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ドラゴンクエストVIII -空と海と大地と呪われし姫君- (2)

2006年03月25日 23時05分07秒 | GAME
 という訳で先ほど終わりました。馬から人間に戻った白いウェディング・ドレスの王女様を助け出すエンディングは、なんだか映画「卒業」みたいでしたけど(笑)、波瀾万丈の山あり谷ありの物語の最後は、例によって城中が歓喜につつまれるハッピー・エンドでした。このあたりはドラクエ的なお約束ともいえますが、今回は登場人物が全編八頭身3Dという視覚効果が大きかったのか、ラストもけっこう映画的な豪華さや情感がありましたね。

 今回のストーリーは、お決まりの絶対悪がかつて自分を結界に封じ込めた七人の賢者の子孫を抹殺しつつ復活していくというのが主な流れですが、後半ちょいとダレたかなという感もありました。このあたりの物語的な緩急は、去年やった「天空の花嫁」の方が優れていたと思いますが、その分、今回は主人公を取り囲む数人のキャラが個性的だったので、ストーリー的な単調さは巧くカバーしていたと思います。特に3枚目的なキャラのヤンガスとモンスターに変身した王様がいい味だしてましたね。ゼシカも愛らしかったし(巨乳だったしねー笑)、ククールの斜に構えた態度もいいスパイスになってました。
 ただ、まぁ、個人的にはキャラのスキルの成長のさせ方を間違えました。例えば主人公なんか剣も槍も勇気も中盤くらいまで均等に割り振ってしまって、どれか特化させようとした時は遅くに失した感ありました。おかげで主人公は最後までベホズマン覚えなかったし、ゼシカのハッスルダンスもついぞ拝めなかった(笑)。

 あと、モンスターをスカウトして参加するバトルロードはけっこうおもしろかったです。Bランクまではすいすいと勝ったけど、その後がうまくいかず、チームの再編の繰り返し、そのプロセスでベホマスライムをめっけたのが決め手でした。ほんとこいつが参加するまで回復なしで三連戦してたんですから勝てるわきゃないよな。ついでにボス戦では、こん棒もった3人組がタコ殴りをかますマインドブレイクなんて、けっこう助かった。でも、苦労してスカウトしたメタルスライムを含むスライム三匹のザオリーマなんで、結局使いどころなかったですが(その頃にはパーティーのメンツだけでなんとかなっちゃったので)。
 あと、前回も書いたんですけど、普段はやらないカジノに挑戦して金稼ぎをしたおかげで、終盤は資金も潤沢で、ハヤブサの剣でもグリンガムのムチでもなんでも買い与えて、ほとんど武器は最強状態でした。ついでにこういうのも普通はあまりやらないのですが、スライムばかりでる高台で、はぐれメタルだのメタルキングだの追いかけてレベル上げして、レベル40代後半になったため、最終決戦はほとんど楽勝状態でした。

 更についてに書いておくと、ゲーム終了後の隠しダンジョン的なイベントでは主人公の本当の素性やトーポの正体などが明かされるのは、とても意外でおもしろかったです。ただ、これってやっぱ正編に組み込むべきじゃないですかねぇ。ただ、この隠しダンジョンは最終決戦直前から始まる設定になっているので、始めの内は状況が掴めず混乱しました。で、もう一回最終決戦すると、「本当のハッピーエンド」を見ることができる訳ですが、これは別に大したもんじゃなかったです。という訳で約二ヶ月半、たっぷりと満喫できました。
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