”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

ヘタの下まで紫色

2015-08-17 00:29:41 | 在来種 伝統野菜

千石豆に続いて、加賀の伝統野菜「ヘタ紫なす」を

紹介させていただきます。

 

  

  

長さは5cmくらいの小ぶりな卵型のなすです。

  

  

ヘタ紫なすという名前が表すように、

  

ヘタの下も、ほんのり紫色をしています。

  

  

どんな食べ方が一番おいしいのか調べていると、

漬物、煮物など和食としていただくのがおすすめのようです。

  

 

そこで、まず生のまま薄切りにして、刻み漬けに。

 

  

みょうが、生姜、大葉は千切りにして、

ヘタ紫なすとともに、10分くらい塩水に浸けます。

そして、水気をしぼったものを薄口醤油で和えて

30分以上おけば、食べられます。

 

  

そして、煮物。

 

  

あごだしで、あごも一緒に煮てしまいました。

下茹でした千石豆も、最後に加えました。

  

  

ヘタ紫なすの特徴は、皮が薄くてパリッとしていること。

そして、肉質はなめらかです。

  

生でいただくと、しなやかさが伝わってきますが、

煮物にすると、とろ~りとやさしく変化します。

  

しかし、皮のパリッと感だけは、

どんな風に料理しても、しっかり保たれています。

別名「キュッキュなす」とも呼ばれているようですが、

まさに皮のハリを表したすてきな名前だと思います。 (*^_^*)

 


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