俳優の柳葉敏郎さん(45歳)は、秋田県大仙市刈和野地区出身。昨年3月、奥さんと6歳の娘さんを連れて刈和野に戻ってきました。娘さんの小学校入学に合わせて、念願だったUターンを果たしたのだと言います。
元旦の朝日新聞秋田版のインタビューで柳葉さんはこんなことを言っています。
「(東京は)便利すぎますよね。もしかしたら創造性を養っていけないんじゃないかな。衣食住、遊び、学習などモノがあり余っている。 . . . 本文を読む
昨日と今日の2夜連続で大間のマグロ漁師を主人公にしたドラマが放映されていました。今日の後編をちらっと見ましたが、こういうスタイルのドラマってどうしても「作りもの」っぽくなってしまいますね。
読売新聞の青森版に、「変わる海 マグロ新事情」という連載が掲載されています。今や全国ブランドとなった「大間マグロ」を中心に、青森県のマグロ漁の現状と課題について触れていて、とても興味深いものがあります。
そ . . . 本文を読む
今日のNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」は、青森県弘前市でリンゴ農家を営む木村秋則さん。不可能と言われていたリンゴの完全無農薬・非化学肥料による栽培を初めて本格的に成功させた方です。
「栽培」というのは、植物を自然のままに放置して育てることではありません。木村さんのリンゴの育て方を「育てる」のではなく「育つのを手助けする」のだと番組では位置づけていました。たとえば、彼のリンゴ園は「自然のま . . . 本文を読む
青森県の「ピカイチデータ」2006年版が発表されました。様々な分野における青森県の全国順位5位以内のデータを集めたデータブックです。
たとえば、これはトップが当たり前の「りんごの収穫量」。423,400tという数字は、2位長野県の182,600tを大きく引き離しています。全国の収穫量が818,900tですから、青森県は日本のりんごの半分以上を生産していることになります。2個りんごがあればそのうち . . . 本文を読む
鳥取に出張してきました。
最終便で着いて夕飯を食べに出ました。「じげ料理」という看板に引かれて、とある小料理屋の暖簾をくぐる。へい、いらっしゃい、という生きのいい声を期待していたのに、目に飛び込んできたのは、カウンターに座って携帯をいじるおかみさんの冷たい視線…。わ、失敗したと思いつつ、「…いいですか?」と尋ねると、「…あ、どうぞ」と言われ、とりあえずカウンターに腰を下ろす。
ビールを注文し、 . . . 本文を読む
今年の青森ねぶたも、明日の海上運行をもって終了となります。今年は暑い日が続き、一度も雨にたたられなかったのは何よりでした。
ケーブルテレビで今日の運行の様子を放映していました。青森市に来て初めてねぶたを見た(というかハネた)時は、祭りのパワーに圧倒されつつ、ただただ楽しかったことを覚えています。しかし、冷静にねぶたを観察してみると、あまりにも「企業」色が強い祭りだなと思わざるを得ません。今年出陣 . . . 本文を読む
2005年、日本の人口が戦後以来初めて減少に転じました。特に、出生率が1.25まで低下していることから見ても、子どもの数がますます減っていくことが目に見えています。日本は初めて「人口減少社会」を体験することになります。
人口減少という点では青森県は、最先端を行っています。もう20年以上も前から人口が減り続けているのですから。青森県の人口が最も多かったのは1983年の153万1,000人。それから . . . 本文を読む
田植えもすっかり終わり、青森市郊外の田んぼは鏡を敷いたようにきれいに輝いています。
右上に見えるのは八甲田の山並みですが、まだ雪が残っています。
山に残る雪は、春から夏にかけてゆっくりと消えていきますが、その間、白い雪と黒い山肌のコントラストが様々な模様を織りなしていくのを見ることができます。ふもとの人々はその模様を人や動物などの形に見立てて、いろいろな呼び方をしてきました。特に農民は、その形 . . . 本文を読む
「青森のちから発見─人の財(たから)を育む─」というテーマで行われた地域政策トップフォーラムに参加してきました。
前半の日下公人氏の講演はちょっと期待はずれでしたが、後半のパネルディスカッション「元気青森人の創造~未来の青森を拓く人づくり~」はいろいろ収穫がありました。
パネリストの一人、宮城大学国際センターのあん・まくどなるど氏が話してくださった「環境歴史学」のこと。環境歴史学って初めて耳に . . . 本文を読む
八戸に出張したついでに、八食(はっしょく)センターという市場に立ち寄りました。
海産物を中心に、野菜や県南の特産品がほとんど手に入る八戸の台所。広いフロアいっぱいに出店が軒を連ねています。
サカナ類については、青森市の「アウガ」地下にある魚市場とどうしても比べてしまいます。八食センターの方がどう見ても種類も品数も豊富です。値段は一概には比較できませんが、それほど変わりはないように思えます。水揚 . . . 本文を読む
いつもより少し遅れてリンゴの花が咲きました。
青森は、梅も桜も桃もリンゴも同時に咲きますが、今年は微妙なズレが…。でもこれでようやく「春セット」が出そろったかなーという感じです。
今日は汗ばむほどの陽気でした。南国・沖縄は早くも梅雨入りしたとか。青森には梅雨らしい梅雨はありません。田んぼにも水が満々と張られ、これから、短いけれど、さわやかな初夏を迎えます。 . . . 本文を読む
大間のマグロTシャツの仕掛け人、あおぞら組組長の島康子さんのお話を聞く機会がありました。島さんは、先般、青森県教育委員にも就任されています。
「人づくりは人さがしだ」と島さんは開口一番おっしゃいました。やっぱり「人づくり」なんておこがましいことで、世にたくさん埋もれている人材を探し出し、掘り起こすことが大切なんですね。
「手アカのついていない人材」をいかにメディアに乗っけて世に出すか、そのへん . . . 本文を読む
青森にもようやく桜前線がやってまいりました。
八戸のこどもの国公園。何やら笛太鼓の音がします。見ると、新井田えんぶり組のみなさんがのぼりを立てて花見中でした。
えんぶりとは南部地方に伝わる豊作祈願の祭です。毎年2月に行われます。
えんぶり組の花見だけあって、合間には当然のように、興にのった大人や子どもたちによるえんぶり舞いが飛び出してきます。それから虎舞も。
虎舞の虎に頭を食われると、 . . . 本文を読む
最近スーパーでよく見かける「カーリングバナナ」。青森でちょっとした話題になっています。販売元は、青果物卸売業者、青森合同青果株式会社です。
カーリング・ブームに目をつけた、ただの便乗商品ではありません。袋に貼ってあるシールには、「この商品の売上金の一部を選手強化費として青森県カーリング協会に協賛しております」と書いてあるのです。地元紙(東奥日報)の報道によれば、カーリング協会に寄付するのは、売り . . . 本文を読む
今日の最高気温は8℃。
寒さのぶりかえし。まだまだコートは手放せません。雪捨て場にはまだ雪がうずたかく残っています。公園の桜は固いつぼみのままで、来週の開花予想がとても信じられないほどです。
しかし、毎年きれいな白い花を咲かせてくれる盆栽のリンゴの木は、今年も芽吹いてくれました。梅もつぼみの中から明るい色が顔をのぞかせています。こういうのを見ると、確実に春が来ているんだなと感じます。
小 . . . 本文を読む