ピカソ・マニマニア

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ソロモンの犬   道尾秀介著  あれこれ

2013-06-21 13:33:20 | 

 

         

 

パブロフの犬 だと思っていた。 読み始めるまで。

小説の内容は (動物の言葉を解する)ソロモン よりも

パブロフ の方に 近い気がする。

 

道尾作品には 10才前後の少年が良く出てくる。

この物語も 飼い犬の散歩中、犬にリードを引っ張られ

トラックに轢かれて死んでしまう10才の男の子を中心に

展開する。  ちょっと強引に。

 

 

    ポップコーン

 

鍋の中で弾けて

突然 鍋から飛び出す

ポップコーンのようだ

 

面白いんだよ

揺すりながら

鍋を覗き込むのは

 

鍋の回りに飛び散った

ポップコーンを拾い集め

つまみ食いするのは楽しいが

 

鍋に残った分は

もう いらないかな

 

でも また

作りたくなりそう

 

 

 

道尾秀介の著書、

 

  ”球体の蛇” は 角川文庫 (2009)

  ”シャドウ” は 創元推理文庫 (2006)

  ”カラスの親指” は 講談社 (2007)

  ”骸の爪” は 幻冬舎文庫 (2006)

  ”向日葵の咲かない夏” は 新潮社 (2005)

  ”光媒の花” は 集英社文庫 (2007~2009)

 

  出世作の ”背の目” は 幻冬舎文庫 (2004)

 

  そしてこの ”ソロモンの犬” は 文芸春秋 (2007) です。

 

出版社が色々、これは何を意味しているのだろうか。

直木賞受賞まで 前代未聞の 5回連続候補 というのと関係ある

のだろうか?

 

見極める(読み極める?)のに 時間が掛かるのでしょう。

 

 

        風呼   でした               

 

 

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