修験道の始祖 役行者を尋ねて 奈良、吉野の奥の 大峰山のふもとを訪ねました。
大峰山は 現在も女人禁制です。
赤い帽子、白い帽子 それぞれ100人弱くらいの の小学生の団体と山道ですれ違いました。
三人から五人くらいに一回の 「こんにちわ」 50回は言ったでしょう。
みたらい渓谷を経て 初日は 大峰山の西のふもとの 洞川(どろかわ)温泉泊。
宿の あっちからとこっちから 小学生の声がやかましい。
二つの小学校の 林間学校だそうです。
赤い帽子・白い帽子で 学校を識別していたのね。
二日目は 滝めぐりです。
冒頭の写真は 二つ目に訪れた 洞川(どろかわ)温泉から 北東の ”三船の滝”
程よい緊張感が漂います。
これまで感じたことのない 優しい潔さに 滝に見入っていると 見えてきました
右手に 錫杖(しゃくじょう 山伏の道具のひとつ)を手にしたお姿が。
前にいるのは 猿ではないし 何だろう? 役行者は何を従えていたのだろう?
ちなみに 役行者が向いているのは 南南東です。 磁石で確かめました。
宿について落ち着いて調べてみると 役行者が見ている方向に 大峰山がありました!
従えているのは 青鬼・赤鬼の小鬼の夫婦。
生駒山で悪さをしていたのを 行者が懲らしめ 以後家来になったそう!!
消えかかった文字の 立て看板に 『 真ん中は 文殊菩薩で 12体の仏を従えています 』とありました。
やっぱり見えているのですね。
文殊菩薩は 12支をつかさどっているそうです。
これは 北斎が描いた 青鬼・赤鬼を従えた 役行者です。
もう1300年前の事なので 妖気も邪気もない
私は 役行者を見たと思いました。
7月25日
by 風呼
彼女からの
頂き物は
化粧ポーチとか
コブラン織のハンカチとか
ちょっとしたお礼には
高いんじゃない? と思う もの
きっと 彼女が
このブランドを持ちたいのね
彼女へのお礼がある時は
ここのものにしよう
☆ ☆ ☆
めぐみさんの 一人息子が
小学二年生のころ
お誕生日プレゼントを
呉れたそうです
おじいちゃんちから
貰ってきた 柿の種の小袋
ビールのおつまみにと
取っておいたら なくなっていました
「だって おかあさんが
食べないんだもの」
20才になった
めぐみさんの息子さんが
母の日に
プレゼントを呉れました
ちょっと格好いい
サングラス
TVの脇に置いていたのが
気付いたらありません
「だっておかあさん、
使ってくれないんだもん」
7月初め
めぐみさんの誕生日に
サングラスを拭き拭き
息子さんが言いました
「ボク、やっぱり似合わないから
このサングラス
誕生日プレゼントに
おかあさんにあげるよ」
? ? ? とさ
by 風呼
宗教者の伝記だとばかり思って 読み始めた本でした。
思いもかけず 血湧き肉躍る 活劇もの。
主人公が窮地に陥ると 必ず助けがやってくる 半世紀前の東映時代劇のようでした。
途中で 「何だか変だ! これは宗教の本ではないのか? 信者に叱られるぞ」 と 何度も思いながら 読了しました。
東京新聞に 連載されていたらしい。
筆者は 50才ごろから 龍谷大学で仏教史を学ばれた(聴講生として)そうなので つい仏教書と 捉えていたのです。
十悪五逆の大悪人でも
" 南無阿弥陀仏 ” と唱えれば
極楽に浄土できる
たったこれだけの事の解釈に 全6巻が費やされます。
師である 法然上人と 微妙に解釈が違う親鸞です。
法然・親鸞 の徒たちも それぞれさまざまに解釈をします。
土着の神仏との兼ね合い、 念ずれば何をやっても良い とか。
言葉尻だけが大手を振ってまかり通ります。
法然は一日中 この念仏を唱え続け、 親鸞はことあるごとに唱える。
比叡山で厳しい修行をし 秀才の名をほしいままにした師弟の 帰教ともいうべき 究極の宗教。
この小説の中で 奇跡に近い事が度々起こるのですが それは起こしたのではなく 偶然起きたこと。
奇跡などない と 親鸞は言い切ります。
親鸞の常人にはない力を信じる者たちは 臨終の折 奇跡を期待しますが、何事も起こらず 親鸞は静かに息を引き取ります。 満89才。
浄土真宗は ひたすら 己の中に 信 を培う ?
この本は 親鸞の妻、娘、 影響を与えた女人たちが 添え物的ではなく しっかりと描かれていて そんなところも好感が持てます。 (鎌倉時代の女性は自立していたらしい)
香具師のような 五木寛之に まんまと騙された。でも ご機嫌
風呼 でした
昨 7月2日は 本年2度目の ジャズヴォーカル発表会でした。
一年に3度ほどの 生徒中心のミニライブです。
メインライブは 今年は去年と同じ 11月26日(日曜日)に 六本木 『Birdland』で行われます。
年に一度のこの日のために 本番さながらの度胸試しです。
『港ーマス』(ミナトーマス)は 生徒仲間の訪問介護施設オーナーが 2年ほど前に始めた多目的ライブハウスです。
室内は竹下夢二の絵が多く飾ってある 大正ロマン風。
参加者は 全16人、2曲ずつ歌いました。
私は ”Swanee” と ”Devil May Care”
Devil は気負いすぎ、Swanee はとても良かったとの 先生の評です。
美加さんにジャズヴォーカルを師事して 6年半、もう何度もステージに立たせてもらっていますが 緊張が薄らぐことはありません。
歌い終わったらほっとするね と 年長組は話し合っています。
by 風呼