お舟の骨格がほぼ出来上がる/作業中のjun1氏(左)
jun1123氏のお誘いで、安曇野市・牧神社で行われるお舟祭りの舟づくりを見る。
牧地区のお舟祭りは山車を引いて街を練り歩いたり、ぶつけ合うと言う派手なものではなく、山車を引いて神社中央に聳えるご神木のまわりをぐるっと一周すると言うもの。
がっちりした山車/太い藤蔓でしっかり固定
山車は地区の人達(半数づつの1年交代)によって数日がかりでつくられる。がっちりした台車上の両側に太い棒を斜めに交差するように組み、これを太い藤蔓でしっかり止めて骨組みとし、竹や杉の木・葉などを使って船の形に仕上げていく。
この日は骨格がほぼ出来上がり、これに提灯や人形等,様々な飾り付けがされて来週の本番を迎える。
ほぼ完成・あとは飾りつけをして本番を待つ
お舟祭りは穂高神社のものが有名で、高さ6mにもなる大きな船形の山車(だし)をぶつけ合う勇壮な祭り。間近で見るとその迫力に圧倒される。
海のない信州にもかかわらず、穂高神社や他の神社でお船祭りが開かれたり御神体が木舟であることが多いのは、その昔、北九州や朝鮮半島を拠点とする海族の『安曇族』が信州安曇野地方に移住したことを物語り、また、古代の信州は海が近く巨大な湖があったこととも関連があるかも知れず、興味深いものがある。
http://www.youtube.com/watch?v=5-HU6fLNk2E
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