アメリカの住宅ローン金利が米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)が18日公表したデータによると、30年固定住宅ローンの平均金利は今週、3月中旬以来の水準に低下した。7月18日に終わる週の30年固定金利住宅ローンの平均は6.77%で、前週の6.89%から低下した。さて、日本人の感覚からすれば、とても高い。でも、私が経験したバブル期の金利もこの程度のものだったような気がする。6.77%と言うと30年の固定金利で、1000万円借りるとすると、元利合計、返済期間が30年で、毎月の返済額は64,992円となり、返済総額は23,397,473円となる。利息分は13,397,473円である。バブル期のころ、私たちもこんな金利で、住宅ローンを借り、家を買っていたのだ。私たちは不動産がこれからますます上がり、不動産は下がることは無いのだという妄想の下に、こんな高金利でも、なんの躊躇もなく家を購入していたのである。今から考えると、もう少し時期を遅らせて、家を買っていたら、金利は400万円程度で済んでいたはずである。生涯で、他に使えるお金が1000万円もできたのである。少し横道にそれ過ぎましたが、アメリカの住宅ローン金利の低下、もちろん、わずかな下げでしかないのだが、それでも、FRBにとっては朗報である。(くちなし亭、2024.07.19)
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