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Dave Grusin / The Cure(マイ・フレンド・フォーエバー)

2005年03月10日 17時28分54秒 | サウンドトラック
 これも380円という値段につられて購入したものです。

 デイブ・グルーシンは最近オーソドックスなジャズへ先祖返りしているようなところもありますが、映画音楽の方も年1本くらいの悠々たるペース平行して活動しているようで、この作品は1995年の同名映画を担当した時のものです。

 グルーシンの映画音楽といってもタイプはいろいろありますが、この作品は「天国から来たチャンピオン」「黄昏」とかああいった、心優しくて、ちょっと哀感のあって、雄大で....みたいな、「アメリカの誠実」路線ですね(伝わってるかいな-笑)。特にメイン・テーマとそのヴァリエーションが何回も現れる後半の楽曲は、オケとピアノ(もしくは木管)で演奏され、もう聴いているだけでも、いかにもグルーシンらしい心洗われるような感動があり、「映画の方もこのあたりで涙ぼろぼろだろうな....」と思わせるに十分な仕上がりです。
 また、おそらく映画では、ストーリーの「陽」の部分で使われているんでしょう。スティール・ギターやハーモニカをフィーチャーしたアメリカン・ルーツ・ミュージック的楽曲もいくつか納められていて、こちらはジャズ・フュージョンの名手達が演奏した極めて洗練された音楽で、前記音楽とは別の意味で聴き物となっています。

 さて、映画の方ですが、日本では「マイ・フレンド・フォーエバー」というタイトルで1995年頃、封切られた映画のようです。私は映画そのものは観ていませんが、「HIV感染者の少年と、彼を助けるべく治療法探しに奔走する少年の友情を描いたヒューマン・ドラマ」とのことで、ネットで観た方の感想など読んでみると、とにかく泣ける映画のようですし、クウォリティ的にも非常に良質なアメリカ映画の小品といった趣を感じるので、近いうちに是非DVDかなにかで観てみたいと思います。
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2 コメント

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初めまして! (marus)
2005-03-11 22:30:15
TBありがとうございます。

この映画は本当に泣けます。

主人公が少年というのもあり、かなり、切ないです。

おすすめです!
返信する
サントラを聴いた後、映画本体を観る (webern)
2005-03-12 02:36:23
 marus 様



 私は、最近はDVDすらろくに見てない完璧な「元映画ファン」ですが、これは良さそうなので、近日中に必ずみたいと思ってます。サントラを聴いた後、映画本体を観るというのは、アブノーマルには違いありませんが、このパターンけっこう好きなんですよね(笑)。
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