遊びと学び,創造の基地・山のあしおと小学校

冒険,遊び,仕事,学習,生活全般を学ぶ、子ども達のための私設小学校

日本海海岸線津々浦々~能登編

2011-05-12 18:10:29 | 海岸線を歩く


 能登半島に入った海岸線歩きに限定2名の範囲でお誘いをかけたところ、2人の方から参加の意向を知らされてびっくり・・,初めて同行者を得、1人旅の覚悟が3人旅となって勇躍能登穴水に向かう。
 瓢箪から出たその駒は山仲間のTさんとお嬢さん(ニックネームはお日様)で、こんなカメが這うようなどん臭い旅に満足してもらえるだろうか・・? と言う不安もあったが、お日様はどこまでもお日様らしく輝いて道々を照らしてくれ、1人旅とは一味違う楽しい旅となった。



 2011年5月2日(金)
 当初,2台の車の一方をその日の終着点に廻し、もう1台を出発点において最後に回収すると言う方針で臨み、穴水駅に着いてからさっそく次の日の終着点となる駐車スペースを探すべく走り出した。が、しかし『これから歩く所を前もって走ると言うのはどうにも面白くない』と言う気がぬぐえない。



 10分ほど走って車を停め、海岸線に沿った路線バスのダイヤを先に調べ、適当なバスがあれば行ける所まで行ってバスで出発点に戻ることを提案する。
 事前調査をして来なかった罰で路線バスのことがまったくわからず、薄暗い中で地図の地名もはっきりは読み取れない,と言う状況下で『藤波』と言う地名をキー・ワードにしてダイヤを調べる。バス会社に電話しようとしたところに折よく路線バスが来たので、運転者さんにその地を通って夕方穴水駅に向かう駅の有無を聞くと、17時台にあると言う返答だった。
 そこで到着点に行くのを止めて穴水駅に戻り、駅にある地図でポケットパークと言う駐車ポイントを見つけてそこに移動することになる。よくよく見れば、駅にはバスの時刻表もあった。最初からそうすればよかったのだが・・。



 実はこの時点で大きな間違いをしていた。私達が探すべき地名(バス停)は『藤波』ではなく『鹿波』だったのを、暗くて読み間違えていたのだ。
 ただ幸いなことに、能登町の宇出津から穴水駅に向かうバスには海岸線を通らず国道を走るものと、海岸線を走る路線があってどちらも藤波を通るが、海岸線を走るバスが16時台に鹿波を通ることが分かり、結果オーライで1日目の目標地点を鹿波にすることとなる。
 一旦ポケットPまで走って場所を確認した後、三度穴水駅に戻って買い物し、暗い中での食事となる。