夜の部は 四部です。
まずは謡曲より舞踊で『鶴亀』
女帝に 福助さん、立ち上がって舞われました。愛らしい満面の笑みでした。
完全復活も真近?
続いては やはり縁起物の 『壽曽我対面』
歌舞伎に登場する人物型が出揃うのが 縁起物たる所以だそう。
三番目の演目は 高麗屋三代の 三人だけの出演の 『息子』です。
火の番の老爺に 白鷗さん、親を探す訳ありに 幸四郎、お尋ね者を追う捕吏に 染五郎。
幸四郎さんが巧い。
昼の部の狐狸狐狸話と同じ人とは思えない。役の人物にしか見えない。
夜の部最後は 右近さんの 『京鹿子娘道成寺』
姿(しな)のない 力強い白拍子です。
新しい形の花子、 肉食系とでも言いましょうか。
1月26日観
by 風呼