このお寿司屋さん
美味しかったんです
でも入口が見当たらない
通りかかった人に
訊ねると
あらら
居酒屋になっていました
「ほんと
美味しそうな看板ね」
と
御馳走するはずだった
友人が
残念そうに言いました
私の住む町田は あまり振舞いたいと思う店がありません、
やっと見つけた お寿司屋さんだったのです。
次に訪れた焼肉屋も 店が変わっていました。
無難に デパートの食堂街にしました。
さんざん悩んで 中華 フカひれ 半分こ。 と 餃子。 (*^。^*)
どうせおごるんだから と 豪勢なのか みみっちいのか。
お店の人が 小ライスを中ライスにしてくれました。
豪勢なんですって。
美味しかったぜ ｂｙ 風呼 
第１４６回（２０１１年下半期）芥川賞 受賞作です。
この手の内容の小説は あまり得意ではないので いまさらですが。
高校２年生の遠馬が 父親の性癖を知り 葛藤する。
父親と別れた 戦争で右手首を失くした実母とも そんな会話をする。
遠馬の父親の 女関係とか そんなどろどろした描写ばかりなのですが
不思議と嫌悪感は覚えないのです。
文体が清潔なんでしょうね。
最近 ホラーっぽい小説ばかり読んでいたので（それはそれで面白く
読みすすみましたが） ああ 純文学だと実感。
巻末の 田中氏たっての望みでの 瀬戸内寂聴さんとの対談が
面白いです。
源氏物語について あれこれ。
田中氏は 原文二回と 与謝野源氏 瀬戸内源氏 を読まれているとか。
男性から見た源氏を 語られたりして なあるほどと 思いました。
勢いで読む 大衆小説もいいけれど
やっぱ 純文学でしょ。
瀬戸内さんもそう言っていらっしゃるし。
風呼 でした
雨の日だって
楽しい
美味しい製麺屋さんへ
いつもの買い物と
違う道を行くと
巨人の大玉転がし？
紫陽花の花群
陽気に出現！
道は濡れていて 確かに
雨が降っているんだけれど
傘なんていらないかな
ｂｙ 風呼
昨夜 ６月２３日
月が地球に一年中で
もっとも近づいた
それも満月で
その前々日の２１日は夏至
６月２３日は沖縄慰霊の日
正確には
沖縄での組織的戦闘終結の日 又は
牛島満司令官自決の日
６８年前のその前日の２２日
民間人を含む軍関係者が多数
自決した
（民間の技師だった、知人の父上も洞窟で青酸カリ服毒死）
沖縄戦では島民の四分の一の人が
戦争で死んだという
けれど 骨の数はそれよりずっと多い
島民は知っているのだ
骨は 島民だけでなく
軍人、連合軍の兵士たちのものもある
知っていて 平等に葬る
今でも島の南端 糸満市では
畑を耕すと出てくる 誰のものだか分らない骨
そして 東京では
都議選が行われ
過去二番目に低い投票率で
自民党が圧勝
投票率が低いと
組織力の大きい党が強い
無党派層なんて言っている場合じゃないけれど
だからって 誰を何を 信じればいいのだろう
得体の知れないものに
じわじわと 追い込まれている気がする
今 「ＮＯ］ と言わないと
いつか 言えなくなるような
今まで経験したことのない
不安な あした
ｂｙ 風呼
パブロフの犬 だと思っていた。 読み始めるまで。
小説の内容は （動物の言葉を解する）ソロモン よりも
パブロフ の方に 近い気がする。
道尾作品には １０才前後の少年が良く出てくる。
この物語も 飼い犬の散歩中、犬にリードを引っ張られ
トラックに轢かれて死んでしまう１０才の男の子を中心に
展開する。 ちょっと強引に。
ポップコーン
鍋の中で弾けて
突然 鍋から飛び出す
ポップコーンのようだ
面白いんだよ
揺すりながら
鍋を覗き込むのは
鍋の回りに飛び散った
ポップコーンを拾い集め
つまみ食いするのは楽しいが
鍋に残った分は
もう いらないかな
