5年に一度 ポーランドで開かれる ショパンピアノコンクールの 2005年度の優勝者、ラファウ・ブレハッチの ショパンの曲だけを弾く公演に行ってきました。
ミューザ川崎は始めてですが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/dc/c62628dd4ca6221b880a00448d81812b.jpg)
立派なパイプオルガンがあり、サントリーホールと見まがうばかり。
客席数2000弱。 サントリーホール、2100強。
こんな立派なホールだったなんて知りませんでした。
演奏されたのは「葬送」以外は ポーランド庶民の民族舞踊の マズルカ。
作品番号でしか記されていないので 素人の私に分かるのか不安でしたが 初めの音から魅了されました。「4つのマズルカ op.17 変ロ長調」
ひとりオーケストラ
時に
腕が3本にも4本にも
見える
途切れない音たち
指がひと度
鍵盤に乗ると
たちまち
30本に増えるらし
ピアノだけなのに
オーケストラを従えて
まだ青年と呼べる
ピアニスト
鎮かに魂を葬(おく )る時は
老人の貌だ
曲の合間は
時にお茶目で
将棋の聡太君のよう
親しみ易そうで
距離は縮まらない
天才中の 天才
2月20日 観
興奮醒めやらぬ 風呼 でした