魚沼WEBニュース

新潟県魚沼市や周辺市のニュース・情報をお届けします!週刊「魚沼WEBニュース」 ★★ 提携 「小出郷新聞社 」

遊覧船で中学生がガイド

2011-11-12 | インポート

養成講座の仕上げに実践活動

Dscn0888魚沼市観光協会では、中学生が「魚沼の魅力」を観光客に伝える「ジュニアガイド」の養成講座を今年も9月から開催、11月には講座の仕上げとして中学生が奥只見遊覧船で実際にガイド活動を行なった。
 ジュニアガイド養成講座は、地元の中学生が地域を知ることで地域に誇りと愛着を持ってもらうとともに、自然ガイドの人材を育成しようと同協会が昨年から開いているもの。
 今年は新潟・福島豪雨災害、奥只見遊覧船運航の一時休止などから約2か月遅れでの開講となったが、講座には地元湯之谷中学校を主体に、昨年受講した6人に新人8人を加えた14人が参加した。
 講座は、奥只見郷ネイチャーガイドや魚沼・小千谷地域理科教育センターの職員を講師に、奥只見湖での現地視察や研修を中心に、シナリオ作りや紅葉の基礎知識の学習、緊急時のロープワーク体験なども実施され、今月3、5、6日の3日間は、実際に遊覧船上でガイド活動に挑戦した。
 2年目の生徒が初めての生徒にアドバイスしたり、生徒同士で助け合いながら受講してきた生徒たち。特に2年目の生徒はガイドのシナリオに自分で考えた内容を盛り込むなど成長ぶりをみせた。
 生徒たちの案内を聞いた観光客からは「ガイドのみなさんの一生懸命さが伝わってきた。わかりやすくとても良かった」との声が聞かれていた。


「てくてくマップ」を歩こう

2011-11-12 | インポート

只見線沿線のお宝を巡る

Img_1883地域の宝を巡って歩く「只見線沿線『秋のてくてくマップ』を歩こう」が11月3日、魚沼市内の3つのコースで開催された。
 魚沼市内では「地域の魅力の再発見と活用の行方」をテーマに昨年2月に只見線沿線住民による「只見線大学」が開校され、まず地域のお宝を探し、それを只見線の各駅から歩いて回ろうと6つのコースを設定した「てくてくマップ」を作成した。
 「『てくてくマップ』を歩こう」は、このマップを使って地域の宝を見つめなおそうと「だんだんど~も只見線沿線元気会議」が6月に初めて実施、今回が2回目となった。
 今回は6月とは別の3つのコースを歩くもので、越後広瀬駅周辺を歩く「広瀬コース」には25人、入広瀬駅から上条駅にかけての「入広瀬・上条コース」には14人、大白川駅を起点とした「大白川コース」には13人の合計52人が参加した。
 当日は時折小雨の降る天候となったが、「入広瀬コース」の参加者は入広瀬駅を出発した後、城跡のある鷹待山を登り、深まる秋の景色を360度のパノラマで楽しんだ。鏡ヶ池のほとりの「道の駅いりひろせ」で昼食をとった後は東野名の薬師様、西名の七夕神社、渋川の岩清水などを巡り地域の隠れたお宝を確認していた。


