魚沼市の「ありがとう作文」
魚沼市教育委員会と同市青少年健全育成市民会議の共催で毎年行なわれている「ありがとう作文コンクール」の発表会が12月8日、小出郷文化会館で開かれ、優秀賞に選ばれた児童3人が作文を発表した。
このコンクールは、日ごろの両親や家族、地域の人たちへの「ありがとう」の気持ちを作文につづることで、子どもたちの感謝の心をつちかい、感謝の気持ちを大切にしてもらおうと行なわれている。夏休みの期間に作品を募集。今年は市内の10小学校と友好都市の東京足立区の3小学校から合計262点が寄せられ、審査の結果、優秀賞3点と入選11点が決定された。
発表会では優秀賞に選ばれた堀之内小学校1年の真島幸音さん、足立区立弥生き小学校2年の田中良汰くん、広神東小学校4年の和田みのりさんの3人が作文を発表した。
真島さんは「おひさま、ありがとう」という題で自然の恵みへの感謝の気持ちを、田中くんは「やさしい水上先生へ」と先生のお陰で給食が食べられるようになり、友だちがいっぱいできたことを紹介、和田さんは「合言葉はまほうの力」と題して、スクールガードとして一緒に登校してくれる祖父母への感謝の思いを発表した。
優秀賞3人の表彰に続いて町田昌教育長は「今回は家族や友だちへの感謝だけでなく、自然に対する思い入れを書いた作品も多く見られた。これからもありがとうの言葉を伝える中で地域に明るい雰囲気をつくっていきたい」と講評を述べていた。入選賞は次のとおり。
▼「おばあちゃん、ありがとう」小林拓(広神東小1年)▼「いつもおいしいごはんをありがとう」青木日和(広神西小2年)▼「おばあちゃん『ありがとう』」高橋佳奈瑛(小出小3年)▼「おばあちゃんありがとう」桜井瑞希(井口小3年)▼「みんなのとちの木」上村綾女(小出小4年)▼「ともだちにありがとう」加藤紗南(広神東小4年)▼「今まで支えてくれた家族に“ありがとう”」若井せりか(堀之内小5年)▼「お母さんは私の宝物」星野茜(同)▼「みんなありがとう」桜井晴香(堀之内小6年)▼「若草の森 今までありがとう」穴沢千穂(上条小6年)▼「お母さんありがとう」角屋佳奈子(堀之内小6年)