ピカソ・マニマニア

ピカソの91年を 詩にしました。
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ティップネス下北沢店 暫く休館

2015-05-30 23:25:31 | 日記

 

今日5月30日から 8月14日まで ティップネス下北沢店が 入館しているビルの耐震強化のために休館します。

リニューアルもされるそうです。

 

下北沢店は 私が受けているDDDスタイルヒップホップのコマが充実しているので 週に二日ほど通っていました。

3か月で一曲を仕上げます。  どの店舗、どのインストラクターでも同じ振りなので 自分のペースで練習できるのがうれしい。   4・5・6月の振りは ヒップホップと云うより ジャズダンス風で あまり乗り気でなかったので もういいか、と思っていたのですが、 リニューアル前の最終日の今日、 名残を惜しみに行ってきました。

考えてみたら 半月ぶりで 最後の振りまでやっていなかった。  

易しすぎると あなどっていました。

結構 冷や汗ものでした。

 

顔なじみと 下北沢店の休館中は どの店舗に行くの?  等の情報交換。

 

インストラクターの前田江美ちゃんが さすが 近隣店舗の DDDヒップホップのプログラム情報をプリントして配ってくれました。

 

江美ちゃんは 私のホームの町田店にも来てくれています。  ですが町田店にDDDヒップホップのコマは 江美ちゃんのひとつだけ。

7月からは 新曲になるので 週一の練習だけでは足りないかもしれない。

どこにいこうかなあ なんて考えるのも ちょっと楽しい。

 

   風呼  でした            

 

 

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映画”バードマン” ⇒ レイモンド・カーヴァーの小説 ⇒ 村上春樹 & 『TVピープル』

2015-05-29 09:10:34 | 日記

 

 

ニか月ほど前に”バードマン”という映画を見た。

 

映画はいきなり主人公の空中座禅のシーンから始まり 幻聴の囁きがその異様さに加速を加える。

上半身裸の主人公の 空中座禅の背中は 姿勢が悪く皮膚はたるんでいる。

 

映画は 90分正真正銘のワンカットで撮られた『エルミタージュ幻想』を模したのか ドラムに導かれ カメラは3日間を連続させて見せている。

ドラムの音で醸し出される ニューヨーク、ブロードウェイ。   

 

主人公は かつて映画界で一世を風靡した 今は落ちぶれたヒーロー役者で 決死の覚悟でブロードウェイの舞台に立つ。  もう後はない。

その舞台の演目が レモンド・カーヴァー著の 『愛について語るときに我々の語ること』 だ。

 

深く印象に残る映画なのだが 何がこんなに気になるのか よく分からないので カーヴァ―の原作を読んでみた。

どの作品も私の意表をついていて 面喰う。

表題のつけ方は尋常ではなく ??? の連続です。

ますます分からなくなったので 代表作、初期のものと 計3冊の50位の短編を読み終えた。  感じればいい 理解しようとしなくていいらしい。

訳者が村上春樹というのにも 驚いた。 カーヴァ―のほぼ全作品を訳している。

 

日曜日の夜11時 ラヂオNHK第二で放送されている ”英語で読む村上春樹” という番組があるのですが 3月ごろから 偶然聞き始めていたのです。

 

個人的なことだが 何か繋がっている?

 

ラヂオでは 4月から 『TVピープル』 という作品が扱われている。

ある日 主人公の目の前に 実際の人間より 多少縮小されたTVピープルが現れて 勝手にTVを設置していく という中で 妻との関係が顕わになっていくという話なのだが ソファーに座っている自分は その3人のTVピープルに全く無視されて 透明人間なってしまったみたいだというのが 前回の内容でした。

 

透明人間・・・   あれ?

