ピカソ・マニマニア

ピカソの91年を 詩にしました。
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六月歌舞伎座夜の部

2024-06-18 00:28:48 | 観劇

先週昼の部に続き 夜の部です。

まずは若手による「南総里見八犬伝」
八人が出会う場面を だんまり(暗闇を手探りで動く)で  歌昇・種之介・児太郎・染五郎・左近・橋之助・米吉・巳之助 が初々しく演じます。
私は結構 だんまり好きです。



    

次は「山姥(やまんば)
山姥に時蔵改め萬壽さん。
坂田の金時に新梅枝くん。 立派に長丁場を演じ切られました。

菊五郎さんの口上で 襲名披露のご挨拶。





       
最後は獅童さんの「魚屋宗五郎」
女房おはまの七之助さんと息の合った夫婦ぶりです。
最近 若中堅どころの成長が目覚ましい。

獅童さんの子息二人が 陽喜(はるき)夏幹(なつき)で初舞台。
前日に獅童さん一家が出演のTV番組を見ていたのではらはらドキドキものでしたが立派に務められましたよ。
それにしても夏幹くんの小ささにびっくり。ややや・・・ あんなに小さいのに走ってる!!



夜の部もなかなか楽しい 襲名披露公演でした。



    6月15日  観

          by  風呼
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六月歌舞伎座 午前の部

2024-06-13 00:49:36 | 観劇

六月の歌舞伎座は 中村萬壽・時蔵・梅枝 三代の襲名公演です。

午前の部、まずは 『上州土産百両首』
幼馴染の正太郎(獅童)と牙次郎(菊之助)が偶然再会します。
再会を喜んだのはいいが 互いに財布を盗んでしまう。
反省した二人は 10年後に堅気になってここで又会おうと約束します。

ちょっとトロイ役の菊之助さん。 先月の「先代萩」の立派な政岡と同人物とは思えない。 小さくてドジな牙次郎そのものです。 こんな風にも演じられるのですね。

原作はオー・ヘンリーだそうです。  いいお話でした。


二幕目は舞踊で 『義経千本桜』より。
又五郎の義経、白拍子の孝太郎に 種之介・染五郎・左近・児太郎・米吉
 が若々しく爽やか。



    

午前の部最後は 六代目中村時蔵襲名披露狂言の『妹背山女庭訓より 三笠山御殿』です。 時蔵襲名は代々このお三輪さんだそうです。
お三輪さんが手にしているのは おだまき という糸巻です。

お三輪をいたぶる八人の官女に 隼人・種之介・萬太郎・歌昇・獅童‣錦之助・又五郎・歌六 と 襲名披露ならではのそうそうたる顔ぶれ。
みなさん楽しそうでした。

梅枝さんを連れて通りかかった 珍しいおばさん姿の仁左衛門さんが 二人の襲名披露の口上を述べられました。


    



夜の部も楽しみな
      風呼 です   6月8日観
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月城かなと さん   東京宝塚劇場

2024-06-12 00:02:10 | 観劇

この公演をもって 宝塚を退団される 月城かなとさんを見に行きました。

『ETERNAL VOICE 消え残る想い』

時は19世紀末、ヴィクトリア女王の時代の イギリス。

スコットランドのメリー女王が身に着けていたというネックレスを巡って 交霊会があったり キリスト教のプロテスタントとカトリックの対立があったり。


私は 華麗なるギャッツビーという物語が大好きで それをやるというので久々に宝塚に行き すっかり 後ろ姿で哀愁を感じさせる月城さんのファンになった次第。

日向薫さん以来かな。

正統派の宝塚の二枚目だと思います。

この公演で 相手役の海乃美月さんともども引退されます。

『応天の門』と合わせ三作しか見ていないので少し残念です。


   

コロナ禍を乗り越え 110年だそうです。
ロケットは何時みても可愛らしくて好きです。


   
   
      花 月 雪 星 宙




    6月10日 観
           by  風呼


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伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)   於・歌舞伎座

2024-05-18 03:20:04 | 観劇

飯(まま)炊きで有名な 先代萩を 初めて見ました。

主人公政岡は 茶道のお点前をするので なかなかの難役です。

菊之助さんは以前、鏡獅子で 見事な袱紗捌きをされていました。

この舞台でも 若君とわが子を見守りつつ 見事な所作で お茶を点てられました。

命を狙われている若君の為に この部屋にある茶道具の釜でご飯を炊くのですが
待ち時間が長く、わが子は 「腹が減ってもひもじゅうない」と言う。

今まで見たことのない菊之助さんです。 政岡になり切られています。

江戸初期に起こった伊達騒動。  伽羅(めいぼく)とは きゃら のこと、先代は 仙台、萩は仙台を象徴する花。  若君の父が  家臣の二木弾正の陰謀により吉原通いに嵌り 吉原に行くときに履いて行った下駄が 伽羅で出来ていたことからこの題名になったそう。



