GGIがよく乗り降りする京阪電鉄石坂線の駅、その隣の駅の踏み切りは、まことに奇怪と申しますか複雑であります
まず今日の写真をご覧くださいませ、この踏切付近を撮ったものです。少し分りにくいので思いっきり大きくしてご覧くださいませ。
この踏切、実は道路の交差点の上に位置しております。どれが道路であり、道はどのように交差しているのか、一目では分りにくいのありますが、写真はじっと睨みつけてください。
まず画面の左やや上方から右やや下方へ、白いラインに縁どられた通りが横切っていますね。そして画面中央やや右上、信号機が灯っているところに、画面奥、右方向からから交差点に達している路地があります。
そしてこの路地から画面やや左下へと踏切を横切った位置に、写真には写っていませんが、画面左から小さな道が踏切に達しています。この道の際に立っているお寺の門が画面左端、プラットホームの白いフェンスの向こうに写っています。
つまり、この広い道と細い道が交わる交差点を斜めに横切って京阪電鉄さんの線路が通っているのです。白いラインで縁どられている道路と線路が交差する角度がとても浅いために、この踏切はとてつもなく長々としたものになっています。
ここへ電車がやってきますと、当然ながら踏切の遮断機がおります。でもこの遮断機の長いこと長いこと、あきれるばかりです。写真に線路右側の遮断機が写っていますが、全部は写っておりませぬ、右やや下方にまだまだ遮断機が続いているのです
この遮断機の長さ、ひょっとしたら日本一ではないかとGGIは密かに思っております。
なぜこんなヘンな踏切交差点が出現したのでせうか・・・先に道路の交差点が存在していたのに、そこに無理やり京阪電鉄さんが線路を交差点上に通したしまったのでありませうか、それとも先に線路が敷かれていて、そのあと道路がわざわざ線路上が交差点になるように作られたのでありませうか?
あのトマソン物件の第一発見者であるり路上観察の大家であった赤瀬川センセイがご存命であれば、氏のご意見とご高察をお聞きしたいところであります。
いずれにしましても、この奇怪踏切交差点はわが城下町の隠れたる名所であるとGGIは勝手に思っております
どうもGGIのヘタクソな説明ではなんのことか分からないとおっしゃる方は、どこがおもしろいんだ、こんなものとおっしゃる方は、あまり深く考えずに静かにおやすみくださいませ
グッドナイト・グッドラック!