小出署員を講師に小出病院
病院での暴言暴力に対する対応の研修会が11月22日、県立小出病院で開かれ、医師や看護師らが小出警察署の署員から暴言、暴力への対応方法を学んだ。
研修には小出病院の職員約60人が参加。まず、小出署刑事生活安全課の廣田隆司課長が「暴言を言ってくる人に対しては、1人ではなく2、3人で対応。相手を落ち着かせて別室に移って対応することが良い。まったくの言いがかりの時は言葉に気をつけながら毅然とした態度で。あまりにひどい時は警察に連絡を」と暴言への対応を指導した。
続く暴力への対応では実技指導が行われ、相手が掴みかかってきた時や腕を掴まれた時の対処法を署員が手本を見せながら紹介し、職員同士で繰り返し練習した。研修では「さすまた」を使って不審者らを取り押さえる訓練も行われ、暴力から自分の身を守る方法が学ばれていた。