私も同じような経験をしたような。 (前 5月26日のブログ)

 

映画 "バードマン” で知った レイモンド・カーヴァ― 。

ラヂオ番組で初めて著作に触れている 村上春樹。 その小説の内容。

こんなに密接につながっているなんて 不思議。

 

今 私の脳内は 未知の表現との出会いに カオス状態です。

 

私の中で 全く新しいもの 例えば噴火してできる新山のような が 出現するのかも知れない。

 

とりあえず 3冊のカーヴァ―の本を 再読しよう。

 

 

  久しぶりに 大わくわくの  

             風呼   です       

 

 

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Out of My World   ヴェールの向こうに

2015-05-26 13:59:07 | 詩作

 

 

急行の止まらない隣の駅から

線路伝いに徒歩5分

 

第二月曜 午後ニ時からは

歌声喫茶になる

ピアノバー

 

大きな声で歌いたくて

午後二時きっかりに 扉を開けた

 

ピアノの周りに何人か

年配の女性がいて

 

替りばんこに

楽譜をピアニストに差し出し

ひとりづつ歌っている

 

あれ?

全員で歌うのではないの?

 

その中のひとりふたりに

ちらりと見られた気もしたが

 

奇妙なことに

誰も私に話かけてこない

 

普通 誰かしらが

「見学ですか?」 とか

訊いてくれるものなのだが

 

映像幕に映る異次元を

見ているようだ

 

暫くして 彼女たちが歌っているのは

シャンソンだと気づいた

 

出口付近に置いてある

パンフレットを手に外に出て

  (勿論 誰一人振り向かない!)

 

シャンソン教室が

第一月曜日にあると知った

 

そうだ

今日は第一月曜だった!

 

それにしても

あの無視振りは何?

 

私は存在しない

異次元に迷いこんでしまったのか

 

 

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平行線の虹  5月22日 ソレイユの丘にて

2015-05-23 23:23:59 | 日記

 

環水平アーク というそうです。

昨22日 大阪・名古屋 でも見られたそうです。

 

虹とは異なり 太陽の方に出ます。

 

        

 

暈(かさ)というそうです。  こんな風にもなりました。

 

              

 

左は南 荒崎方面。

海風強し。

 

風に向かって

胸を張る木々

 

三浦半島

京急終点三崎口から

荒崎に向かって

バスで15分

ソレイユの丘にて

 

 

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大橋美加 "Joe” ライヴ  5月20日

2015-05-23 01:23:22 | 日記

 

5月20日は 大橋美加さんの 月に一度の赤坂のジャズピアノバー "Joe" でのライヴでした。

 

ピアノは 元シャープ&フラッツのジョー蒲池さん。 この店のオーナーです。

この日は マーヴィ朝倉さんというベースの演奏も加わり 音に深みと親しみが増しました。

 

美加さんの3ステージが終わると セッションタイムがあり お客の私たちもジョー蒲池さんのピアノ伴奏で一曲、歌わせてもらえます。

 

5月31日に 美加さんにジャズヴォーカルレッスンを受けている生徒だけの発表会があるので歌う曲をさらうために 数人の仲間が集まりました。

私も "Lover, Come Back To Me" の初セッションをしました。 プロの伴奏で歌うのは緊張もしますが 嬉しいものです。

まあまあの出来、 本番はもっと馴れて歌うぞ!

 

ジャズヴォーカリスト 大橋美加にレッスンを受け始めて5年目になり 少しジャズが解ってきました。

今年は人前で歌う機会をもっと多くしたいという欲も出てきました。

 

ちょっと 頑張ってみようかな

 

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『大聖堂』  レイモンド・カーヴァ―著

2015-05-17 15:15:41 | 

 

村上春樹訳。

 

映画 ”バードマン” の中の 劇中劇で使われた ”愛につて語るときに我々の語ること” の作者の代表作だそうです。

アメリカのどこにでもある田舎町の労働者階級の生活の一辺が切り取られて描かれている短編集です。  どの話も意表を突かれ油断できません。

 

