ピカソ・マニマニア

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地下鉄 半蔵門から銀座へ

2023-08-31 22:57:10 | エッセー詩

仲良しの千賀子ちゃんと
半蔵門へお出かけ

目的を果たし
「どこでお茶する?」

思いっきりおしゃれが見たいので
銀座へ行くことに

何処へ行くにも
”新宿” を経ていた
私たち昭和の人間は
何回乗っても 地下鉄が苦手

取り敢えず永田町へ出よう

ほうら
銀座線はこちらって

あれ
そっちじゃない こちら

こんなに広々とした地下道なのに
誰も歩いていない

こんなに長い地下道なのに
階段ばかり

遠いね
銀座線

ああやっと銀座線の
ホームに着いたら

駅名が
”赤坂見附” だった


   
新お茶の水、小川町、淡路町も
繋がっているらしい


   
上野広小路、上野御徒町、仲御徒町 も
繋がっているらしい


渋谷も東京駅も
地下は凄いことになっているし

いいのかな
こんなに地下道ばかりで

こんなに
掘ってばかりで


昭和の人間は
過剰に 敏感です


     by  風呼
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『 新・水滸伝 』    於・歌舞伎座

2023-08-09 02:04:14 | 観劇

「水滸伝」は 登場人物が多く読み切れていない物語だったので 内容を理解する糸口が欲しいと思って見に行きました。

先月に続き、シス・カンパニーの名バイプレイヤーの浅野和之さんが出演されていてそれも見たかったからです。

12世紀の中国、兵学校の教官でもあった林冲(りんちゅう)は国の高官の 高きゅう の不正を知ったため 数々の悪業の罪を着せられ 牢に繋がれています。
まさに頸を刎ねられそうになった時、梁山泊の棟梁に助けられます。

愛する妻の死を知った林冲は 酒浸りの無気力な日々を送っていましたが、執拗に命を狙う狡猾な 高きゅう に 梁山泊の仲間と共に戦いを挑みます。

林冲を演じる中村隼人さんは 清潔感に溢れ 立ち回りが美しい。

浅野和之さんは敵の 高きゅう 役で出演。歌舞伎を楽しんでおられるよう。

市川團子さんの 一途な若者役は胸を打たれます。

三代目猿之助さんの部屋子の 市川笑也・笑三郎さんが 共に女形でさすが。

幸四郎さんは代役に代わっていて 見過ごしてしまったのかと思ったら、最後の最後に登場。 そうだ水滸伝は中国の話だったのだと再び認識させてくれた風貌、肩のいかった 今までの幸四郎色が全くない。新境地を拓かれたか。 



取り敢えずこの「新・水滸伝」の内容は分かった

     風呼 でした    8月8日観


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マティス展   東京都美術館

2023-08-02 16:01:37 | 日記

アンリ・マティスは 1869年に北フランスに生まれました。

法律家を目指しますが 病弱の為 画家に 方向転換。

宗教画を得意とするギュスターブ・モローに師事。


1895年作のこの『読書する女性』が国家買い上げとなり ます。

    



南仏が気に入り 度々訪れるうちに 色彩に目覚める。

    
1904年作 『豪奢、静寂、逸楽』




      
『コリウールのフランス窓 』1914年。
第一次世界大戦を逃れて この頃南仏に移り住みます。

この窓は大戦前の1904年に『コリウールの開いた窓』として描かれていました。

      




1921年 『赤いキュロットのオダリスク』  
 
        

オダリスクとはイスラムの君主のハレムで奉仕する女奴隷のこと。




1935年 『夢』

    





1942年 『女性の顔(星柄のヴェール)L5』

    
  


  
度重なる大病により 絵筆が持てなくなったマティスは切紙絵に挑戦します。

1947年 『ジャズ』

   




1948年、ヴァンスの ロザリオ礼拝堂の制作に着手。


1954年 南仏ニースにて死去、84才。



  マティスも パウル・クレーのように 病のために思うように
  筆が動かなくなり 線が単純化し昇華していったのですね。
  



    8月20日まで  協力ポンピドーセンター
        
        

    
     7月25日観   by  風呼

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