SONYのネットウォークマンを買いました。
1ギガもの容量があるので手当たり次第に入れていたら、あっという間に満杯になってしまいました。それにしても、こんなに小さな体に何百もの曲が詰め込まれているかと思うと恐ろしくさえなります。
ふとしたときに、ある曲のフレーズが浮かんできて、どうしてもその曲が聴きたくなる時ってありませんか。頭の中でメロディがぐるぐる回ってるのに、手元にはもちろんCDがない。 . . . 本文を読む
昨日、かつての教え子たちと飲み会がありました。去年10月の仲間の結婚式以来の集まりでした。28~29歳くらいの年代で、ほとんどが独身。みんな基本的には高校生の頃と変わっていないのだけれど、それぞれに自分の道をしっかり歩んでいて、もちろんちゃんと大人になっていて、それなりの会話ができるのがとてもうれしいですね。
そのうちの一人から自分のHPのアドレスを知らせるメールが来て、さっそくのぞいてみました . . . 本文を読む
あまりにも懐かしいアルバムをAmazonで手に入れました。もちろんLPレコードは持っているのだけど、今やレコードを聴くこと自体、大変な作業が必要になってしまいます。
部屋を暗くして、ディスクをデッキに載せると、ぞくぞくするようなクルセイダーズの世界がすぐによみがえりました。全6曲、どの曲もそれぞれに心に浮かぶ光景が違って見えます。
1 曲目“Soul Shadows”。クルセイダーズは前作の“ . . . 本文を読む
1984年4月1日、精神錯乱状態にあったマーヴィン・ゲイは、同じく錯乱状態にあった父親と口論の末、射殺され他界しました。享年45歳。実の父親に殺されるという衝撃的なニュースに、当時大学生だった私は大きなショックを受けたものです。
その2年前に出たアルバム「ミッドナイト・ラブ」(結果的に彼の遺作となった)を私は小笠原・父島で繰り返し聴いていました。なんだかあやしく耳元でささやくようなイントロに始ま . . . 本文を読む
アルバムタイトルどおり、1975年1月、ケルンで行われたコンサートのライブ録音盤です。
KEITH JARRETT THE KÖLN CONCERT
1 Köln,January 24,1975 Part I 26:15
2 Köln,January 24,1975 Part II a 15:00
3 Köln,January 24,197 . . . 本文を読む
クルマでの出張でした。音楽はスティービー・ワンダーの"Songs In The Key of Life"。
1976年にリリースされた、LP2枚組+EPのこのアルバムを初めて聴いたのは大学生の頃でした。アパートの向いの部屋に住んでいたサイトウ君がテープにダビングしてくれたのです。朝に夜に、何度聴いたことでしょうか。ファンキーな曲もスローバラードも、特にこの曲を聴きたい、ということではなく、全体を . . . 本文を読む
ふと思い出して、昔の南こうせつのアルバムを聴いています。かぐや姫解散してソロになってからの1stアルバム「かえり道」と2nd「ねがい」。
「かえり道」からは、なんといっても「幼い日に」をピックアップ。たぶんけっこうな山の中にぽつんと立っているおばさんの家。毎年夏に兄ちゃんと二人で歩いて来た道を今年の夏は一人で来た。石ころだらけの道。聞こえるのは自分の足音と蝉の声だけ。少しこわいけど、もうすぐ大き . . . 本文を読む
雨が降ると心に浮かぶ歌。
─雨が空から降れば
─思い出は地面にしみこむ
─雨がしとしと降れば
─思い出はしとしとにじむ
─しょうがない
─雨の日はしょうがない
─公園のベンチでひとり
─お魚を釣れば
─お魚もまた雨の中
雨の日のやるせなさがとてもよく伝わってくる名曲だと思います。
拓郎もライブで歌っていますが、この歌だけは小室等が歌った方が心にしみるのです。
. . . 本文を読む
津軽三味線奏者の渋谷幸平さんの演奏&語りを聴きました。
彼は弱冠23歳。津軽(黒石市)出身・在住の数少ない若手奏者として活躍中です。今日は「津軽おはら節」「津軽じょんから節」「津軽おはら節」の3曲のみの演奏でしたが、若手らしい歯切れのよい演奏でした。また、演奏合間のトークは、彼の誠実な人柄を十分に感じさせてくれるものでした。
幼稚園の時にテレビで津軽三味線の演奏を見てすっかりその魅力にとりつか . . . 本文を読む
先日のコンサートで拓郎の語りを聞いてきてつくづく思ったのは、既成の概念やしくみにとらわれず、それに挑戦し続けることがどんなにすごいことかということ。
「歌手」はテレビに出て有名になるものだという既成概念、何人かの「歌手」が入れ替わり立ち替わり登場する歌謡ショーというしくみ、歌詞はメロディにきちんと乗っていなくてはならない(字余りはだめよ)という「あるべき」論、吉田拓郎はそれらを打ち壊し、自分なりの . . . 本文を読む
吉田拓郎のコンサートがあった。
2年ぶりのナマ拓郎。
今回はBig Bandと称して、ブラスセクション、ストリングスを入れた
総勢26人?ものバックを抱えた大迫力のステージだった。
私が拓郎を知るきっかけとなった「Live '73」以来のBig bandだった。
そして、やっぱり拓郎はカリスマだと思った。
「どうしてこんなに悲しいんだろう」、「おやじの唄」、「流星」、「恋唄」…。
津軽弁で言うと . . . 本文を読む
大学時代の「清高荘」の隣人斉藤くんが言っていた。朝起きた時に聴きたい音楽と、夜一人で酒を飲みながら聴きたい音楽が同じなのはおかしい、と。
なるほど、と思った。
生活の中で、音楽が今よりずっと身近にあった頃の話だ。
山田太一のテレビドラマ「早春スケッチブック」(1983年)の中で、山崎努がこんなセリフを言うシーンがあった。
「映画を見たいと思う。我慢する。どうしても見たいと思う。それでも我慢す . . . 本文を読む
吉田拓郎の「オンステージ第2集」を何年かぶりで聴く。
先週の職場の飲み会で、ある人と拓郎の話題になった。
彼は「オンステージ第2集」のLPを持っていたという。
あの幻のLP。
僕はレコード屋を探してもついに見つけることができず、
ようやく手に入れたのはミュージックテープだった。
肌寒いビアガーデンで突然彼が「トランプ」を歌い出した。
「トランプをくってみたの
あなたの名前の数だけ…」
おー、懐 . . . 本文を読む