ご当地グルメに「きりざい」

2011-11-12 | インポート

南魚沼市で取り組み本格化

Dscn0222南魚沼市の「コンテンツ・ツーリズム推進協議会」「南魚沼きりざいDE愛隊」では、地域で古くから親しまれている郷土料理「きりざい」をご当地グルメとして売り出す取り組みを開始した。
 「きりざい」は、刻んだ野沢菜漬けと納豆を混ぜたもので、家庭によって、たくわんや炒りゴマ、ニンジンを入れるなどの具材のバリエーションも豊富。戦国時代から食べられてきたとも言われる昔から家庭にあった郷土料理。
 最近、市内の小学校の給食でメニュー化したところ大人気となったことや、「きりざい」を題材としたクッキング教室で参加者から好評を得たことなどから、ご当地グルメとして着目されることになった。
 すでに市内の飲食店の賛同を得ており、10店舗以上で「きりざい丼」などがメニュー化され、市内各所で食べたれる環境づくりも進んでおり、B‐1グランプリへの参加、加盟も目指している。
 また、5、6日に同市で開催された「坂戸城築城五百年祭」では「機動戦士ガンダム」メカニックデザイナーとして知られる大河原邦夫氏のデザインによる「きりざい」のキャラクター、南魚沼きりざい「BASAMA‐ROBO」も地元デビューした。
 南魚沼市の井口一郎市長も「きりざいは、私も子どもの頃よく食べた。栄養バランスがよく食べやすい。築城五百年祭を機に全国に売り出したい」と期待をかけている。


25日から「犯罪被害者週間」

2011-11-12 | インポート

社会全体で支援の輪を

11月25日から12月1日までは「犯罪被害者週間」であり、警察では「社会全体で被害に遭われた方々のことを考え、被害者支援の輪を広げていきましょう」と呼びかけている。
 犯罪被害者のために出来ることとして「いつもと変わらずに普段通りにあいさつする」「興味本位に、事件の噂話をしない」「被害者の側に寄り添って、話を聞く」などが呼びかけられている。
 また、警察では各種の相談窓口を設け、被害者からのさまざまな相談に応じている。相談は本人からだけでなく、家族や友人からの相談も受け付けており、警察だけでは対応できないことについては、専門機関を紹介する。
 電話番号は警察本部「けいさつ相談室」《電》025-283-9110、警察本部「女性被害110番」《電》025-281-7890のほか、小出警察署《電》025-793-0110にも「相談室」が設けられている。


市内各地域で文化祭

2011-11-12 | インポート

スタンプラリーも実施

Img_1997文化の秋。魚沼市でも11月3日の文化の日に合わせて各地域ごとに文化祭が開催され、様々な市民の作品が展示された。
 小出地区の文化祭は11月4日から6日まで小出郷総合体育館を会場に開かれ、絵画や書道、ペン習字、写真、工芸、手芸などバラエティーに富んだ市民の作品が訪れる人たちの目を楽しませていた。
 また、今回も各地域を巡る「スタンプラリー」も実施され、抽選でプレゼントが贈られることになっている。


第4回魚沼子ども芸能祭

2011-11-12 | インポート

12月4日 文化会館大ホール

第4回「魚沼子ども芸能祭」が12月4日、小出郷文化会館大ホールで開催される。
 「子ども芸能祭」は、市内で伝統芸能等の活動をしている子どもたちが一堂に集まり、練習を重ねてきた芸能等を披露するもの。12時30分開場、13時開演。入場料は500円(中学生以下無料)で、入場券は同館及び市内プレイガイドで発売されている。出演する団体は次の通り。
▼入広瀬中学校▼守門中学校▼井口小学校▼堀之内小学校よさこいクラブ▼須原小学校(守門郷土芸能保存会)▼守門中学校踊りの会(守門郷土芸能保存会・大倉沢郷土芸能保存会)▼大の阪の会(堀之内小学校・宇賀地小学校・堀之内中学校)▼小平尾育成会▼中家民芸保存会▼しねりボーイズ&たたきガール▼和太鼓響▼和楽路保存会▼鼓友会▼井口小学校・宇賀地小学校(魚沼元気合唱)


「大の阪」が50年ぶりに出演

2011-11-12 | インポート

関東ブロック民俗芸能大会

Img_9114埼玉県さいたま市の「彩の国さいたま芸術劇場」で11月27日に開催される第53回「関東ブロック民俗芸能大会」に魚沼市堀之内の「大の坂の会」(竹田徳平会長)が参加する。
 堀之内に伝わる盆踊り「大の阪」は、その歌詞の古風さや優美な踊りに特色があり、伝統的な盆踊りの姿をうかがわせる貴重なものとして平成10年12月に重要無形民俗文化財に指定されている。
 関東ブロック7県から各1団体が参加する同大会で、「大の阪」が披露されるのはおよそ50年ぶり。


