戦後、21世紀に入る前まで、日本には旧財閥系の企業グループが大きな力を発揮していた。いわゆる三菱、三井、住友、安田(芙蓉G)である。各グループ傘下には銀行、商社、メーカーに至るまで、あらゆる職種が存在していたので、グループ内で、資金から商品の調達まで可能にしていたのである。逆に言えば、私は損保会社に勤務していたので、同じグループ会社にはほ独占的に販売が可能であったのだが、他のグループ会社への参入にはとても苦労させられたのである。いわば、グループ内の企業はフアミリ―であったのである。さて、ソフトバンクの孫社長である。世界の40社以上の会社に600億ドルもの投資をして、資本によって、その40社を結びつけている。ある記事によれば、孫社長の夢は3兆ドル規模の自動車産業やシステムを変革し、配車、カーシェアリング、配達ロボット、自動運転車など、様々な交通サービスをスマホのアプリで利用できるようにすると言うものらしい。だから、ソフトバンクは、ウーバー、GM,トヨタだけではない。街のピザ屋さんにまで投資をする。そして、ソフトバンクがメインとなっている企業群が存在する。ソフトバンクは彼らをフアミリ―と呼ぶ。(4月13日)
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