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荒川放水路は20年かけた難工事だった。

2021-06-24 10:28:45 | FP
昨日、23日に隅田川の氾濫を想定した救助訓練が行われた。端的に言えば、今はまず、隅田川が氾濫することはない。なぜなら、隅田川が流れる流域は東京の中心地で、そこを守るために、荒川放水路が造られたからである。隅田川が氾濫するような大量の水が荒川の上流で流れだせば、荒川と墨田川とをつなぐ水門が閉ざされるからである。江戸時代、同じような理由で、日本堤と隅田堤が築かれた。その結果、江戸の繁栄がもたらされたのであるが、その上流の農村地では、毎年のように洪水の被害に起こったのである。明治時代に入り、この地域は一大工業地帯に変貌する。洪水の危機をそのままにしておくことはできなかった。そこで、明治43年の大洪水を契機に荒川放水路が計画されたのである。現在の千住から東京湾に至る荒川下流である。宿場町として栄えていた千住町を迂回するルートが選ばれたのである。工事は風水害、関東大震災などで中断を繰り返しながら、20年の歳月をかけて、昭和5年に完成する。(くちなし亭、2021.06.24)

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