前著の ”愛について語る時に我々の語ること” より若干一話一話が長く 文章がよりこなれています。

表題の 大聖堂 ですが 配偶者を亡くしたばかりの妻の以前の雇用者が主人公の家にやってくる。 夫は目の見えない客人への対応に困る。  おりしもTVで世界の大聖堂の特集番組を放映していて 客はその様子を主人公に説明を求める。  最後は主人公に大聖堂の絵を描かせその手の上に客は自分の手を載せて 姿を確認する。

 

又 前著で 「風呂」 という題名の作品が 書き足されて 「ささやかだけれど、やくにたつこと」 というものになっています。   これは誕生日に事故で死んだ少年の話で、 母親が頼んだバースデイケーキを受け取りに行かれなかったので 執ようにその頼んだベーカリの店主から電話がかかってくる というもので、 どちらの題名のつけ方も 尋常ではない。 (作者はおなじ題材をばらばらにしたり 一緒にしたりと何度も書き直すことが多いそうです。 巻末のは翻訳者による 解題~なるほど~ がとても親切で役に立ちます)

 

『大聖堂』 は代表作と云われるだけあって 表題を始めわかり易くなっています。 が 読んでいて前著のヒリヒリ感が少なくなっているようです。

 

『愛について~』 以前の作品も読んでみようと思います。 

あのヒリヒリは 今まで気付かなかった感性を刺激します。

 

村上春樹さんが ほぼ全作品を翻訳されています。 村上春樹さんもきっと話の切り込み方に惹かれたのだろうなと 勝手に想像しています。

 

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大橋美加と巨泉さんのジャズトーク

2015-05-14 23:52:36 | 日記

 

大橋美加さんの 衛星デジタルラジオ番組 「美加のNice’N’Easy Time」 10周年を記念しての公開トークとライブが 今日半蔵門の TOKYO FMホールでありました。

大橋美加さんは ご存知大橋巨泉さんとジャズ歌手のマーサ三宅さんのご長女です。

去年に続き 二度目の父娘トークです。

巨泉さんの トークが冴えわたります。 つんくさんや坂本龍一さんと同じ喉の癌の手術を去年受けられて 一時声を失った人とはとても思えません。

手術の後遺症で 唾液が出なくなったそうで 水を飲み飲みで失礼しますとおっしゃっていましたが 19才でジャズ評論を始められた時の事から 素晴らしい記憶力でよどみなくされるお話にすっかり引き込まれてしまいました。

一晩中でも聞いていたかったです。

 

明日4度目の癌の手術のために 入院されるそうです。

お話は30分程でしたが その間一度も姿勢を崩されず プロだなあ~と感じ入りました。

 

トークの後、 リクエスト中心のラジオ番組構成になり NHKFMの番組から引き続き 美加さんの幅広い長く熱心でコアな リクエストしたファンが紹介されたり 心が温まるステージでした。

美加さんってこんなに凄いのに 気さくで親切で 素敵なシンガーです。

 

  

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『愛について語るときに我々の語ること』  レイモンド・カーヴァ―著

2015-05-11 14:17:30 | 

 

映画 ”バードマン” のもう一つの副題です。

村上春樹訳。

村上春樹は このレイモンド・カーヴァ―の殆どの著作を翻訳しています。

 

10代で結婚 アル中でホームレスにまで転落した労働者階級のカーヴァ―は 大学の創作講座で学んで 短編小説の雄となります。

1988年 50才で逝去。

 

映画”バードマン” は 現実と幻想の境目があいまいで パンフレットを見ても納得できなかったので 『愛について語るときに我々の語ること』 の原作を読んでみることにしたのです。

表題を初め 17の逸話からなるこの短編集は 殆どがアメリカの小さな田舎町が舞台の 労働者階級のもの。

日常の小さな出来事が 非日常になっていったり さながら手入れされていない芝生の上に座ってはみたものの お尻が痛くなり 頻繁に場所を変える・・・、 読後は 胸にそんなちくちく感を抱きます。 

 

カーバーという人の 小説の題名のつけ方が非凡で 一瞬あっけにとられます

映画 ”バードマン” のもう一つの題名 (無知がもたらす予期せぬ奇跡)は きっとカーヴァ―をなぞったのだろうと思われますが まんますぎて ちょっと違う気がします。

