ピカソ・マニマニア

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『 営繕かるかや怪異譚 』  小野不由美著

2019-10-18 12:40:13 | 

 

〔奥庭より〕 〔屋根裏に〕 〔雨の鈴〕 〔異形のひと〕 〔潮滿ちの井戸〕 〔檻の外〕 の5編からなる 表題通りの 怪異譚です。

 

古い建物にまつわる話なのは その怪異に立会うのが 大工である若い営繕やさんだから。

 

始めは怖いので 夜寝る前に読むのは止めることにしたのですが だんだんどの話も特定の人にとり憑いているのではなく 現象としてあるのだ 大工である営繕屋さんが 双方に支障のないように対象を改修する 優しい物語なのだと気づきました。

 

作者の小野不由美さんは 1960年、大分県中津市生まれ。

小さいころから怖い話が大好きだったそう。

日本有数のパワーゾーンには 不思議な話には事欠かなかったようです。

中津藩といえば 福沢諭吉のふるさとでもあります。

 

あるかもしれないものと 共存、もしかしたら この世は 二重構造なのかもしれない。

 

 

        風呼  でした    

 

 

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