   
夜の部もう一つの演目は 『四千両小判梅葉(こばんのうめのは)』

こちらは江戸末期に実際に起こった御金蔵破りです。

度胸のいい盗み家業の富蔵(松緑)と 情けない侍藤十郎(梅玉)が組んで江戸城からまんまと四千両を盗み出すのですが ふとしたことから捕まってしまう。
伝馬町の牢屋内の様子が評判になったそうです。 牢名主がいて・・・

剛毅な富蔵と気弱な藤十郎の対比が良く現れていました。



 5月14日観

         by   風呼

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仁左衛門と玉三郎    四月歌舞伎座夜の部

2024-04-24 01:38:23 | 観劇

お染久松の出てこない「 於染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり)」です。

土手のお六(玉三郎)と 鬼門の喜兵衛(仁左衛門)という夫婦の悪だくみが 未遂に終わる。

夫婦がゆすりに行った質屋に 久松が奉公していて そこの娘がお染という設定。が、二人の名前は全く出てこない。

すれっからしだが悪党に成り切れない夫婦を ご両人はこれ以上はない間合いで演じられます。


続いての幕もご両人。
鳶頭と 芸者で 舞踊「神田祭」
うっとりする 男っぷり 女っぷり。

見たぞ~ 満足満足。


最後は舞踊で 四季。

孝太郎さんの秋 「砧」 では  箏と唄は八人全員女性、遠国に出かけ帰らぬ夫を待つ切ない女心がひしひしと伝わってきました。唄の意味を知りたいと思いました。砧とは 布を柔らかくするために使う道具(石の台に槌)



今月の公演は昼も夜も素晴らしかった。

終演後、正面玄関に 服装(洋服)の地味さがかえって美貌を際立たせて 寺島しのぶさんがいらっしゃいました。
御子息の眞秀くんが 舞踊四季の冬で愛らしく踊っていらっしゃいました。




    4月22日 観
      
            by  風呼
   
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『 夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)  於・歌舞伎座

2024-04-07 13:39:46 | 観劇

三月にひき続き 菊之助との競演です。

先月の演目「寺子屋」で瞠目した存在感は ますます輝きを帯びて。

博多座での「~浪速鑑」を始めとしての2023年度の演技に関して 今年度の文部科学大臣賞を受賞されました。

浪花の侠客 団七九郎兵衛が 恩人の窮地を救うべく 義理の父を殺してしまうまでの話です。 
殺しの場面は息を呑みますが その他にも 団七が出牢早々 喧嘩するも恩人が同じとするのを知って盟友となる徳兵衛の女房を二役で務める お辰役も秀逸。


   

二時間に及ぶ舞台でしたが 見どころ続きで長いと感じませんでした。

愛之助さん 次の仁左衛門にならないかな。


   



      4月6日   観

              by   風呼


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『 御浜御殿綱豊卿(おはまごてんつなとよきょう)』  三月歌舞伎座

2024-03-29 00:33:55 | 観劇

時は元禄十五年三月、そう 赤穂浪士討ち入り前 ,甲府宰相綱豊卿の浜手屋敷(後の浜離宮)で恒例のお浜遊びが行なわれていた。

跡取りのいない四代将軍家綱の後継者選びから目を逸らすためでした。

愛妾の兄、赤穂浪士の富森助左衛門が見物に来ていると知り 綱豊は面会する。

内蔵助は自分のように世間の目を欺いているのか。

赤穂家のお家再興を望むのか 仇討という本懐を遂げたいのか 測りたかったのだ。

町人に化けた助左衛門は 能を舞うという上野介の容貌を確かめたかった。

舞台に向かう能装束の綱豊を 上野介と間違え 槍で襲った助左衛門を 綱豊は諫める。



   

歌舞伎座で売っているトランプです。
四十七士も描かれている。

   

これが富森助左衛門。

御浜御殿で 遊興に耽る内蔵助の本心を質そうとする綱豊に

「浪士の一味はすでに箍(たが)の外れた桶同然である」 と答えたところから桶を持っている。

五代将軍は綱吉になります。 豊綱は家宣と名を改め やはり男子に恵まれなかった綱吉の跡を継いで六代将軍になります。
 


午前の部最初は ご存じ「寺子屋」
  
   
愛之助さんが凄く良かった。

と 思ったら、昨年三月 博多座での「夏祭浪花鑑」での主人公、団七九郎兵衛で2023年の芸術推奨文部科学大臣賞を受賞されたそうです。
文字通り 脂がのっている感じ。

