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自然界では全力で逃げては捕食される。

2018-01-26 11:08:32 | FP

私は自然界に暮らす動物たちのドキュメント番組を見るのが好きである。私達、人間も動物なので、彼らの行動は一面で、私たちの行動でもあるのだ。さて、そのような番組の中で、アフリカの大草原に暮らすライオンたちがシマウマなどの草食動物を狩る場面がある。足の速いチーターがインパラをしとめる場面も映像に流される。そのような場面で気になるのは、捕食される側のシマウマやインパラがひたすら全力で逃げるのではなく、相手の追撃速度に合わせて、時にはスピードを落としたり、方向を変えたりしていることだった。素人考えでは、そのまま、全力で逃げ去った方が良いのではないかと思うのだが、そこには安全な社会で暮らす人間の浅はかさがあるようである。ロンドン大学王立獣医カレッジのアラン・ウィルソン教授によれば、全力疾走する被食動物ほど、ライオンやチーターのような動物にとって、捕まえやすいものはないというのである。その前提はライオンやチーターのような動物の運動能力は高く、走る速度で38%、加速力で37%、急に減速する能力で72%、被食動物を上回り、筋力も20%高いのである。だから、全力で走る動物は、幾ら早くても一定速度なので、行く先を推定できる。ライオンやチーターは自らのスピードと相手のスピードから瞬時に判断した捕食場所に突進するのだ。逆に言えば、全力疾走しない相手は捕食しにくい。教授によれば、3回に2回は取り逃がしてしまうというのである。人間も相手から逃げる時にはひたすら全力で逃げてばかりではいけないのである。ただ、これは相手が動物の場合であって、白根山の噴火のような場合には、やはり息が続く限りの全力疾走であろう。(2018.1.26)

Y-FP Office Japan

 

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1 コメント

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Unknown (K)
2018-01-26 22:43:15
人類も特殊な「足の能力」をもっているそうです。人類はダラダラとかなりの距離を移動しつづけることができる生物だそうです。それも、途中で木に登ったり、川をわたったり、岸壁を登ったりもできるそうです。すべての分野ではソコソコの能力しかないですが、総合能力はかなり高いようです。かれが捕食者となると無敵だそうです。
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