ピカソ・マニマニア

ピカソの91年を 詩にしました。
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 " COOL DAIZY ” という名の シャワージェル

2022-07-31 22:26:06 | 日記詩

私の匂いが
するそうです

持って帰ったら
実家にいるのか
自宅にいるのか
解らなくなるので

ここ(実家)に置いていくわ

買ってきた帰省中の娘が言う

だから 使っていいわよ

とも


使ってみました

私の匂い ?
COOL DAIZY

私には
どんな匂いか
解りません


はて
私が私が使う
意味があるのか
?? 
ないのか 


     by  風呼








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割烹 ” 田中 ” にて

2022-07-27 08:11:45 | 物語詩

四国の
ターミナル駅とは思えぬ
鄙びた町で

旅慣れた彼は
タブレットを開き
今夜の食事処を探す

この町は二度目だ
二度とも日曜で
飲食店の休みが多い

前回の店はまあまあだったが
敢えてその店を外す

最近はネット上の情報だけで
その店のランクが
大まか分かるようになっている

割烹”田中”
屋号は文句ないが
料理はどうだろう

電話してみると
まだ注文できるという

時間も時間だし
多少の不安はあったが
予約した

カウンターが十席ほど
板の間の座席で十席ほど

共に80才前後の
板さんとおかみさんだけの
居酒屋風

先客への注文の取り方が
「えっ! えっ!」
何度も聞き返したあげく
銘柄が違う日本酒が出てきた

やっぱり=
不安が的中

一品料理は止めて
煮魚定職にした

「鯛のかぶと煮とオコゼがあります」

「オコゼでお願いします」

板さんとおかみさんが同時に
「ちょっと時間がかかります」


色艶のいい小ぶりの猫が
店内を横切って
すばやく 裏の窓から出て行った


自分が嫌われるなんて
きっと人生で一度も思ったことがないような
おかみさんが にこにこしながら
「これに時間がかかったんですよ」

指さされた大きな器の蓋を開けると
大きな鯛の頭(のみ)があった

客の注文は あい変わらず
聞き返しても間違えるおかみさん
黙って箸をつけたが
まずい!!
お新香も味噌汁もまずい!
白米だけは美味しかったので
ああ、定食にして良かった

志村けんの
あんだって?おばあさんを
思い出した
レトロな
旅の一夜の出来事でした


    by  風呼







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高茂岬(こうもみさき)の夕陽 豊後水道

2022-07-20 16:25:36 | 

どうしても来たかった 豊後水道の、四国側 最南端の 高茂岬です。

待っていたよ と 雲が歓迎してくれました。

         
もう少し北側、佐多岬が長く見えます。

豊後水道は 寒流と暖流が交差する 天然のいけすのようです。流れが速いので魚の身が引き締まっているそう。
アジ、サバが有名。 いわゆる関サバです。


今回のもう一つの目的地は 仁淀川です。

     
     雨竜の滝。 アッ、モアイ像?
     Rock だぜ。

    
    名越屋沈下橋。

仁淀川は愛媛の石鎚山が源流で 土佐と高知の間の 土佐湾に流れ込みます。
中流まで 岩だらけです。だから水が奇麗なのね。


16・17・18の行程。
天気予報は雨でしたが すべて降られませんでした。


    by  風呼


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厚木のえいがかん kiki

2022-07-11 13:14:36 | 日記
映像機器システム会社と 厚木市が提携した映画館だそうです。

kiki  は 機器 から名づけられました。

3スクリーンで これだけの映画を上映していました。
観客の要望に応えるようにしているそうです。

私は白鳥 を観たのですが 観客は私の他に もう一人でした。



突然、映像ワンダーランドに迷い込み わくわくしています。

    




      

      
も 上映されるそう。


今度来たら リクエストもしてみよう。


     by   風呼
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『 私は白鳥 』  

2022-07-04 23:10:37 | 映画

2018年、富山県の田尻池で 翼が折れてシベリアへ帰れなかった白鳥に  毎日餌を与えたり 暑さ対策をしたりする 還暦前のおじさんがいた。

独り者のおじさんは 取り残された白鳥に自分自身を重ねていた。

その年の冬にも 白鳥たちは戻ってきた。
仲間に受け入れてもらえそうだったが 長く飛べない白鳥は やっぱりひとりぼっち。
最後まで別れを惜しんだパートナーは そこにはいなかった。
白鳥は一羽のパートナーと添い遂げるのだそうだ。

2019年春、白鳥はまたひとりぼっち。

が、その年の暮れに パートナーが戻ってきた。
そしてまた 2020年の春に 飛び立っていった。

翌年、吹雪の日が続き4日ぶりに白鳥の様子を見にいった おじさんは ひな3羽とパートーナー(?)と一緒の白鳥を見る。 なにせ吹雪で画像が鮮明でないし なぜか突然このドキュメンタリーがちゃんと確認しないまま終わってしまった。


毎早朝、白鳥の様子を見に行っているうちに 持病がいくつも見つかった おじさんの可哀そうさだけが 残ります。
私は白鳥と言い切るおじさんの 身につまされるお話なのでした。


太古から存在する鳥類の賢さが解明されている今、白鳥とおじさんとの心の触れ合いを期待していたのですが 肩すかし 餌はちゃっかり頂戴するも 全くおじさんになつかないクールな白鳥です。


     by  風呼

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そうね、サンバイザーよね

2022-07-02 15:43:39 | 日記詩

夏の ジム帰り

シャンプーした髪は
少し濡れたままが 涼しくていい

キャップでは
髪形が崩れてしまうし

そうか
サンバイザーを被ればいいんだ

時々パトロールする
帽子売り場で発見

ちょっと派手だけど
いいか

ブランド物の
お値下げ品だし


風を切って
自転車をこいでも
脱げないことも 発見

    

     by   風呼
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