記者日記

2011-11-12 | 小出郷新聞コラム

30年ぶりと言われた豪雪に始まり、7月末の新潟・福島豪雨、昨年ほどではなかったがやはり厳しかった夏の猛暑、いつまでも続いた残暑、そして11月としては異例の高めの気温と異常といえる気象に翻弄された今年▼そんな今年、少し不思議でうれしく思ったのは一昨年、昨年と発生が多かったブユが、今年少なかったこと。昨年あたりは山や田んぼに行くときは防虫剤や防虫ネットが欠かせないほどで、随分とかゆい思いをさせられたが、今年は一転して数えられるほどしか噛まれていない。外へ出かけることの多い筆者としては実にありがたいことで、大いに助かった。▼その一方で、この秋閉口しているのが、カメムシである。カメムシには色々な種類があって、稲の穂が出た頃に籾の中の汁を吸い、米の品質を悪くするカメムシも農家にとっては困った存在であるが、今困っているのは触ると悪臭を放つ、この地域ではヘットと呼ばれるカメムシである。晴天に恵まれた日曜日。仕事に出かけようと干してあったシャツに袖を通したところ、腕の辺りに違和感があったので、触ってみると異物を確認。慌ててシャツを脱いでみるとカメムシが出てきたが、時すでに遅く、腕から悪臭が漂っていた。シャツは着替えたが腕の臭いはすぐに消えるはずもなく、取材先でしばらく臭い思いを強いられた。また、先日は集落の秋作業のため、しばらく車庫の中に掛けてあった雨具を着ようとしたところ、カメムシが5、6匹雨具の中から出てきてビックリさせられた。そのうちの1匹が長靴の中に入ったのが分からず履いたため、作業中ずっと悪臭を我慢することになってしまった▼山間地域では「窓を開けておくと家の中にカメムシが大量に入ってきて、廊下を掃かないと歩けないほど」と言うほど、今年は大量に発生しているよう。地震や大雪、豪雨など自然の猛威と比べれば、大きな問題ではないのであるが、しばらくは注意と我慢の日々が続きそうだ。


魚沼に残る忠精の作品

2011-11-12 | インポート

浦佐普光寺山門の雨龍図

Img_2303 魚沼では珍しいとされる長岡藩第9代藩主・牧野忠精が描いた「雨龍(海龍)」が、裸押合大祭で知られる南魚沼市浦佐の普光寺(毘沙門堂)の山門に残されている。
 忠精は宝暦10年(1760年)8代藩主忠寛の嫡男として生まれ、7歳の時に父が亡くなり家督を継いだ。15歳で備前守に任じられ、その後奏者番、寺社奉行、大阪城代、京都所司代を務め41歳で老中となった。万亭、乾々斎の号で画に親しみ特に、雨を司ると考えられていた龍に似た中国の想像上の動物、雨龍を描いたことで知られる。忠精の雨龍は大名たちの間で評判となり、11代将軍家斉にも献上されたと言われている。
 天保2年(1831年)に建立された山門は、入母屋、銅板葺きの楼門で、日光東照宮の陽明門を模したものとされ、天井の双龍図板絵は谷文晁が描いたものとされている。
 普光寺山門の雨龍は、楼上にある毘沙門天二十八使者像が並ぶ壇の下に収められているもので、忠精が献じた額を山門の棟梁が彫刻したものと伝えられている。山門の内部は、以前は一般にも公開されていたが、楼上への階段が急で、落ちてケガをする人があったり、使者像が壊されたことがあったことから、現在は公開されていない。このことなどから忠精の雨龍の存在を知っている人は地元でもそう多くない。
 かつて裸押合大祭委員長や檀徒総代を務めた湯本高夫さん(83)は「浦佐は宿場だったため、長岡藩主も参勤交代の際に泊まったことから献額されたものと思う。貴重な作品が多く残されている山門を大切に後世に残していきたい」と話していた。