でも また
作りたくなりそう
道尾秀介の著書、
”球体の蛇” は 角川文庫 （2009）
”シャドウ” は 創元推理文庫 （2006）
”カラスの親指” は 講談社 （2007）
”骸の爪” は 幻冬舎文庫 （2006）
”向日葵の咲かない夏” は 新潮社 （2005）
”光媒の花” は 集英社文庫 （2007～2009）
出世作の ”背の目” は 幻冬舎文庫 （2004)
そしてこの ”ソロモンの犬” は 文芸春秋 （2007） です。
出版社が色々、これは何を意味しているのだろうか。
直木賞受賞まで 前代未聞の ５回連続候補 というのと関係ある
のだろうか？
見極める（読み極める？）のに 時間が掛かるのでしょう。
風呼 でした
道尾秀介の小説は 一作一作 傾向が違う。
同じ人が書いているとは思えないほどだ。
私が読んだ本は全部文庫本なのですが 何と出版社も一作ごとに
違うのです。
”球体の蛇” は 角川文庫
”シャドウ” は 創元推理文庫
”カラスの親指” は 講談社
”骸の爪” は 幻冬舎文庫
”向日葵の咲かない夏” は 新潮社
そして今日読み終えた
”光媒の花” は 集英社文庫
ジェ ジェ じぇー ！！！
光媒の花 は 2007年から 2009年に書かれた６つの章からなっています。
例えて云えば そこそこ大きな川の ある場所に係わる人々を
描いていて その人たちは何気に繋がって見える。
道尾作品に共通するものがあるとすれば 強引な結びつき が
余りなく 詩情豊かな短編集です。
風媒花、虫媒花
かやつり草はね
風に花粉を運んでもらうから
こんなに地味に咲いていいんだよ
綺麗に咲く花はね
虫に花粉をつけて貰わなくてはならないから
芳しい匂いまで放ち 誘うんだ
父さんが死んで
母さんと３人の生活の姉さんは
風媒花のようだと思っていた
違うんだ 違うんだ 僕の姉さんは
絶望の底でも 光に導かれて開く
特別な花 光媒花
ｂｙ 風呼
仏像作りの房を 取材の為訪ねたホラー作家の主人公が
さまざまの異変に出会い ２０年前の殺人の謎に迫ると
いうもの。
”球体の蛇”（2009年作）以降に私が読んだ ”シャドウ”’（2006年作）
ほど現実離れしていなく ”カラスの親指”（2008年作）ほど「えっ、
それあり？」 ではなく。
著者のデビュー作の ”背の目”（2004年）に続き登場の 霊現象
探究家も係わりますが おどろおどろしい現象がすべて 科学的に
解明されるという納得の小説です。
物語は 一つも無駄な表現はなく 巨きなパズルゲームのピースを
嵌め込んでいくようです。
"骸の爪”（むくろのつめ） ２００６年作。
作者は仏像にも造詣が深い。
今度は 十一面観音像は 後ろにもまわってみて観ようと思った
風呼 でした
写真は クイーンの フレディ・マーキュリー です。 （故人、
エイズで死亡）
今日のＮＨＫ朝ドラ ”あまちゃん” で花巻さんという役の方が
この扮装をされていて 「わかる奴だけわかればいい」 の
科白がありました。
花巻さんのこの 「わかる奴だけ分ればいい」 の科白は 二度目
です。
一度目は 主人公アキちゃんが 冬の海に飛び込み どてらを掛けら
れても 掛けられてもはねかえすというところで。
これは ジェームス・ブラウン（故人） の ”Please,Please,Please"
という歌でのパフォーマンスから。 熱唱 力尽きて 倒れ込んだジェームス
にコーラスの人がガウンを掛ける。 掛けても掛けて はねのけて立ち上がり
歌い続けるという いわゆる ガウンショーとよばれるようになったもの。
原作・脚本の宮藤官九郎さんは その「わかる人だけに分る」 マニアックな
喜びをこれからも視聴者に投げかけ続けるのだろうか。
