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ピカソ・マニマニア

ピカソの91年を 詩にしました。
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[ 日本振袖初 』 『 火の鳥 』    於・歌舞伎座

2025-08-27 00:20:10 | 観劇

ご存じ八岐大蛇(やまたのおろち)の話です。

振袖始(ふりそではじめ)とは 生贄となる稲田姫が 隙を見て大蛇を討つために宝剣を偲ばせるので袖が長くなったというもの。

素戔嗚尊(すさのおのみこと)の染五郎が花道に現れた途端、いつもの優男ではなく堂々とした男ぶりなのに驚きました。

弁慶役者登場!  20才になったばかりなのに この存在感!
父幸四郎よりも 祖父に似ている。

高麗屋さんの未来は明るい。
私も長生きして染五郎さんの弁慶が見てみたいものだ。


   
八岐大蛇は 七之助(大健闘)の岩永姫の他、七人で表現。



『火の鳥』

   

永遠の命を持つという 火の鳥 の捕獲を2人の息子に託した王。

遭遇はするが捕らえることが出来なかった二人と王の前に火の鳥が現れて
永遠について諭します。

最後に火の鳥の玉三郎さんが 飛ぶというより高く浮きます。

これも楽日だからか カーテンコールがありました。
  いいのか歌舞伎座でこんなにカーテンコールを安売りして。

  

      26日 観
              by 風呼


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『 研辰の討たれ 』 再び     於・歌舞伎座

2025-08-26 01:39:29 | 観劇

冒頭、 舞台前面の白い幕にその裏での赤穂浪士の討ち入りの様子が 黒い影で映される。

幕が開くとそこは近江の国粟津城内の道場。
数日前のこの討ち入りは 江戸から遠く離れたここでも大評判だ。

そこへ 刀研ぎから武士になった守山辰次が現れ 浅野内匠頭の行動を非難し始める。

 そう 私もそう思っていた。
 悪いのはテメーだろ。 なのに
 寄ってたかって 無力の老人をなぶり殺しにしていると。

道場で散々打ち込まれた辰次は 密かに家老に仕返しを企む。

辰次の悪戯のような仕業にショックで家老は死んでしまう。

そうして辰次は 家老の息子二人に仇として追われることになる。


辰次を演じる勘九郎さんの早口で膨大な科白と身体能力に圧倒される。

階段を自在に使う舞台装置も素晴らしい。

舞台上のあっちでもこっちでも動き回っているので そのどれもしっかり見たいと 結局先週火曜・金曜に続き今週月曜と 三回も見てしまった。
二回は時々あるが 三回は初めてだ。

初めは誰だか解らなかった 老けの幸四郎さんも よく声のとおる14才になられた勘太郎くんも 二つの役をやられたた橋之助さんも しっかり楽しみましたよ。


喜劇なのに最後は詩情も漂うなかなか深い舞台でした。



       by  風呼










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野田版 『研辰の討たれ』     於。歌舞伎座

2025-08-21 17:51:45 | 観劇

「とぎたつのうたれ」と読みます。

時に赤穂浪士の討ち入りから程ない頃。 
刀研ぎの辰蔵が 妻と密通した武士を殺し 町人が侍に仇討ちされるという 実話に基づいた話。

2001年 野田秀樹が 勘九郎時代の18世勘三郎とタッグを組んで 大評判となり 2005年の 勘三郎襲名披露でも上演されました。

20年ぶりの再々演です。

コメディ仕立てでありながら 最後は詩的な余韻を残す 名舞台でした。



   


舞踊は 「越後獅子」

橋之助、福之助、歌之助の 中村三兄弟と 男寅、虎之助、玉太郎、青虎  の若々しい七人。

腰の太鼓を打ったり、獅子頭を取って 小千谷縮を晒す様を踊ります。



  もう一度観たい
 
          風呼   でした    19日 観
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 [ モーリー・イェストン 生誕80周年記念コンサート 』    於・東京国際フォーラムA

2025-07-22 00:26:45 | 観劇

今年80才を迎えられた モーリー‣イェストン作曲の日本公演ミュージカルのダイジェスト。

創立20周年の 梅田芸術劇場とのコラボです。

作品 『グランドホテル』 『NINE] 『DEATH TAKES A HOLIDAYS』 『TITANC] 『ファントム』 から。

宝塚での上演がこのうち4つあるので 元タカラジェンヌがたくさん出演。


   

