ピカソ・マニマニア

ピカソの91年を 詩にしました。
カテゴリーのピカソを クリックして下さると 嬉しいです。

森川葵さん ”大江戸もののけ物語”

2020-07-27 18:05:24 | 日記

 

BSNHK の 金曜日夜8時からのドラマを 時々見ます。

 

今月は 岡田健史さんの初主演で " 大江戸もののけ物語” です。

放送最後に 荒俣宏さんの解説もあり なかなか面白い。

 

主人公に寄り添って妖怪が出てくるのですが 天邪鬼(若き日の藤原竜也を彷彿させる) もはや誰がやっているのか分からない扮装の河童、

そしてこの猫又です。

 

何とも不思議な魅力の猫又を演じているのは 森川葵さんだそうです。

 

昨日の 日本テレビの ”行列のできる法律相談所” に出演されました。

女版 みやぞんさんのようです。

こちらは元 ミスセブンティーン。

 

    

    けん先1ミリ 玉の穴2ミリ のけん玉、1ミリけん玉

    初心者なのに成功 !

 

    

    22回に成功 !

    

    

    ゴム鉄、元世界3位に挑戦。 一発目に命中 !

 

    

    達人が成功まで半年かかった ロックバランシングも

    あっさり。

 

    

    スポーツスタッキングというのだそうです。

    あっという間に 芸能人最速記録。

 

    

    初めてのテーブルクロス引きも超最高難度の5段に成功、

 

    

    ダイススタッキングでは 達人3人との 瞬間スタッキング。

    森川さんだけが成功。

 

番組内で初披露

    

 

私生活では 常に2つの事を同時にやっているので 1つにすると

集中力が増す のではないか と 本人は仰っています。

 

水曜日午後11時59分の ”それって実際どうなの課” という番組で披露しているらしい。

 

 

    

いつもびっくりしている 初々しい岡田健史君(元甲子園球児)主演の

”大江戸もののけ物語” も お楽しみに。

全五話、二話まで放送済みです。

 

 

    by   風呼      

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

誰かと暮らすということ

2020-07-18 15:32:54 | エッセー詩

 

ずっと 家族と一緒だった私は

時々 一人で暮らしてみたいと思う

 

信じられない

こんなところに置きっぱなし とか

 

いらいらはお互い様

何でも人のせいにしないで とか

 

このご時世 心の中の

家出の言い訳は いよ増すが

 

たっぷり睡眠をとった休日の

余りの私のぐうたらに

 

どっか 悪いの ?

 

本の読みすぎで

目がちかちかするのかと思っていたんだけど

ここ暫くは遠ざかっている

 

鼻水も出ないし

こんな季節になったことはなかったけれど

アレルギ―が起こったのだと

急いで薬を飲んだ

 

一時間くらいで

頭もはっきりしてきた

 

 

同居人の ちょっとした言葉かけが

気づきを生じさせる

 

誰かと暮らすということ

 

 

 

    by  風呼       

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

憧れのニューヨーク

2020-07-16 16:28:04 | 詩作

 

家出するなら

ニューヨークと決めていた

一ヶ月でいいから住んでみたかった

 

詩人 茨木のり子風に云えば

私の若かった頃

アメリカは遠かったので

せいぜいのパック旅行 しかも

ニューヨークは人気でいつも満席

もぐりこめなかった

 

 

家出をするならニューヨーク と

せっせと貯金した

ひと月位は滞在できる金額に達したが

あいにくと

現在のニューヨークはコロナ禍で

惨憺たるありさま

 

コロナ禍が休息しても

私のニューヨークは 後遺症に悩み

もう以前の輝きは失くしてしまっているのだろう

 

ああ 幻の ニューヨーク

 

 

私の目標は いつも準備万端になると

突然 閉ざされる

 

 

 

 

そういう運命なのよ

     by   風呼       

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

しゃべり続ける人

2020-07-08 15:13:50 | 物語詩

 

一度は管理職についたが

どうにも居心地が悪く心を病みそうになったので

現場に戻してもらい

生涯一教師として 勤め終えた

 

定年後は 不登校児のための高校で教鞭をとったので

小学一年生から 高校三年まで教えたのが

彼の自慢だ

 

自ら作詞作曲したオペレッタを

生徒たちに 文化祭で上演させたりと

教え子への情熱を語る時

合いの手をいれる間もない

 

そんな彼もとうとう教師をリタイアすることになり

教育への献身ぶりのひけらかしも 薄らいでいくようだった

 

突然 関西の通信制の大学の3年に編入学

学芸員の資格をとるそうだ

ついては 早速スクーリングに関西にいくという

 

他人に口を挟ませない

立て続けに喋るひとは

面と向かって訊かれたくない事があるそうな

 

彼の長い教師生活にも あった

触れられたくない 汚点

 

 

 

     by   風呼       

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ごろごろ禍

2020-07-06 14:24:35 | 物語詩

 

あら ゆうべ

薬を飲むのを忘れたわ

みつえさんの独り言

 

10年前 定年直後 はやばやと逝った

夫の仏壇のお供えを替え忘れるのと

降圧剤の飲み損ないと

どっちの回数が多いやら

 