例えば この短編集の中 「私にはどんな小さなものも見えた」 という話は 夜中に裏木戸を閉め忘れたのに気付いた妻が 閉めに行くと 隣家の些細なトラブルから夫と不仲になってしまったご主人が ナメクジ退治をしているのに遭遇する。 隣のご主人に夫との仲直りを託され妻は承知して寝床に戻る。 木戸を閉めわすれたのに気付くも そのまま寝入ってしまう。      妻が見たものは --    

8才の誕生日に交通事故で昏睡状態に陥ったひとり息子。 病院で付き添う両親が交代で自宅に着替えに帰るが バースデイケーキを頼まれたベーカリーから執ように取りに来るように電話がかってくる (最初に帰宅したのは父親なので ちんぷんかんぷん、 話がどんどんこじれてくる) この話の題名が 「風呂」

 

巻末に 村上春樹さんの17の短編それぞれについての解説があります。 はじめてカーヴァ―を読んだ私には わかり易く参考になりました。

 

ただ今 カーヴァ―の二冊目を読書中、 少し見えてきました。

 

     

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『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』  映画

2015-05-07 00:33:42 | 映画

 

大当たりをとるも三作で出演を断ったヒーロー映画『バードマン』の主役、 けれどその後20年以上パッとしない主人公が 起死回生を図って 初めてブロードウェイの舞台に立つ。

そのプレビュー公演の前日と当日、初日とその数日後という4日間が まるでロングロングワンショットのように映像化されている。

映画は いきなり初老の上半身裸の男の空中座禅から始まる。常に主人公に疑問を投げかける過去の自分の バードマンがいる。

 

     

 

こんな空中浮遊場面もあって 現実と空想との境目が主人公にとっても映画を見ている私たちにとっても あやふやで オカルトチック。

舞台の演目は レイモンド・カーヴァ―原作の ”愛について語るときに我々の語ること” (What We Talk About When We Talk About Love) 

二組のカップルが愛について語るが どんな形を愛と呼ぶのかはそれぞれ思いが異なり平行線をたどる。 舞台用の脚色では 元妻の目の前でこれぞ最高の愛の形と 主人公は自分自身を銃で撃つ。 

ブロードウェイの批評家はハリウッドがお嫌い。舞台を観もしないで酷評を書くと 初日前日に主人公に告げる。 それは舞台は初日で打ち切りを意味していた。

主人公のとった舞台初日の行動とは・・・

 

映画の主人公よろしく かつて 「バットマン」 で大ブレイクしたマイケル・キートンが主役です。

あっ 日本でも最近離婚騒動で芸能界を賑わしている一発屋と呼ばれる歌手さんが 自虐ネタのようなドラマに出演されていて 「注目されてなんぼの世界」 と開き直った科白を言ってられました。 (昨日NHKの夜10時からの火曜ドラマ)

いっそ潔くて 格好いいかも。

 

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シャープペン

2015-05-06 01:32:52 | 詩作

 

 

シャープペンが苦手だ

 

筆圧が高すぎて

すぐに芯がぷちんぷちん折れてしまうから

 

だから いつも急いでとるメモは

使い慣れたボールペンかフェルトペン

 

今日 寝転がって本を読んでいたら

いつもと全く傾向の違う小説だったからか

いろいろ考えが閃いた

 

思いついたことは書き留めておかなくちゃあと

手の届くところにあったペン立ての

フェルトペンで字を書くと 乾いてしまっていてかすれた

 

じゃあとボールペンを出すと

インクが固まっていて強く私の筆圧だけが残った

 

そういえばここの筆記用具は

何年も使っていないような

 

しょうがないからシャープペン

やっぱり初めはポキポキ折れたが

優しく扱うと あらいい感じじゃあない!

 

ちょっと取扱いが面倒だけど

裏切らないな シャープペン

 

 

         風呼  でした         

 

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