最近はシニア(あえて60歳以上をそう呼ばせていただきます)層でも、
スマートフォンを持つ人が増えました。
しかし、まだガラケーをお使いの方もいるので、
シニア層数人にまとめて連絡をしたい時には、
全員共通のツールであるメールを利用しています。
シニア層はLINEもなさいますが、
困ったことにLINEがまだまだ習慣化されていません。
1週間くらい既読にならないこともざら・・・。
だから、従来のメールという手段を取っているのですが、
これが返事が来ない・・・。
読んだけど、返事を書くのが面倒とか、
LINEをやるからメールは解約したとか、(それならそう連絡しろよ!!)
事情は色々あるようですが・・・。
ショートメールは?
これも見ないそうですよ。
結局、シニア層への確実な連絡方法は、
昔ながらの電話とFAX。
「いくら世の中が便利になってもが、使う側がついてこれなければ、
何にもならない・・・。」
そんなことをぶつぶつ言いながら、ウォーキングをしていたら、
一台のトラックが停まりました。
見ると、何かたくさんの資材を積んでいます。
「あの、このお宅に行きたいんですけど。」と、道を聞かれました。
「あ~、そのお宅なら、あそこに見えるお屋敷ですよ。」
と、お教えすると、
「よかったぁ!!ここ、初めて来るところで・・・。
地図も古い地図しか持っていないから、人に聞いた方が早いと思って。
助かりました。」
と、ホッとされた様子。
そうか、いくら便利な世の中になっても、
一番頼りになるのは「人」なのね。
これからは、連絡が取れない時や誤解が生じそうな時は、
直接、相手の声を聴くようにしよう。
それしかない。