毎朝 テレビの番組表をチェックしているので

曜日は間違えないのだが

時々日付が来週だ

 

今朝はやけにめまいがする

コロナ対応で 

とうとうヤキが回ったか と覚悟したが

なんだ 薬を飲み忘れただけなのか

 

いままで あんまり気にしたことはなかったけれど

効いているのね

この薬

 

みつえさん 読みかけの本を抱え

薬が効くまで ごろごろ と

 

 

 

    by  風呼       

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1000円の借用書

2020-07-05 21:58:48 | 物語詩

 

小さい時から 

キリスト教に親しんできたちかこさんは

60才を前に 洗礼を受けた

 

それから10余年

毎日曜日は 教会へ

 

日曜礼拝に来る人はどの人も笑顔で

ちかこさんの頬もほころびます

 

ある日教会からの帰りしなに

信者で 一人暮らしの80才を過ぎた女性に 

 細かいお金の持ち合わせがないので

1000円を貸してほしいと頼まれた

 

いいですよ と 軽く応じたら

ご丁寧にも借用書を書いてくれた

 

翌週 1000円は返してもらった が 

それからもちょくちょく1000円を用立てた

そのたびに 借用書を貰った

 

1000円の返却が

翌週でないこともあったが

自分も 貰った借用書を失くしたりしたので

ちかこさんは気にもしていなかった

 

 

その年の暮れ バザーの用意を信者でしていると

彼女がちかこさんに近づいてきて囁いた

 

借用書を書きますので

明日のバザーの日に 7万円を貸して下さらないかしら

 

 

     by   風呼       

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

丘の上の家

2020-07-04 13:50:49 | 物語詩

 

彼女とは カルチャーで知り合った

 

ちょっとした一日限りのレクチャーで

たまたま隣合わせの席に座った

講義後にお茶でもご一緒にということになり

連絡先を交換

私が海辺の町に住んでいると知り

憧れの場所なので是非お邪魔したいということになった

 

きっちり一週間後に彼女はやってきた

先週の講義開始時間と同じ1時半だった

ケーキを二個と 古いが磨き上げられたカップ掛けを持参して

 

翌週も 翌々週も そのまた次の週もやってきた

ケーキ二個と ちょっとしたアンティークの小物を土産に

 

天気のいい日には 湘南の海が一望出来る 眺めのいい丘の上まで散歩した

彼女は丘の上が気に入り 時々旦那様も連れてくるようになった

そんな時 持参するケーキは三個に増えた

 

一年もたったころ 私の夫が閑職になり

その曜日は家にいるようになったので

訪問の日を変えてほしいと彼女に頼んだ

 

実は彼女は渋谷で夫婦でアンティーク店を経営していて

この日は休店日、他の日は夫婦で来れないという

 

持参のケーキは4個に増えたが

暫くして夫の堪忍袋が破れ 二人に暴言を吐くようになった

 

夫が二人に失礼なので もう来ないで欲しいと彼女に言うと

あら、ちっとも気にしていませんよと 答えるのだった

 

私は とにかくこの日に大事な用事を入れることにして

どうにか一年余りに及んだ 二人の来訪を防ぐことに成功した

わけの分からない 私にはごみとしか思えないがらくたが

これ以上増えないのでほっともした

 

そして半年ぐらいして 別の曜日に

二人がやってきた

 

あの丘の上に地下室付きの家を見つけたので 買ったという

コンクリート作りでちょっとモダンだった

地下室は 店の商品の倉庫代わりに使えるし

 

リフォームしたので 遊びに来てほしい

ちなみに店の休店日は 今日の曜日に変えたと

 

ちょうど一週間後のこの曜日に

私はケーキを三個と 深紅のバラの花束を持って

彼女の家に行った

 

外観はもとより 室内が素晴らしかった

磨き上げられたアンティークのテーブル

緞帳のようなカーテン

そこここに置かれた壺や絵画

とても人が暮らしているようには思えない

 

見るに

ご主人は作業ズボンで庭の草木の手入れ

彼女はぞうきんを片手のエプロン姿

 

聞けば

住宅情報社が しょっちゅう取材に来て

写真を撮っていくそうだ

 

自慢の地下室だが

じめじめと湿気に溢れたなかに

積み上げられた商品と思しきものの反対に

現在使用中と思われる ベッドが置いてある

電気も水道まで引いてある

彼女たちは この地下室で寝起きをしているのか

 

ほうほうの体で退散し

再三のお誘いにはもう乗らなかったが

ほどなくして

彼女はころころと曜日を変える休店日に

ケーキを二個もって 我が家に来るようになった

 

休店日、 つまり彼女が我が家にやってくる日

ご主人は 解体する古家に 目ぼしいものはないか

探しに行っているのだそうだ

 

丘の家の彼女の家は駅まで遠く 私の家の前を

毎日ご主人の送迎時に通る

 

駐車場は道路に面していて

我家の車がへこんでいる時などには

「大丈夫?」と インターフォン越しに

声もかけたりしてくれる のだ。

 

 

 

 

 

     by  風呼      

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする