 花,植物
昨日に続いて、
3月中旬、散歩途中にレンズを向けてみた小さな雑草花です。


いつもなかなかうまく撮れないオオイヌフグリですが
露出を2段階アンダーにして、
花芯や蕊が白とびせずに写りました。
2月の下旬から野のいろんなところに
見られるオオイヌフグリです。


ダイコンと同じアブラナ科、
春の七草の一つであるナズナです。


ペンペン草そしてシャミセン草の名があります。
ペンペンは三味線の音の擬音、
果実の形が三味線のバチに似ているのでこの名がつけられています。
下の方にはその果実があり、上方に花が見られます。
無限花序といわれ、
上方に次々と花が咲いていくナズナです。


タネツケバナもアブラナ科の雑草、
ナズナに少し似ています。


この花も探すといろんな場所に
見つかります。


多くがまだ葉だけでしたが
早くも花をつけているタチツボスミレがありました。
環境があまりよくない場所にあるものの方が
草が小さいうちに早く花をつけているように思います。


舗装路の隙間に根を張り、
スミレが花開いていました。
こんな場所にもよく見られるスミレです。

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小さな雑草花

2014-03-24 20:00:44 | 花,植物
3月も半ばが過ぎ、
道端の小さな雑草が一斉に花を咲かせていました(3/17)。
そんな小さな、どこにでも見られる雑草花を
マクロレンズで拡大してみると
それぞれが美しい造形を持っていることに感心します。


春の七草の一つ、
「緑なすはこべは萌えず」とうたわれた(ミドリ)ハコベです。
新しい緑に白い花がよく映えます。


パソコンで見て気が付き、
トリミング拡大して見ました。
ハコベの花びらからバッタの赤ちゃんが
可愛らしく顔を出しているのです。
花びらは2mmほどの大きさ、
その花びらより小さなバッタの赤ちゃんです。
まだ寒さの残るこの時期にバッタが発生し、
こんなにも最初は小さいことに驚きです。


花の下の葉を仏様の座布団に見立てての
ホトケノザです。


シソ科オドリコソウ属、
座布団から突き出るように咲く
赤紫色の唇型の花がきれいです。


同じくシソ科オドリコソウ属のヒメオドリコソウ、
同じく唇型の花です。
道端の草、紫の葉が砂埃で汚れていました。


これもヒメオドリコソウ、
花より葉を撮って見ました。
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花穂の輝き

2014-03-23 20:00:30 | 花,植物
彼岸も後半の今日、春の陽気に誘われ野を歩くと
モクレンが一斉に花開いています。
写真は一週間前の3月17日、
蕾の膨らんだもう間もなく開花しそうなモクレンです。


春の日差しを受け、
モクレンの花穂(蕾)が白く輝いています。
産毛が逆光で光って見えるのです。


背後にはサンシュユが黄色の花を
木いっぱいに咲かせ、
黄色の背景を作ってくれていました。


木いっぱいに蕾のついたモクレン、
日の光に蕾が浮き出て見えます。
背景に満開の白梅を加えてみましたが
電線も写ってしまいました。


レンズを望遠にして、
電線を消してみましたが
白梅も消えてしまいました。


逆光ではありませんが
モクレンの膨らんだ蕾、
輝いているように見えます。
これだけの蕾が開くと真っ白の世界になります。


ネコヤナギも春の光に輝いていました。
しかし、花は終わりに近く、
蕊が黄色から黒色になってきています。
背景には紅梅のピンクと緑を取り込んでみました。
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山茱萸そして満作

2014-03-22 20:00:02 | 花,植物
急に暖かさが増してきました。
山茱萸(サンシュユ)と満作(マンサク)が
景色を黄色に染めていました。、


木いっぱいに花をつけるサンシュユ、
都会より里が似合う木本です。


まだ葉のない枝先にたくさんの小花を
かたまってつけます。


サンシュユはミズキ科、
しかし、ミズキとは花の様子はかなり違うようです。


枝先の花の一塊をアップにしてみました。
一塊に20から30の小花があり、
それぞれの花は4枚の花弁、長い蕊を持ちます。
面白い形をした花です。


公園の片隅、
黄色の紐を束ねたような満作(マンサク)の花が
枝先にポツリ、ポツリとついていました。


ところどころに昨年の枯葉が残り、
重なるようにそこに花がついています。
落ちずに残るこの枯葉、
ロウバイにもよく見られます。
春と冬の両方が感じられ、
いかにも早春の花らしく思えます。


2月の下旬から咲き
枝いっぱいに花をつけている道端のマンサクです。
同じシナマンサクですが、
こちらは園芸用に改良されたものでしょうか。
花びらの大きさ、花の様子が違うように思います。

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