第一次世界大戦(1914~1918)では 多くの馬が動員された。
この作品の舞台となる英国からも 100万頭にものぼった。
一分間で 600発連射の機関銃を始め さまざまの兵器が
発明され 人馬から兵器へと 戦争の仕方が大きく変わり その中で
再び英国の地を踏めたのは わずか2万5000頭だった。
これは再び英国の地を踏めた ジョーイという名の馬と その飼い主の
少年の物語です。
ためしに色んな名を言った
" ジョーイ " と呼んだら
振り向いた
仔馬よ だから
お前の名は ” ジョーイ ”
ジョーイよ
僕は絶対君と離れない
だけど君は軍馬となって
戦争に行くことになった
僕も一緒に行きたい
でも僕はまだ16才
ジョーイ トップソーン
軍一の名馬 トップソーンと
しのぎを削る ジョーイ
国境の有刺鉄線を飛び越えられたのは
この2頭だけ
結果 ドイツの馬になり
共に傷病者を運んだり
エリート馬には 慣れない作業
泥沼にはまった戦車を引いたとき
トップソーンは力尽きた
再び有刺鉄線を飛び越えようとして
失敗 安楽死されようとした野営地で
19才になりジョーイを探すため
兵となった少年と出会い故郷へ帰るのです
籠細工のような馬は 足の役目の中に二人、 頭側にひとりで操られます。
これはアンコール(フラッシュなしの写真可) 前脚を上げて立ち上がったところ。
主役は馬、 役者さんは脇です。
迫力満点の舞台、 いいものを見ました。
8月24日まで。 22日観。
by 風呼