同時代を知っているせいか 女優さんたちが魅力的なせいか
尾を曳く映画です。
右上 校長役の エマ・トンプソン。
中央左上 その下左側の ドミニク・クーパー演じるダニーの恋人役の
ヘレンの ロザムンド・バイク。
右端上から二段目は ジェニーの恩師 自立した真の女性 スタッブス先生役の
オリヴィア・ウィリアムズ。
その下と 真ん中の男性が デイビッド役のピーター・サースガード(ニュースの天才の編集長役で多数の映画賞受賞)
天性の詐欺師とでも言うんでしょうか 周りを明るく笑いに包む 自分の欲望に忠実で ある意味純粋ともいえる 憎みきれない キャラクターです。
ロザムンド・バイク と オリヴィア・ウィリアムズ が 出色です。
二人とも ふとした表情で 口には出せない感情を見せてくれます。
うだつの上がらない一生だったジェニーの父親が 何とか成績優秀の一人娘を 良い学校に入れたい その為だけしか出資できない。 その余裕がない。
もう一つの 娘の幸せの道 金持ちとの結婚に 妥協するのですが 相手が悪かった?
この映画の原題は 『An Education』 騙されて学んだことのほうが多かったのでは?
この映画を見て 大好きになった ロザムンド・バイクとオリヴィア・ウィリアムズですが
この二つの全くタイプの異なる役を どちらか片方の女優さん、同じ人が演じていたら面白いナ と思いました。
芸名もちゃんと二つに分けて。 関係者以外には 絶対に秘密。
表情に 同じエレガントさを 感じたものですから。
17才・私の肖像
そう
私にもいたのだ
姉の学友 8才年上の
プティ「足長おじさん」
当時の高校生には贅沢品
銀のキリスト磔つきの
十字架のネックレスを
プレゼントされたり
我が家にやって来て
ポーズつきで
クラシックバレエの話をしてくれたり
文通したり
ー京都の都ホテルの便箋だったー
美しい人だったの
某名人といわれた男性作家の
愛人だとの噂もあったくらい
もう一人のすぐ上の姉の
「結婚すれば」
の茶化しに
「とんでもない!」
違ったのは母親
そう私は母の自慢の娘だった
ジェニーのように
私は素敵な足長おじさんに
くらくらしていたので
相手が相手だったら
きっと同じ轍を踏んだだろう
傷つかなかったから
私は「An Education」されなかった
それはきっと善かったのだろうが
同じ事を学ぶのに
数十倍も時間がかかるのだった
私のプティ「足長おじさん」は 私が高校を卒業すると 他の同級生の妹の高校生に 鞍替えしたそうです。
それを知ったのは 最近の事なので ちょっとがっかりしたくらいのショックでした。
それに彼は 私の事を殆ど覚えていないんだって!
風呼r でした
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