ピカソ・マニマニア

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伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)   於・歌舞伎座

2024-05-18 03:20:04 | 観劇

飯(まま)炊きで有名な 先代萩を 初めて見ました。

主人公政岡は 茶道のお点前をするので なかなかの難役です。

菊之助さんは以前、鏡獅子で 見事な袱紗捌きをされていました。

この舞台でも 若君とわが子を見守りつつ 見事な所作で お茶を点てられました。

命を狙われている若君の為に この部屋にある茶道具の釜でご飯を炊くのですが
待ち時間が長く、わが子は 「腹が減ってもひもじゅうない」と言う。

今まで見たことのない菊之助さんです。 政岡になり切られています。

江戸初期に起こった伊達騒動。  伽羅(めいぼく)とは きゃら のこと、先代は 仙台、萩は仙台を象徴する花。  若君の父が  家臣の二木弾正の陰謀により吉原通いに嵌り 吉原に行くときに履いて行った下駄が 伽羅で出来ていたことからこの題名になったそう。



   
夜の部もう一つの演目は 『四千両小判梅葉(こばんのうめのは)』

こちらは江戸末期に実際に起こった御金蔵破りです。

度胸のいい盗み家業の富蔵(松緑)と 情けない侍藤十郎(梅玉)が組んで江戸城からまんまと四千両を盗み出すのですが ふとしたことから捕まってしまう。
伝馬町の牢屋内の様子が評判になったそうです。 牢名主がいて・・・

剛毅な富蔵と気弱な藤十郎の対比が良く現れていました。



 5月14日観

         by   風呼

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