佐藤あさのさんが最優秀賞
魚沼市内のお勧めの食を一堂に集めた「うおぬま『食』フォーラム」と「南蛮みそコンテスト」が11月20日、魚沼市大湯温泉の交流センターユピオで開催された。
フォーラムは、市内でどのような食品が販売されているか地域全体で知る機会にしようと魚沼市観光協会が新たな試みとして開催した。
会場に設けられたブースでは、魚沼のご当地グルメとして売り出し中の「開高めし弁当」、「グリーン焼きそば」をはじめ、魚沼深雪ますの押し寿司、手焼きせんべい、魚沼産の大豆を使った豆腐などの販売や実演、商品の展示が行われた。
新たな「魚沼の特産」づくりのため同時開催された「南蛮みそコンテスト」には市内外から25点が出品された。
コンテストは出品された「南蛮みそ」を搗き立ての餅や米粉パンに付けて来場者から試食してもらい、投票によりその出来ばえを競うもの。
一口に「南蛮みそ」と言っても、家庭によって辛さや色合い、味など様々。会場を訪れた人たちは辛さをこらえながら一つひとつ味を確認しては投票を行っていた。
投票の結果、魚沼市宇津野の佐藤あさのさんが出品した「かぶらなんばん糀みそ」が最優秀賞、須原の大塚桂三さんの「胡麻入り神楽南蛮味噌」が優秀賞、宇津野の佐藤裕子さんの「かぶらなんばんみそ」が優良賞に選ばれた。
入賞した「南蛮みそ」3点は「魚沼の特産品」として観光協会のホープページやパンフレットで紹介されるほか、商品化も検討していくことになっている。会場では6人搗きの餅つきも披露され、つきたての餅で南蛮みそが試食された。