ピカソ・マニマニア

ピカソの91年を 詩にしました。
カテゴリーのピカソを クリックして下さると 嬉しいです。

今年最後の 燃えるゴミ収集

2018-12-30 22:12:23 | エッセー詩

 

年末30日 日曜日

 

まさか ?

まさか

 

「オーライ! オーライ!」

 

ごみ収集車 ?

 

慌てて飛び出したら

行ってしまった

ごみ収集車

 

知らなかった

回覧板は読まないし

隣の奥さんも

何も言ってなかったし

 

まあいいか

生ごみと紙ごみは

もう分けてあるし

 

道路を隔てた一丁目のごみ収集は

ずっと時間が遅いのを思い出し

そっちへ急いで持っていこうと

取り敢えずごみをまとめ始めたら

 

「オーライ! オーライ!」

ごみ収集車が戻ってきた

 

再び玄関から覗くと

収集車のお兄さんがやったきて

「急がなくていいですよ」と

ごみを持って行ってくれた

 

終わりよければ すべてよし

 

来年も

きっと良いことがありそう

 

ありがとう

今年もお世話になりました

 

 

         by  風呼      

 

 

              ブログランキング・にほんブログ村へ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

潮(うみ)の底から

2018-12-25 22:15:49 | 詩作

 

それは 地続きではあるけれど

私の日常生活に何の支障もない

遠いところで起こった

 

けれど それは

対岸の火事と

高を括っていた私の周りの人々の

心の中にも 入り込み

 

ごく些細な

個人的な事 なのに

誰もが

じわじわと 外から押し寄せる

変化の波動を感じ始めた

 

 

人生の最終章にかかり始めた

私にも

 

人との出会いの

ときめきと 切なさ

 

評価されるという 

耐え難い現実にも晒されて

 

まだ出来る

希望と 落ちこみ

 

ひと として

敢えて避けてきた

数々の事が

 

押し寄せてくる

 

大事な事だよ まだまだ

足りないよと

 

 

あの日を境に。

 

 

       by  風呼      

 

 

               ブログランキング・にほんブログ村へ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

喪中はがき

2018-12-19 17:39:09 | エッセー詩

 

暮れも押し迫ると

喪中はがきが 届く

 

大概は

友人の親で

 

100才近い

享年。

 

あの過酷な戦争を

生き抜いた人は 

強靭な肉体と 運 の持ち主なのだと

しみじみ思うのです

 

私の両親は

75才と 81才で

亡くなったので

 

その長寿が

本当に 羨ましい。

 

 

先日、

高校の後輩から届いたのは

後輩自身の 死 で

一瞬、目を疑った

 

2年前に会った時

癌で 大きな手術をしたが

来月から

コーラスに 復帰する、

 

同居を始めた 彼女の

ご両親はお元気で

90才のお父様は

ジムの人気者と

明るく笑っていたのだが

 

 

同級生の訃報は

ちらほらと

耳にするようになったが

 

7才も年下の

友人の死 には

 

わたしの感情の

行き場がない

 

 

 

 

       by  風呼      

 

 

               ブログランキング・にほんブログ村へ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

儀装馬車 4号

2018-12-13 23:35:06 | 日記

 

10月13日 午前10時過ぎ 東京駅前行幸通りで 儀装馬車列に出会いました。

 

儀装馬車は 新任の大使が 天皇陛下に信任状を捧呈する 信任状捧呈式の際 東京駅から皇居までの送迎に使用されます。

自動車でもいいのですが 世界でも数か国しかないという 新任大使の馬車送迎なので 大きな天候不順でもない限り

大概の大使は 馬車を選ぶそうです。

 

今日は エストニア大使の送迎でした。

エストニアは 1981年、ソ連から独立した 人口134万人の国で、フィンランドの南対岸に位置しています。

 

 

 

役目を終えて 皇居坂下門から入ってくる馬車列。

 僅か一時間ほどの 出来事でした。

    

 

   

こんな近くから見れるなんて!

 

 

この儀装馬車4号は 大正2年に 国内で製造されたそうです。

 

1号から3号も現存していて 明治の末期から大正の初めに造られました。

 

 

      風呼  でした      

 

 

            ブログランキング・にほんブログ村へ

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カマキリさん

2018-12-06 18:35:58 | エッセー詩

  

夕べ 

何故か和室にいた

かまきり

 

そっと

逃がしたつもりだったが

 

今朝 玄関先で

こうやって 閉じた傘に

しがみついていた

 

傘を広げてみても

全く動じないので

放っておいた

 

そういえば

昨日も

動きは鈍かった

 

夕方

外出から帰ってきても

 

やっぱり そのまま

 

つかまり心地がよさそう

 

この傘

綿素材だもんね

 

ねえ 君

このまま

玄関の中で 越冬する ?

 

 

 

        風呼  でした       

 

 

 

              ブログランキング・にほんブログ村へ   

             

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昭和元禄落語心中  NHK金曜ドラマ

2018-12-04 11:37:01 | 日記

 

NHKの金曜ドラマ、『昭和元禄落語心中』 が面白い。

 

初太郎 と 菊比古 という 対照的な 噺家の話です。

 

 陽気な 初太郎に

       

山崎育三郎

 

内向的な 菊比古に

        

岡田将生。

 

 

師匠の 八雲役の 平田満、 二人に深くかかわる 大政絢、 を始め

子役まで 脇もいい。

 

やるせなくも 身の焦がれる物語が 昭和元禄 という言葉で表現されています。

 

音楽もいい。

 

 

岡田将生さんは 映画『悪人』から注目していました。

 ただ美しいだけの人ではない と。

 

気高い美しさと相反するような 落語 に挑む 役者魂にも 感動します。

 

 

かけがえのない仲間であり ライバル役の 山崎育三郎さんの落語も必見。

 

この方、”モーツアルト” の ミュージカル俳優さんですよね。

凄い役者さんが 出て来たものです。

 

 

前回の 『透明な揺りかご』を偶然見てから 続けてNHKの金曜ドラマを見ています。

 

透明な揺りかご 最終回では ドライアイの私が 大量の涙を流しました。

 

 

久々に ドラマに 深く感動しています

 

 

         風呼   でした     

 

 

               ブログランキング・にほんブログ村へ 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする