ピカソ・マニマニア

ピカソの91年を 詩にしました。
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『楽屋』・・・小泉今日子

2009-05-26 22:48:10 | 観劇
 

『楽屋』を見ました


小泉今日子主演の 舞台『楽屋』を 見てきました。
蒼井優も 出ています。

三軒茶屋のシアタートラムで 6月14日まで公演中。 他に渡辺えり、
「ナイロン100℃」の村岡希美という女優さんが 共演しています。

チェーホフ作「かもめ」を上演している劇場の 楽屋が舞台です。
キョンキョンと渡辺えり子が 観客席に向かって座り ひたすら化粧をしています。 二人は これまでの芸歴が 殆どプロンプターという 役者でした。 せりふはばっちり入っているので いつか代役が回ってくるかも知れないと 毎日この劇場の楽屋に通って チャンスを待っているのです。 チャンスなど 永遠に来ないと知ってはいるのですが。      
そこに最後は蒼井優も加わり 「三人姉妹」を演じ始めます。


シアタートラムは200余の座席の劇場、というより 芝居小屋です。
どの座席からでも 肉眼で俳優さんが 良く見えます。
大好きなキョンキョンを 近くで見られて 幸せでした。 演技がどうのより
(勿論素晴らしいのですよ) 立ち姿にも 軽やかな動きにも 見とれました。
蒼井優も 雰囲気があって 良かったです。 大島弓子の漫画に出てくる少女の
ようでした。

今日は平日の マチネー公演だというのに 壁際に 正真正銘の 立ち見が沢山でていました。

切符は発売と同時に 売り切れているのですが 当日並べば 入場できるかもしれません。 と云うか ウルトラ入場方法が シアタートラムにはあります。

興味のある方は 劇場に電話をして聞いてみて下さい。(パンフレットにも ちらしにも電話番号が出ていません。ネットで調べてくださいね)


という訳で 今日はピカソを 休みます。

明日は キュビズムの時代です。


   
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『雨の夏 30人のジュリエットが 還ってきた』

2009-05-21 13:40:38 | 観劇



ピカソの『青の時代』 に描かれた自画像は(ピカソは自画像を沢山残しました) 20才というのに 人生の総てを見透した 絶望の目をしています。
十代で 妹と親友を次々と失い 極端に死を恐れる姿です。 あれは 死神と対決している眼かもしれません。

今日はこれから池袋に ヒップホップを 踊りにいきます。岩間理佳(RIKA)
さんに習って 10数年、 続いているのはひとえに RIKAさんの 類希なる
指導力と 魅力のお陰です。

先週突然 思い立って 当日売りのチケットで見た 舞台について一言。
『雨の夏 30人のジュリエットが 還ってきた』 題名が超素敵だと気になっていたのです。 三田和代さんが 出ているというので 早速に行きました。
戦前 北陸のデパートに実在した 少女歌劇団がモデルで 数十年ぶりに 30人が再会するというもの。 デパートの一階の 正面階段を 舞台のものに見立てて
ハムレットを 再現していきます。  三田和代さんの せりふは膨大で 遠目には容貌もそんなに衰えては見えない、 いくつになられたのかと 調べたら 66才でした。 まだ? というべきか もう? というべきか。  鳳蘭さんが相手役でしたが 全く共通点のない 二人の少女漫画家が それぞれ勝手に 主人公を設定したような 違和感でした。 現実の世界では もっと異なったキャラクターが 同時に同じ空間を所有しているのですが。 

三田和代さんは コピーのmitaの 創業者の娘で 作家三田誠広の お姉さん、 超セレブな方とご存知でしたか?


明日はまた ピカソの詩 『マックス・ジャコブ』を 載せます。
宜しかったら お尋ね下さい。




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『加賀鳶』・・・歌舞伎座

2009-05-19 19:02:56 | 観劇



さよなら公演 カウントダウンの始まった 歌舞伎座に 行って来ました。

お目当ては 菊五郎初役あい勤めまする 『加賀鳶』 道玄という 悪按摩の役
(鳶頭との二役) ですが 音羽屋ファンの長い私メが 「この上手な人は誰?」
と思った 今まで見たことのない 菊五郎さんでした。 
クリント・イーストウッドの映画 グラン・トリノの結末と 私には同じ位の衝撃でした。

『加賀鳶』とは 今の東大赤門を守る 火消しの事だそうで、 赤門は将軍家の娘が嫁いだ先にだけ 建設を許され 再建は出来なかったので 火の用心を任された 加賀(前田藩)鳶の役割は 大きかったのです。

冨司純子さんが 見えていました。 フラガールで演じられた 楚々とした 特別なお手入れを感じさせない 自然の美しさで 女性はこんな風に 歳を重ねていくのが望ましい の見本のよう。 暫く見とれました。


今日はピカソは 休みます。
明日は 青の時代について 語らせて下さい。


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