UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

脱戦クラブJAPANっていうのはどう?と言ったら、そんなのふざけてると一蹴されてしまったけれど・・・

2015-12-04 01:21:29 | 日記

フランスがいわゆるISを攻撃するためにシリア・イラク空爆を開始しましたら、ドイツがフランス軍などの空爆支援と称して千人ほどを派兵すると表明、次いで昨日113日のニュースでは英国の国会がシリア空爆を可決(英国はイラクに関しては昨年9月から空爆を行っています)、可決直後に空軍機が発進とのこと、フランシスコ・ローマ法王が言っておりましたように、ますます「第三次世界大戦」の様相を呈してきました・・・

 GGIは世間を狭くしてなんとか前期高齢者としての残された日々を生きているだけでありますので不確かなのでありますが、日本では仏軍などによる空爆開始に対してたいして反対の声は挙がっていないようにおもわれます、あの新安保法制は戦争法であるから反対、集団的自衛権に反対の声が盛り上がっていた日々から、安保法制国会通過の日から、まだわずか二カ月少々に過ぎないのでありますが、テロ反対の声はあっても空爆反対の声はほとんど聞こえて来ないようであります、寂として声なしと申しては言い過ぎでありませうか・・・

 実際に大規模な戦争が起きているのに、ますます戦争は激しくなろうとしているのに、いったいどうなっているのでありせうか・・・集団的自衛権には反対だけれども,ヨソの戦争のことなんか・・・えっ、第三次世界大戦って何のこと?そんなおおげさなこと、というわけでありませうか・・・・

 などとぼんやり考えておりましたら、昨日の夕方、某氏が電話してきました

「カクカクがシカジカ、それでカクカクシカジカやけど、GGIの名前、ちょっと貸してくれない?」

「まあ、GGI(じじい)なんてどこにでもある名前だし、貸したり借りたりするようなたいそうなものでないから、どっちでもええけど」

「そうか、サンキュー、ところで肩書きを何かつけてないとあかんのやけどなあ」

「肩書かあ、たいしたものないけどなあ・・・へのへのもへのでもええけど、イチャモン老人会代表でもええけどなあ・・・」

「こら、マジメに考えろ、GGIはいくつか市民団体に関係しているやろ、某市民団体の代表者というのはどう?」

「市民団体なんて言っても有名無実に毛がはえたような実態の怪しいものやけど、それはあかん、団体の名前使うなら、いちおうメンバーの許しを得ないとあかん、でも手間がかかりやっかい、それに堂々と名乗るほどの団体でもないしなあ」

「じゃあ、何か仮の肩書き、ウソッパチでええから考えろよ」

「そやなあ・・・それならこんなのどう、仏軍がヒステリックに空爆開始しているのにこの日本にはまともに反対する市民がロクにいないみたいやから、たとえば《ダッセンクラブ・APAN》代表なんていうのは」

「脱線クラブ?そんなの不真面目や、あかん!」

「脱線やない、ダッセンのセンは線路のセンではなく戦争のセンや、脱戦クラブや、君はセンス悪いなあ、シャレやないか、わからんのか、」

「そんなものあかん、あかん、もっとまじめなのを考えろ」

「マジメなのかあ・・・それじゃなあ・・・ごく平凡に、テロと空爆に反対する市民連合、というのはどうや」

「そうか、それならもう少し欲張って、テロにも空爆にも安保法制にも反対する市民のナントカカントカの代表ということにしよう」

「えらい長ったらしいなあ、それならまだまだ反対するもの、たくさんあるけどなあ、たとえばオッサン呼ばわり反対とか、ミズムシやウオノメ反対とか・・・まあ好きなようにしてくれ、ところで貸した名前はいつ返してくれるのや?」

「えっ?何!貸した名前を返せだと・・・おまえなあ・・・」

「あたりまえやろ、借りたもの返すのが世の常やないか、ええか、用事がすんだら忘れずに必ず返してくれよ!」

などとまことにアホな会話を交わして電話を切りましたらテレビが報じておりました、「英国下院がシリア空爆を承認しました・・・米国のオバマ大統領は英国のシリア空爆参加に歓迎の意を表明しました・・・」

 夕刊にも同じニュースが報じられていました。夕刊(朝日)によれば、野党の労働党は反対していたが、労働党から60人ほどが賛成票を投じたために、結局、賛成397票、反対223票で可決されたとのことです、GGIは空爆賛成一色かと思っていたのですが、意外に反対が多いのです、投票結果からは35%が反対、労働党議員が全員反対していれば45%ほどが反対、賛否が拮抗していたことになるのです。英国の世論調査会社による調査では、11月下旬の時点ではシリア空爆支持は59%でしたが、その後は減少、12月1日には支持率は48%にまで減っているとのことです

 つまり、日本のメディアがあまり報じていないようですが、欧州では私たち日本人が思っている以上に反対の声が多いのではないかと思います。フランスでもドミニク=ドヴィルパン元首相が国営放送で反対の意を明確に表明するなど(http://8bitnews.org/?p=3661)、様々な人々が反対しているのではないかと思われます

 かようなしだいで、GGIも少しはまじめになってお遊びのつもりでつくってしまった「テロにも空爆にも安保法制にも反対するナントカカントカにも反対するナントカカントカ」とやらをちょっぴり始動させなけばと思っておりますが・・・・しかし優柔不断名人のGGI、どうなるかお約束はできかねまする

今日の写真は首相官邸前で空爆反対のデモを元気に行っているロンドン市民の姿です、NHKの11月29日のニュースから無断借用してものです、よろしければクリックしてご覧くださいませ。

グッドナイト・グッドラック!

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