この演目は 来月四月に 歌舞伎座で上演されます。
チケットはとってあります。楽しみです。


もう一つは 雀右衛門さんの「傾城道成寺」
菊五郎さんが 前回同様やはり座ったままで登場。

真秀くん、亀三郎くんが可愛く、おどろおどろしいというより 華やかな舞台でした。



           3月16日 観

            
            by   風呼  
               (遅ればせながら)                              
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久し振りの バレエ

2024-03-10 17:51:32 | 観劇

MARTY  という新横浜を拠点とするバレエスタジオが主催する バレエガラコンサートです。 28回目だそう。 関東に留まらず全国でも開催されている模様。
予約は必要ですが 無料です。

幾つかのバレエスタジオと提携しているようですが、オーデションでも出演出来るようです。
 

プログラムは3部に分かれていて 第一部は 世田谷を拠点とする バレエスタジオ JEWELS の人たちがメイン。

第二部は スタジオMARTYの面々が主。

第三部はプロで活躍する人と 受賞歴のあるジュニア。


     
それぞれ小さな大人の貫禄です。
私の推しは 下右から2人目、確かな技術の上に プリマドンナだけが持つ 妖精の粉を振りまいて。


いい物を見せて貰いました。


       by    風呼
 


        カルッツかわさき ホール
        
自治体は 素敵なホールを沢山作っているんですね。





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『 籠鶴瓶花街酔醒 (かごつるべさとのえいざめ)』   於・歌舞伎座

2024-02-16 00:17:49 | 観劇

猿若祭二月歌舞伎の昼の部は まず鶴松さんのお光で「野崎村」
奉公先を追われ失意で戻ってきた 兄にあたる養子の久松と祝言を挙げる直前に奉公先の主人の娘お染に横取りされる、久松の未来を思って出家して身をひくいじらしさを切々と演じられました。
堂々と久松を奪っていくお染役は 児太郎さん。 金持ちの傲慢さが満々。
金も力もなかりけり の久松に 七之助さん。

     


次は狂言から「釣女」
女に縁のない大名と太郎冠者、大名が縁結びの戎神社で見た夢のとおり釣り竿
で美しい上臈を釣り上げると 負けじと太郎冠者も真似るが 掛かったのは醜女(しこめ)。
太郎冠者と醜女の掛け合いが面白い。
太郎冠者に獅童さん、醜女に 芝翫さん。(まったく誰だかわからない)


最後に 待ってました「籠鶴瓶花街酔醒」
最初に舞台上に花魁道中が三組も登場する、華やかさが大好きです。
三組目の花魁八つ橋が花道でふっと笑う、それを自分に向かってだと勘違いをする次郎左衛門の悲劇の序幕です。
次郎左衛門に 勘九郎さん、花魁八つ橋に 七之助さん。
後年、次郎左衛門は大金持ちになり八つ橋の元に通いつめ 身請け話にまでなります。それを知った八つ橋の情夫は八つ橋に愛想尽かしをさせます。 満座の中で恥をかかされた次郎左衛門。
情夫はこの人しかいないでしょう 仁左衛門さん。
恥をかかされた次郎左衛門を必死で慰める花魁、九重に 児太郎さん、いい味を出されていました。


どれも見ごたえがありました。



   



     2月14日 観
             by  風呼


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中村勘三郎さん十三回忌    於・歌舞伎座

2024-02-13 23:10:30 | 観劇

二月は早いものですね 十八世 中村勘三郎さんの十三回忌になります。

夜の部は 『猿若江戸の初櫓』
勘太郎くん初の主役でしたが 体調不良のため7・8両日は父の勘九郎さんが代役を務められました。
9日から復帰。 大事に至らず良かったですね。
福助さんが福富屋女房のふく役で 後ろに介添え付でしたが短い科白もあり 2,3歩歩かれました。
猿若座は後の中村座だそうです。
   

   


二幕目は ご存じいがみの権太の 『義経千本桜 より すし屋』
芝翫さんの権太は いがみのまんま。 内に秘めた平家に対する思いや 老親への孝行心のみじんも感じられない。 なりゆきでこうなっちゃった~ ,父親に殺されて当たり前~ と 思わせる。 今まで見てきた権太には 哀れを感じていたんだけど。 もしかして憎々しいまんまの こっちが正解?


最後は 勘九郎・長三郎父息子の 『連獅子』
長三郎くん大健闘。
小さな体で大迫力で父に挑みかかる。
勘九郎さんは谷に堕としたものの 子を案ずる父の気持ちが良く出ていたと思います。
勘九郎さんのクールな美しさに見とれました。



  

ご存じ中村屋の定式幕で お出迎え。



   2月10日  観

           by  風呼
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壽 初春大歌舞伎 夜の部   於・歌舞伎座

2024-01-30 18:26:51 | 観劇

夜の部は 四部です。

まずは謡曲より舞踊で『鶴亀』
女帝に 福助さん、立ち上がって舞われました。愛らしい満面の笑みでした。
完全復活も真近?