１９７５年 映画にもなった （今でも全米のどこかで上映されているそう）
観客参加型 ホラーミュージカル ”ロッキーホラーショウ” のようです。
この劇は パクリばかりで 解説を読んでも半分も分りませんが それでも
面白いのです。
遊園地におもちゃ箱をひっくり返したような ドラマ、 ”あまちゃん”
朝からテンション上がりっぱなしの
風呼 でした
木曜の夜１０時から Ｅテレで ”ニュースで英会話” という番組を
やっています。
お懐かしや 慈母観音のまなざしの 鳥飼久美子さんの司会です。
（月一 男の人ですが）
先週は 三浦雄一郎さんの ８０才でのエベレスト登頂成功のニュース
でした。
ニュースの中で 頂上という言葉が Ｔｏｐ， Ｐｅａｋ， Ｓｕｍｍｉｔ、と使い分け
られていました。
英語は同じ言葉を用いるのを良しとしないのだそうです。
詩作でもそうなんですよ。
リフレイン効果を狙う以外 違った言葉で表現する方がより詩的になるのです。
風呼 でした
大橋美加ジャズボーカル教室の 発表会の記念写真です。
生徒数現在１９人中の １３人が出演。 サックス片手は現役のプロの
ミュージシャンです。 ボーカルでは同じ生徒です。 ちょっとレベルが
違いすぎるけど。
ピアノ伴奏は ニューヨークでの演奏経験の長い 名手嶋津健一氏。
個人レッスンなので 普段は交流の機会がなく この日初めて
お会いした方が 三名いらっしゃいます。
生徒のみの内輪の発表会ですが どのステージも緊張度は同じです。
アート石井は 都営地下鉄本所吾妻橋下車６分。
見上げれば 東京スカイツリーがすぐそばに迫っています。
♪ どどど ドドドッ ！ ビルの上からゴジラ 否 塔が地味に
出現 ！！
魚河岸直送の 海鮮丼屋さんで打ち上げ。
お膝下限定の 東京スカイツリーを模ったボトルの サイダーです。
お店に高見山関がいらしていました。 隣駅は 蔵前、奥様は石井氏の
お友達だそうです。
店は ７時閉店、 少し早い時間なので 仲良し４人組で あたりを
散歩しました。
しんすい公園
どういう字を書くの？
親の水 よ
と 先月父親の４９日法要を終えたＭさんが言う
へーえ 親の水
ここに水源があるのかしら
ていち公園なのよ
テイチ公園？
低地公園！
小さな川沿いの
紫陽花満開の 遊歩道
ああ
水に親しむ公園なのね
by 風呼
ご存じ 岡田茉莉子さん。
１９３３年 １月１１日 生まれの ８０才 ！！
（週刊文春のＰＲページより）
週に ３回のジム通いを欠かさないそうです。
１９３３年 酉年生まれには 他にこんな女優さんがいらっしゃいます。
若尾文子さん、 １１月８日
草笛光子さん、 １０月２２日
淡路恵子さん、 ７月１７日
扇 千景さん、 ５月１０日
ロミ山田さん、 ８月８日
黒柳徹子さん、 ８月９日
故・南田洋子さん、池内淳子さん
歌手では
ペギー葉山さん、 １２月９日
マーサ三宅さん、 ５月１３日
戸川昌子さん、 ３月２３日
何と 今話題の岸恵子さんは １９３２年（8/11)生まれだそうですよ。
なーんか 元気が出てきました。
今日はサボらずに 私もこれから ジムに行こう。
風呼 でした
トルコに続いて 安倍総理はインドにも 原発を売るそうです。
新幹線を売ってくれるのは 大賛成。
でも なあ いいんだろうか。
原発は まずいんじゃないだろうか。
日本の 『 節義 』 として。
景気を良くしようと 積極的なのは天晴れだと思うが
なりふり構わなくはないだろうか。
もっと不思議なのは 一般人はたいていそう思っているのに
メディアが この原発輸出について 論じないこと。
政治に疎い私でも ならぬものはならぬ と思うのです。
風呼 でした
