作業の受注や開発を
魚沼市内の障害者就労支援施設への新たな作業の受注などを図る魚沼市内障害者支援施設「逸品見本市2011」が11月10日、魚沼市地域振興センター1階で開催された。
見本市は、新潟県魚沼地域振興局と魚沼市が、障害者支援施設と関係機関により実行委員会を組織して昨年から開いている。
障害者就労施設では長引く経済不況のため、下請け作業を中心とした作業受注数が減少していることから各施設の作業等を紹介することにより、障害者支援施設の認知度を上げ、新たな作業の受注や開発を図ろうというもの。
見本市には、またたびの家、わかあゆ社、湯之谷工芸、ひろかみ工芸、堀之内工芸の5つの施設が参加。昨年同様、県内外の企業が多数参加する「魚沼地域ビジネス交流会」の開催に合わせての開催で、施設毎に製品などを展示した特設ブースが設けられた会場には交流会参加企業の人たちが訪れ、施設職員から施設の作業の状況や得意分野の説明を受けていた。
見本市に参加した施設の職員は「昨年の経験からサンプル品を変えて参加した。直接受注に結びつかなくても企業などとのお付き合いも増えてきており、施設間の連携を深める良い機会にもなっています」と話していた。