続いては やはり縁起物の 『壽曽我対面』
歌舞伎に登場する人物型が出揃うのが 縁起物たる所以だそう。




      

三番目の演目は 高麗屋三代の 三人だけの出演の 『息子』です。
火の番の老爺に 白鷗さん、親を探す訳ありに 幸四郎、お尋ね者を追う捕吏に 染五郎。
幸四郎さんが巧い。
昼の部の狐狸狐狸話と同じ人とは思えない。役の人物にしか見えない。




   

夜の部最後は 右近さんの 『京鹿子娘道成寺』
姿(しな)のない 力強い白拍子です。
新しい形の花子、 肉食系とでも言いましょうか。




    1月26日観

           by  風呼
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” 荒川十太夫 ”   於・歌舞伎座

2024-01-21 15:51:19 | 観劇

2022年に初演、数々の賞を受賞した 原作講談の 再演です。

初演時、堀部安兵衛役は猿之助でしたが今回は中車さん、他は同じキャスト。

松平隠岐守の面前で 平伏したまま殆ど顔を上げない 十太夫の松緑さんの 体中から発せられる静かな緊張感。

隠岐守役は 坂東亀蔵さん。
この方の清潔感は 役にぴったりです。


   

昼の部最初は 若さ溢れる  五人三番叟
熟練の 英獅子(はなぶさしし)と 二つの舞踊。


   

最後は 幸四郎さんが達者な 狐狸狐狸(こりこり)ばなし。

染五郎さんのおばかさん振りも傑作です。


新春、どの演目も面白かった。

掛け声が一切なく ちょっと淋しかったかな。




  1月20日観

     by    風呼

   
  









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初春歌舞伎公演   於・新国立劇場

2024-01-11 01:44:01 | 観劇

今年の国立劇場公演は 初台の 新国立劇場です。

    

ちょっと小ぶりの中劇場ですが 多分何処からも見やすいと思います。

菊之助さんのご存じ『梶原平三誉石切』、梅枝さんの 安倍晴明誕生話 葛の葉『芦屋道満大内鑑(あしやどうまんおおうちかがみ)と 新春勢揃い 美しい時蔵さんの 『勢獅子門出初台(初台は新国立劇場の所在地)』

石切の浄瑠璃が素晴らしい。 竹本葵太夫さんだそうです。
菊之助は何を演じても菊之助さんなのですが 今回の平三役は科白回しに 吉右衛門さんを感じることがあった。 岳父を本当に尊敬されていたのですね。

葛の葉の梅枝さんが 素晴らしい。

門出初台で 菊五郎さんの達者を確認。
弱冠10才の丑之助さんに 尋常でない大器の兆し。


それにしても 新国立劇場は 階段だらけ。
京王新線も分かりにくく 素敵な劇場なのに 行きにくい。


     1月6日観
           by 風呼
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『 天守物語 』    於・歌舞伎座

2023-12-25 12:07:43 | 観劇

今年の観劇の〆は 天守物語です。

観劇の前日にTVで放映された 中村屋ファミリーも 先日Eテレで 姫路での公演も見ていたので 余り期待はしていなかったのですが 見事に裏切られました。

姫路での公演では七之助さんは 玉三郎さんの完コピーの様でしたが 今回は全く違う。 完全に七之助の富姫でした。

今公演は玉三郎さんが亀姫。 何と美しい!

冒頭の写真の様に うっとりする姉妹ぶり。

七之助さんは姉に見える。

虎之介さんの 図書之介も 中村屋~ の放送とは見違えるように素晴らしく すっかり物語に惹きこまれました。 

あっぱれ 虎之介さん。

より以上に あっぱれ 玉三郎さん。

   


獅童さんの朱の盤坊もよく もう満足満足です。


   

来年は特別会員になります。

宜しくね  歌舞伎座さん。




   12月23日 観

       by   風呼




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『 爪王 』   於・歌舞伎座

2023-12-21 23:54:57 | 観劇

12月の歌舞伎座は 三部制です。

第二部のはじめは舞踊の 爪王。

村を荒らす狐退治に 鷹が駆り出されます。

狐に 勘九郎。

鷹に 七之助。

一度は谷底に落ちた鷹が 甦って 狐を退治。

七之助の鷹が きりっと美しい。 



二演目目は忠臣蔵外伝『俵星玄番』

    
槍の名手の玄番(松緑)が ひいきのそば屋が 赤穂浪士の杉野十平次と知り 討ち入りの日、吉良に加勢に来た輩を食い止める。



三部制は 疲れなくていいが せせこましい。
   
休憩も 20分の一回だけ。
又 そこそこ硬いのに冷たくない アイスもなか を食べ損ねた。

    



        12月20日  観

             by   風呼

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