仲間由紀恵さんが大好きなので この日を楽しみにしていました。
そんな私の心を見透かしたように インターネット抽選予約で取れた席は 最前列のど真ん中。
こんな感じです。 一番下が私の膝、 黄色いのは幕です。 通路が広く 着席が楽です。
でも ちょっと近すぎて 演者の視界には入ってないような。
エントランスロビーのパネル。
終生のライバル関係であり 一番の理解者だった 日夏京子役に 若村真由美さん。 ぴったり。
立石涼子さんが 芙美子の母役で 達者です。 特に老いてからのおとぼけ振りは天下一品で 歓客も ほっと息抜き出来ました。
仲間由紀恵さんは 映像のままの美しさで 観客は裏切られないのですが この役には美しすぎて 少し戸惑います。 小説が採用されて喜ぶ木賃宿でのシーンで 親しみやすい側転を見せてから 観客も一偏に舞台に引き込まれて 四幕目(全五幕8場)第二場で 初めて拍手がおきました。
この方は 佐野圭亮(さのけいすけ)さんと おっしゃいます。 里見浩太郎さんの息子さんだそうです。
芙美子の最初の恋人の役で 出演されていました。 周りの人間に気を遣う 気弱で善良な男像が良く出ていました。
その他 芙美子の事実上の二度目の夫になる 福地貢役の 窪塚俊介さんが 病んでエキセントリックな人物を見事に演じておられ 印象に残りましった。 一番前で見ていたのです。
菊田一夫役の 原康義さんも 良かったです。 2006年~09年のラスト公演まで 違う役で出演されたそうです。
名舞台になる予感。
再演ごとに 見に行きたいと思いました。
余韻に浸りながら 銀ブラ。
松坂屋さんの跡は まだ工事中。
対面(トイメン)は ユニクロで 中国語が 飛び交っています。
10月29日 昼の部 観
風呼 でした