私は一つも見たことがなかったのですが 
     
岡田浩輝さんが出られるというので 行ってきました。
タイタニックの船長と ファントムの父親役でした。


     
何と成河(ソンハ)さんも この日・19日だけ出演されていて お得感。
結構ファンなのです。


     
さっそうと カッコいい 和央ようか さん。


     
ファントムの 加藤和樹さんが 素敵でした。


全く知らない曲ばかりでしたが どの曲も舞台で歌い込まれた物ばかりで 聞きごたえがありました。
生のオーケストラの演奏も良かった。

光と映像を自在に駆使した舞台も 素敵でした。




      19日 観  

            by 風呼
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『 刀剣乱舞 』     於・新橋演舞場

2025-07-18 02:25:20 | 観劇

過去の歴史を変えようとする 時間遡行軍 がまたも出撃したという。

時は鎌倉時代、源実朝と公暁が 鶴岡八幡宮で 死なないことになるらしい。

足利家由来の 天下一の名刀 三日月宗近(松也)の元に 急遽集められたのは 坂本龍馬の刀 陸奥守吉行(歌昇)、加藤清正の 同田貫正国(どうだぬきまさくに 鷹之資)、 髭切(莟玉)膝丸(上村吉太朗)の源氏ゆかりの兄弟、 沖田総司の愛刀の 加州清光(左近)、 現存する最古のちょと小ぶりで華奢な 小烏丸(河合雪之丞)、 三日月宗近と並び 天下五剣の一 北条家ゆかりの 鬼丸国綱(獅童)の 八振りです。

今回、新たに加わった 歌昇さんの色っぽさ、19才だそうです 左近さんの初々しい色気、 獅童さんの派手派手加減もなかなかのものでした。


 開演前の時間遡行軍の 客席でのパフォーマンス 

    

    



大喜利所作事(おおぎりしょさこと)というんだそうです。
劇の後に出演者による舞踊があり これも良かった。


そして演舞場ならではの アンコール。

   

   


        15日 観     by 風呼
    
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六月の歌舞伎座 夜の部   

2025-06-25 23:52:59 | 観劇

六代目菊之助・八代目菊五郎 同時襲名の 二月目です。

演目  團十郎さんによる 『暫』

   

豪華メンバーに支えられ、 大きな大きな 鎌倉権五郎景政でした。


続いて 『口上』 今日も團十郎さんの 新菊五郎との思い出話が さえていました。 先月は17日間、違うネタだったそうです。


続いて 新菊之助・菊五郎が 格調高く [連獅子』

     


   


松緑と萬壽さんの『芝浜の革財布』  



    



11才の 新菊五郎君の 役者魂に 深く深く感銘を受けました。

今月も見応えがあり 大満足です。



      24日  観     by   風呼
 
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菊之助の梅王丸   於・歌舞伎座

2025-06-18 01:28:37 | 観劇
   桜丸 吉太郎  松王丸 鷹之助  梅王丸 菊之助

『車引』 の 三人です。
9才の 種太郎君も 松王丸の付き人、杉王丸で出演、何とも可愛らしい舞台でした。


6月の歌舞伎座も 菊之助・菊五郎の襲名披露公演です。

   


昼の部は 尾上右近さんと隼人さんの『元禄花見踊り』

上記の『車引』 『寺子屋』 『お祭り』

『お祭り』では尾上右近さんが清元で加わり 鳶頭仁左衛門、芸者孝太郎、鳶の者に 彦三郎・坂東亀蔵・隼人・歌之助。  手古舞に 壱太郎・種之介・米吉・児太郎 という 襲名披露ならではの豪華さ。

目移りして あっという間に終わってしまいました。

夜の部も楽しみです。
 


     by   風呼
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團菊祭 襲名披露公演 『弁天娘女男白波』   於・歌舞伎座

2025-05-21 15:04:43 | 観劇

五月の歌舞伎座夜の部は ご存じ弁天小僧です。

八代目菊五郎さんの 男とばれた後の気風の良さと言ったら。

松也さんの南郷力丸もなかなか。
遠慮がなくなったら 更に見ごたえのある舞台になるでしょう。

團十郎さんの日本駄衛門も 迫力満点。
極楽寺山門での見栄は 観客も満足満足です。


    

左から日本駄右衛門(新之助) 南郷力丸(眞秀) 赤星十三郎(梅枝)
忠信利平(亀三郎) 弁天小僧(六代目菊之助)

9才から12才の 五人男も それぞれ立派でした。


  想像よりもさらに良かった襲名披露公演でした。



     20日 観

           by  風呼
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市川中車さん 『木挽町のあだ討ち』   於・歌舞伎座

2025-04-22 23:52:24 | 観劇

4月の歌舞伎座昼の部は まず新作で 「木挽町のあだ討ち」

下男の作兵衛(中車)に父を殺された伊納菊之助(染五郎)が 仇討ちをせんと逃げた作兵衛を追って江戸に出て 歌舞伎座に身を寄せる。

逃げた作兵衛は 菊之助に仇を討たせようと探していたので 二人はたやすく出会う。 作兵衛には殺した主人から託されたことがあった・・・

座付きの脚本家の篠田金治(幸四郎)の筋書き通りに仇討ちが行なわれることになり森田座の前で派手な斬りあいが行なわれ 見事菊之助は本懐を遂げますが・・・

作之助を演じられた中車さんが 情感溢れ 物語に惹きこまれます。
中車さんは夜の部の 「無筆の出世」の中間(ちゅうげん)役の松緑に読み書きを教える人格者の主人役もとても良かった。

様々な試練を乗り越えられた 中車さん、いよいよその実力が歌舞伎においても発揮され始められた?
その名演に胸打たれ 初めてブロマイドを買いました。


   
時々若き日の白鷗さんを彷彿とさせる 菊之助役の染五郎さん。


昼のもう一つの演目は 「黒手組曲輪の達引(くろてぐみくるわのたてひき)」幸四郎さんの助六のパロディもの。   米吉さんの白玉が魅力的。

芝翫さんが堂々の悪役ぶり。



   
    22日 観      by    風呼
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『 無筆の出世 』  歌舞伎座夜の部

2025-04-21 23:23:50 | 観劇

去年、講談からとられた松緑さんの『荒川十太夫』に続き 今年も講談からの『無筆の出世』、今年は人間国宝の神田松鯉(しょうり)さんが出演されるというのでとても楽しみにしていました。 ところが月曜(14日)午後の部から客席の椅子に不具合が生じたとかで急遽17日まで点検修理のため休演。15日に行くはずだった私はがっかり。   でも家族が取った19日のチケットが一枚余っていたので 実は二回見ることになっていたのです。

休演の間に 去年の荒川十太夫で 松緑さんの日本芸術院賞受賞が発表され何ともいいタイミングです。

始めに松鯉さんが舞台中央のセリで上がられ 物語の発端を語られます。
その後も2,3回登場。 生で講談を聞くのは初めてなのですが 扇も使われずむしろソフトな語り口に 名人とはこういうものかと感嘆しました。



   

その他はお正月に国立新劇場で通しで見たので 二場だけでしたがよくわかった 仁左衛門さんの『英彦山権現誓助靭』

最近名門の血が騒がれてきたよう 右近さんの 『鏡獅子』



       19日観     by  風呼

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『 宝塚110年恋の歌 』 他    於・宝塚劇場

2025-03-25 19:02:16 | 観劇

藤原定家(1162年生まれ)の 後白河院三女式子内親王(1149年生まれ)への恋心を軸に 宝塚110年の和ものと言われる公演の中から 選りすぐった愛を歌います。
沖田総司だったり 義経、特攻隊、慶長若衆に琉球踊り・・・

定家は十代で麻疹と天然痘を患い 顔に跡が残っていたとみられる。20才くらいで内親王に出会い13才年上にも拘わらず一方的に恋をした。内親王が死の床にある時も頻繁に訪れていた。 その愛は執拗とも思われ 内親王の墓に絡みついた葛は 定家蔦と呼ばれた。





第二部は 『RAZZLE DAZZLE]
 
    
スターを夢見る田舎娘の シンデレラストーリー。

宝塚らしい華やかなステージでした。

いつもロケットには心弾まされます。



      3月23日  観  
              by  風呼     
   

         

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『 仮名手本忠臣蔵 』   五段目・六段目・七段目・十一段目   於・歌舞伎座

2025-03-15 01:00:13 | 観劇

今月の歌舞伎座は 配役を昼夜とも A・Bに分けて上演。

大星を仁左衛門と 松緑・愛之助がそれぞれ昼と夜に務めるバージョンです。

私は昼夜共に仁左衛門の回に行きました。
ややこしくて切符を取るのに難儀しました。
 

「五段目」
山崎街道の場です。
お軽(七之助)の里で猟師になった勘平(勘九郎)が猪と誤って人を撃ってしまう。

「六段目」
勘平を何とか武士に戻したいとお軽は身を売って金を工面する。
自分が撃ったのは義父だったのかと思い込んで切腹する勘平。
勘九郎さん四段目の塩冶判官に次いで二度目の切腹だわ。

