懇意にしてお付き合いしていた一人暮らしのおばあさんが亡くなりました、
独居というのは本当は正しくなく愛猫と二人で暮らしていました、亡くなる
前日まで元気でご挨拶をしていたので訃報を知らされたときは余りに突然
のことで不意を打たれた感じで実に驚きました、
まあ、「ピンコロリン」の最たる例になったわけで本人にとっては良かった
と思います、ほとんど90才であったのにご主人が亡くなってからは一人で
暮らしてこられたわけで、最近は気が少し弱くなって施設に入らなければ
いけないかなと悩むときもあったそうです、しかし、愛猫を手放すことに
忍びなく、死ぬときは一緒だよと毎晩寝るときにはそう言って寝床に就い
ていたと聞きました、しかし、施設にも病院にも入ることもなく亡くなった
のは実に幸せでした、たった一つを除いて、つまり、後に残した猫ちゃん
の行く末です、
けれども、遺族の方が猫の愛護施設を知らされて無事そこで預かって
もらえることになり、余生を静かに暮らせることになったそうです、
良かった、好かった