19日に「IUJで世界一周」

2011-11-12 | インポート

各国の文化歴史学び交流

 世界各国の文化と歴史を学びながら国際大学(IUJ)の学生とふれあう「IUJで世界一周」が11月19日、南魚沼市の国際大学キャンパスで開催される。
 このイベントは、国際大学と南魚沼市の共催による同大の秋の学園祭。
 イベントは「学び」「体験」「遊び」「コミュニケーション」の4つのテーマで構成される。各国の音楽、舞踊、民族衣装、ゲーム、スポーツ、手工芸品等を通じて、その国の人々や文化、歴史について学びながら、留学生と直に触れ合う場となっている。時間は13時から17時、参加無料。


パレードで「火の用心」

2011-11-12 | インポート

魚沼市の幼年消防クラブ

Img_233611月9日から15日まで秋の火災予防運動が実施されており運動初日の9日には魚沼市の3つの幼年消防クラブが防火パレードを行って火の用心を呼びかけた。
 幼年消防クラブは、幼年期の子どもに正しい火の取り扱いを教え、火遊びをしないなど消防に対する理解を深めてもらおうと設けられており、魚沼市消防本部管内に8団体が設置されている。
 この日パレードを行ったのは小出保育園、めぐみ幼稚園、清心保育園の幼年消防クラブ約160人。揃いの法被に豆絞りの園児たちは3つのルートに分かれてパレードし、拍子木を打ちながら「火の用心」と呼びかけた。
 パレードの後、全員が「なかよし児童公園」に集まると井上正夫消防長が「今日は火災予防週間の始まりの日です。寒くなると火を使うので、家の人にも気をつけようと話してください」と園児たちに火の用心を呼びかけた。
 この後は活動のお礼として消防音楽隊が「マルマルモリモリ!」や「勇気100%」など子どもたちに人気の曲を演奏し、園児たちを喜ばせた。


南魚沼市で良寛敬慕者展

2011-11-12 | インポート

相馬御風らの書一堂に

Img_2248新潟が生んだ江戸後期の名僧・良寛を敬愛する人たちの書画を集めた「良寛敬慕者展」が11月5日から9日まで南魚沼市浦佐の雪国おくにじまん会館3階で開かれた。
 展覧会は隣接する普光寺境内で9日まで開催された第26回魚沼菊花展「浦佐菊まつり」に合わせて有志による実行委員会が開催したもの。
 敬慕者展では、良寛研究者として広く知られる相馬御風や、東洋美術史学者・歌人・書家の会津八一、良寛と交流があった儒学者・亀田鵬斉、長岡藩第9代藩主・牧野忠精ほか芥川龍之介、夏目漱石、武者小路実篤、瀬戸内寂聴などの書などが展示された。
 会場を訪れた人たちは出展者で魚沼良寛会事務局長の山森勲さん(魚沼市堀之内)の説明を受けながら作品をじっくりと鑑賞していた。
 また、会場では午前と午後の2回、山森さんにより良寛紙芝居が上演された。


巨匠・溝口謙二の世界

2011-11-12 | インポート

南魚沼市で映画上映会

優秀映画鑑賞推進事業「巨匠・溝口謙二の世界」が12月10、11の両日、南魚沼市六日町の南魚沼市民会館で開催される。
 日本映画を代表する溝口謙二監督が1950年代に世界の映画祭で絶賛を受けた名作を紹介するもの。
 上映作品は「西鶴一代女」(出演=田中絹代、山根寿子)、「雨月物語」(出演=京マチ子、木戸光子)、「山椒大夫」(出演=花柳喜章、香川京子)、「近松物語」(出演=長谷川一夫、香川京子)。
 時間は10時30分から16時30分。全席自由。料金は1000円(2日間通し券・当日券のみ)。