「七段目」
一力茶屋での 由良助(仁左衛門)の遊興。 
お軽と 仇討に加わりたい その兄寺岡平右衛門(松也)とのやり取りが絶妙。

「十一段目」
雪の中の討ち入り。
本懐を遂げて主君の菩提寺に向かう浪士たちの前に 旗本服部逸郎(菊五郎)が現れ、皆を労います。
菊五郎さん、今月は花道から馬に乗って登場、馬上から扇を振って見送ります。

 
芝翫さんの師直や 菊之助さんの判官、時蔵さんのお軽など 別配役でも見たかったけれど これ以上はないと思われる出来だったので 暫くは余韻に浸ります。


      13日  観
               by  風呼

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『 ジュエルズ・フロム・ミズカ  2025 』   於・神奈川県民ホール

2025-03-10 22:31:23 | 観劇
   「ドン・キホーテ」    上野水香


築50年を迎え 4月から建て替えに入る県民ホールの 3月のさよなら公演の一環です。

上野水香さんプロヂュース。

映像で練習風景をスクリーンに映してから踊りに入るので 解りやすかった。

新作からクラッシックまで 東京バレエのプリンシパル級の見事なバレエです。

一部の圧巻は 新作初演の 「春の祭典」

モーリス・ベジャール振付の 水香さんによる 「ルナ」
聞きしに勝るとはこのことです。  舞台の立ち位置が計算されつくした 水香さんの独創の世界です。



二部の目玉は
     
    
何と ゲストに 元宝塚トップスターの 柚希礼音さん。 
宝塚劇場ではありえない オーケストラボックスのない前から4番目のほぼ中央の席、本当にこの写真の近さで見た 夢のようなひと時を過ごしました。

二部の 「ドン・キホーテ」では 東京バレエの男性プリンシバル級、4人がかわるがわるジャンプを競い合う大迫力の場面も。



  2日たっても興奮醒めやらぬ

      3月8日 観   風呼   でした
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『 仮名手本忠臣蔵 』   大序 三段目 四段目 道行    於・歌舞伎座

2025-03-06 22:43:44 | 観劇

三月の歌舞伎座は  忠臣蔵の通しです。

今日は昼の部を見てきました。


「大序」
鎌倉鶴岡八幡宮、新田義貞の兜改めが尊氏の弟・足利直義(扇雀)によって行われ 塩冶判官(勘九郎)の妻、顔世御前(孝太郎)が呼ばれます。 その顔世に高師直(松緑)は横恋慕。

「三段目」
顔世御前に振られた師直は 塩冶判官に八つ当たり。
腹に据えかねた判官は 師直に斬りかかる。  松の廊下です。

「四段目」
判官切腹の場。  辛うじて駆け付けた大星由良助(仁左衛門)。


    


「道行」
主君の一大事にお軽(七之助)との逢瀬で駆けつけ損ねた早野勘平(隼人)はその身を恥じて お軽の里へ共に逃避行。



昼の部、夜の部 と 配役が A・B と二種類あって 今日の昼の部はAの仁左衛門さんの 大星由良助です。 愛之助さん・松緑さんの回もあり、ややこしい。



久し振りに緊張して 歌舞伎を見ました。(道行以外)



    3月6日 観
            by  風呼

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阿古屋琴責め 文七元結(もっとい)等    歌舞伎座

2025-02-24 02:07:22 | 観劇

二月の歌舞伎座は 中村屋さんを中心とした 猿若祭です。


夜の部の演目は

『壇ノ浦兜軍記 』通称 阿古屋箏責め
恋人平家の景清の行方を詮索された傾城阿古屋は  箏・三味・胡弓を奏じて身の潔白を正す。
箏と演奏方の三味との駆け引きが素晴らしい。景清との馴れ初めを表しているそうです。
三味線では 恋に狂う女の 謡曲の 班女、胡弓の淋しい音は 景清との別れの気持ちだそうです。

玉三郎さんにしかできない 最高のパフォーマンスです。



   

続いて舞踊の 『江島生島』
歌舞伎役者生島(菊之助)と 中臈江島(七之助)との禁断の恋。
三宅島に流され狂った生島の江島に似た海女とのひと時の戯れ。
七之助さんは 凛とした江島と はすっぱな海女とを見事に演じ分けられました。
 



   
最後はご存じ『人情噺文七元結(もっとい)』
勘九郎と七之助の 威勢のいい夫婦喧嘩がけっさく!
鶴松さんの文七も上出来で 愉快な舞台になりました。
夫婦の娘お久ちゃんに 初々しく 長三郎さん。
和泉屋清兵衛に芝翫さん、鳶頭に松緑さんと 豪華な幕切れとなりました。
お腹を抱えて笑いました。


今月は昼も夜の部も面白く
      満足満足 です。


        22日観   by 風呼
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