UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

拝啓、習近平さま 本名で書いたって大丈夫ですよね?!

2018-06-18 01:23:19 | 日記
先日、某人権NGOが中国の習近平氏に宛て急いで手紙を出してくれる人を求めており、英文の手紙の見本が示されておりました。

2010年にノーベル平和賞を受賞した中国の劉暁波氏は国外に出ることを許されず授賞式に臨むことができないまま、当局の監視下におかれた病院で昨年7月に死去しました。事実上の獄死ですが、残された彼の妻、劉霞さん(58歳、詩人)のために、彼女に移動の自由を認めるように求める手紙を出してほしいとのことでありました。

劉霞さんは暁波氏の死後、夫が死去したことや、一昨年に父親、昨年に母親を亡くしていること、夫の死後も自宅で当局の厳重な監視下に置かれていることなどが原因で重いうつ状態にあり、出国することを強く望んでいます。当局は国外で治療を受けることができるようにすると何度も彼女に約束しているものの、実際に出国を許す兆しはありません。

5月末にドイツのメルケル首相が北京を訪問、劉霞さんを受け入れる用意があるメルケル首相は中国の李首相と会談、劉霞さんのことに言及し、彼女との面談を希望したものの実現しなかったようです。

4月のはじめに劉霞さんはドイツに亡命している中国の作家と電話で話し、「もし政府が出国を認めないならば、死ぬつもりだ」「私には何も恐れるものはない、出国できなければ、自宅で死ぬ。暁波がいなくなり、もう失うものはない。死ぬことほど簡単な抵抗はない」と泣きながら語っていたそうです。

かようなしだいで、このような手紙を送っても気休めにもならないかもしれませんが、他になにか役に立つ手立てがあるわけではありません。かようなしだいで、GGIは数人の知人たちに英文の手紙のコピーを手渡して文末にサインしてくれればGGIが習近平氏に送っておくからと、手紙を出してくれるようお願いいたしました

知人たちみんなさん応じてくれたのですが、知人の中の一人、サインはしてくれたものの、姓は正しいのですが名前が違っているような気がしましたので尋ねました

「アレッ!ムッシューよ、君、こんな名前だったか?」
「いや、ほんとの名前は○○、でも本名ではちょっと・・・・」
「ちょっとどうしたんや、大丈夫や、本名を書いたって習近平さんが君を捕まえに来たりしないから。ねえ、そうでしょう?習近平さん。そうですよね?!そうだと言ってください!」

まあ、この知人の気持ち、わからないわけではありませぬ。何しろ世界に冠たる大独裁国のトップに手紙をだすのですから・・・決してたのしいことではありませぬ・・・

この知人が協力してくれただけでも、GGIは感謝すべきでありませう

今日の写真を習さんへのエアメールを撮ったものです。クリックしてご覧になるほどのものではありませんが、よろしければご覧になってください。

住所にZhongnanhaiとあるのは中国政府の首脳の牙城である《中南海》のことでありませう。そこでGGIはこの知人に申しました。

「君、偽名でサインしたけれど、君はあの《中南海》とかいう銘柄のヘンなタバコを日ごろ愛煙しているやないか、だから君は親中派ということや、そやから心配いらん、本名でも大丈夫や!」

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・

グッドナイト・グッドラック!